山の合宿所 Villa.

別荘と言うと、お金持ちの代名詞のように聞こえちゃうので嫌なんだけど、確かにこれは別荘。と言うより、少々難のある合宿所みないな物です。一応友人たちはここを「国際保養所」と呼んでくれています。まだ全然国際的ではありません。
もともとは義兄の家なんだけど、無人になったのが15年前。そのままにしておくと腐っちゃうから、何をしても文句は言わないから適当に使ってよと言われて、何でもかんでも有りの改造をして15年経っちゃった。
記録的にたまにこうしてブログに残しておこうと思う。
ダニの住処だった畳を捨てて、床は板張りにした。(フローリングと言うカッコいいものではないです)台所の棚以外はすべて廃棄して、がらんどうの広い部屋にした。小さな庭にはウッドデッキ。ウッドデッキを作っている最中に、裏のおじいさんから「これ風呂に使え」と貰った大きな釡。無理しなくても大人2人で入ることが出来る大きな五右衛門風呂。
たまに友人を誘っては飲んで飲んで食べて食べての堕落した保養を楽しんでいました。

友人が作ってくれた超合金で作ったピザ釜もある。
貰った時に比べてみると、すっかり味のある窯に成長した。

食べた後は散歩したり、夏は泳いだり釣りしたり、秋は裏山に沢山ある巨石でボルダリングもしたり色々楽しめます。

ちなみにここからバイクで1周80kmほどのループで林道(舗装が多いけどね)も楽しめます。
ここ最近は、1年に一度くらいしか利用しなくなってしまい、やはり使わなくなると一気に腐り始めてきます。
昨年の台風で水が浸入し、畳の部屋がカビの部屋に変わっていました。
このままにしておくと必ずこの家の終わりを迎えてしまうので、今回3回目の大掛かりな工事に着手した次第です。
隣の部屋との壁も取り去ってしまい、全部の床をはがします。
奥の部屋のごみは軽トラに積んで処分場へ
奥の部屋にあった、今まで見て見ぬふりをしていた物を全て処分。
そして、今回の一番の改造はキッチンの移動。と言うか、新設ですね。
玄関正面のこのキッチンが暗くてジメジメしていたんです。
なので、明るい部屋に移動することにしました。
白いのはカビ・・・床もやわやわでした。
ここは物置に変更です。
連休にビールと肉と引き換えに、労働を提供してくれた友人。
以前のたたみ部屋も良かったけど、これはこれで陽当たりの良いキッチンになりました。

相当なローコスト+やっつけ仕事です。ですが、これで良いのです。
床は艶なしのステインが塗ってあったけど、常に埃が浮いているように見えていたので、体育館のようなテカテカの床もいいんじゃないかとニスを塗りました。
写真で見るとこれも悪くないんですけどね。
テカテカです。

仕事の後の五右衛門風呂はたまりません。
風呂に入りながら飲むビールも格別です。
この日は雨だったので、お風呂の上に傘を差して入浴です。
朝風呂から眺める風景。

さて、良い感じにリニューアルしたここを、また腐らせないようにしなければと、色々考えているけど、誰かに貸すのは難しいかな。
エアビーアンドビーもあるけれど、wifiもなければトイレも和式、虫は沢山いるし・・・クレーマーに当たったらしんどいし・・。
まぁ考えているうちに何かアイデアが浮かぶだろう。