バイクシート改造 アンコ盛り

「アンコ盛り」これも他にいい言葉ないかな。
さて、今回はアンコ盛りについて。
足つきは問題ないけど、座面とステップの位置が近いために膝が曲がりすぎて窮屈。
シートの高さはいいのだけど、シートの角度が前傾過ぎて知らず知らずのうちにお尻が前にずれてしまう。
タンデムシートの角度が悪いためにブレーキング時や長時間走行で前にずれてきてしまう。
アンコ盛りのメリットしては上記の問題の解決だけではなく、オフロード車などは高くすることによってスタンディングとシッティングを繰り返す時の運動量が減り結果疲労が少なくなります。
実際乗ってみるとわかるのですが、シートが高いと乗りやすく感じます。私だけかな。
走るシチュエーションにもよりますが、多少の足つきを犠牲にすることで今まで感じなかった乗車フィーリングが得られますよ。
昔のパリダカの写真です。
シリルヌブーやガストンライエなどは座面の高さなんて関係なく乗ってましたね。何かの本に座面は高いほうがいいんだって書いてあったような・・・まぁテクニックがあればのことかもしれないですけど。

ロードバイクの場合アンコ盛りと言うより角度調整的な盛りが多いですね。角度が悪いので着座位置を固定するために前を盛って後ろを下げるとかします。
最近増えたのが高速道路で二人乗り解禁に伴ってのタンデム時の不満です。
ブレーキをかけると前にずれてくる。普通に乗っていてもずれてくる。後部座席が悲しいくらい乗りにくくてお尻が痛くて快適なタンデム走行ができない。などです。
タンデムする人はライダーに比べて体重移動をする機会が少ないので、どっかり座っても疲れにくい形状を提案しています。
こちらにアンコ抜きも含めたユーザーレポートなど載せてます。
シートは張替だけではなく、形状と素材の変更で乗り方まで変わってくるパワーパーツとしてもっといろんな提案をしていきたいですね。