オプティマス 8R

キャンプ用品はいつでもすぐ使えるようにしておかないと気が済まない性格です。
なので定期的に持っているストーブやランタンに火を入れて調子を確認して、すぐ使えるようにしておきます。
最近はナマカワになってきて一発着火のガスを使うことが多くなったけど、着火までに手続きを踏まないと付けることができない道具も好きです。
その中の一つ。
1.JPG
貰ったのか、借りたまま返しそびれてそのままなのか忘れてしまいました。
もう自分の手元に来て20年以上経ちます。
いつもはホワイトガソリンを使用してるけど、それがなければバイクのガソリン抜いて入れれば使えます。
まぁコッフェルが真黒になっちゃうけど。
燃えているときうるさいと言えばうるさいんだけど、これが一人でテントの前で燃やしているとこの音が安心につながりますね。
それに今までジェネレーターが詰まって燃焼不良を起こしたことはあったけど、部品交換などの修理は一切なし。
不調でも、付属の工具で全て修理も可能だし安心便利ってやつですね。
タンクに満タンにしておけば、ソロでキャンプする程度なら夜のご飯と朝のコーヒーぐらいはいけます。
久しぶりにこれ持って出かけてみようかな。

ショップオリジナルシート

今回はショップオリジナルシートについてお話します。
共同開発と言う形でそのショップオリジナルの形状や仕様を決めます。
なので、同じ物が欲しい場合はそのショップ経由で販売することになります。
今回はKTMのオリジナルシートを紹介します。
バイクショップ・トライ
KTM990スパーデュークRのオリジナルシート
ノーマルシートは簡単に言うと「ゴムの板」張替えも中身の改造もできません。
すごく硬いので長距離には少しきついですね。
付属のシートは改造できませんが、シートベースを改造することでこのようなシートになりました。

ノーマルシートです。

バイクショップ・トライ オリジナルシートです。
クッション性はノーマルとは比べ物になりません。安心してツーリングに出かけられます。

別料金になりますが表皮のデザイン変更も可能です。
このシートの問い合わせは。
バイクショップ・トライ
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続いて
モーターフィールド・フロンティア
KTM690ENDURO Rのオリジナルステップシートです。


店長のブログに色々記載されています。
その1
その2
ベースとウレタンの形状から大きくアンコ抜きできないシートですが、できる限り低くしました。690のシートは一般的なシートとは違い、エッジのきいた多面体で構成されています。かっこよくはあるのですが、そのエッジが違和感になる場合もあります。なので、ステップシートにすることでエッジ感を残しつつ着座部は柔らかなRを付けた形状にしました。
このシートの問い合わせは
モーターフィールド・フロンティア
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最後に
インパラ
何台かのオリジナルシートを製作させていただいております。
KTM990DUKE


KTM690SUPER MOTO R

KTM1190RC8


装着写真がなかったのでシートのみ。
ローシートであったり、着座位置の安定のためにシートストッパーを前に出したりとショップのこだわりが詰め込まれております。
これらの問い合わせは
インパラ
全てのオリジナルシートは、マスターモデルを当社もしくはショップが保管して、同じ形状ができるように管理されております。
こうしたオリジナルシートの開発も随時受け付けております。

トレッキングシューズ

やっと買いました。
コレです。

【fiveten:5.10】ガイドテニー
今まで履いていた物はよく滑ったので、今回は抜群のグリップ力と言うのとクライミング寄りのシューズと言うことで決定。サイクリングにも良いと書いてあるし。
金華山の馬の背登山道も吸いつくように且つ軽やかに登る事でしょう。
この前、金華山の山頂でアストレアギャラリーの横山さんが買ったシューズの話を聞いて同じ物を買うつもりでいたのですが、少し欲が出て他にもないものかといろいろ探しているときに5.10を見つけました。これと同じようなステッチワークですね。

ネットでサイズを探しても国内で大きいサイズはすべて完売。
取り扱いがある近所のショップに試着しに行って在庫のある、いつも履いているサイズUS9.5を履いたがダメでした。
足もでかくなっていくのか??
結局アメリカの通販サイトで購入。
円高の恩恵で相当安く買えますね。
US9.5がかなり小さく感じたのでUS10.5を注文したけどちゃんと合うだろうか。
少し心配。
早く届かないかな。

座圧分布表 その2

前回の続きです
それぞれ3分間座ってデータが取れました。
規則としてデータをそのままデジタルデータとして貰うことができません。
改ざんしたりするのを防ぐためだそうです。
なので紙に印刷した物を後日郵送すると言うことでした。
グラフには圧力範囲の他に平均圧力変化や圧力値範囲ごとの接触面積などがあります。
さて、圧力の平均値などはそのまま数字に出るのですが、体圧分布図は平均値の図が出ません。
と言うことで肝心の体圧分布図は

「録画した3分のどこかで出力する図を選んでください」とのことでした。

と言うことはですね「仮に3分のどこかで少しお尻を浮かせた時の図を選んでもいいってことですか」
・・・
なるほど・・・・
今まで商品に添付されているのは体圧分布図のみがほとんどでした。それ以外のデータはあまり目にしていません。
別に世の中の商品に添付されている体圧分布図が全て都合のいい図を抜き出したとは言えませんが、コマーシャルとして都合のよい図を出力してもらうことは可能と言うことです。
なるほどね(1年以上前の話なので、現在は出力の仕方が変わっているかもしれません。あくまでも2009年時点での話です。)
比較写真のように体圧が多くかかっている赤色の部分がほとんどなくなり、体圧がかかっていない青い部分がほとんど占めている図なんて体重の違う別人でしかあり得ないと思うんです。
なので、今度は条件を変えての実験をしたいと思っています。
1cmのクッションと同素材の10cmのクッション。
GEL素材とウレタン。ウオーターベッドのようなものと綿の布団などです。
それらのデータと、体感とをまとめると面白いかなと思います。
やはり科学的データに基づくとはいえ人間の感覚はそれぞれであり、一般的には良いとされるデータも人によっては悪い印象となったり、ダメとされている物がよかったりします。
データに裏付けされた材料を使用しても、使用する場所、人によってその効果も変わりますね。
データがいらないと言うことではないですが、先ずは自分がよいと思った物をちゃんと作る事ですね。
最後に、あまり面白くありませんが一応報告です。
バカ正直な3種類の座布団のデータです。
この時の図は、なるべく平均に近い物を選んで出力してもらいました。
なので、コマーシャルにならない図になっています。
ほんとは一番上のデータと一番下のデータを並べて
「こんなに違うから気持ちいい!!」と言いたかったんですが・・
先ずは表の見方

それでは結果です。
一般的な家具に使用されるウレタンで作った座布団

低反発ウレタンだけで作った座布団
感触は違うけれど、一般的な家具用ウレタンと座圧分布は変わりません。

低反発ウレタンと衝撃吸収材T-NETで作った座布団
データ上はどれもそんなに違いはありません。
若干ですが、当社オリジナル座布団は赤い部分が少なく座圧が分散されている図になっています。
このわずかな差が座り心地を格段に向上させていたとしても、言葉や図だけでは伝わりにくいですね。
結局は使ってみないとわからないのです。

世の中に出回っている、このような比較写真を出せるようなクッションを当社も早く開発したいと思います。

 

 

座圧分布表  その1

こんな図を見たことはないでしょうか?

特殊な座布団やベッド、椅子などの座り心地の一つの基準として体圧分布表による比較図が商品に添付されているのをよく見かけます。
この図で言えば、赤い部分(圧力が多くかかっている部分)がほとんどなくなり青い部分(圧力が少ない)が大半を占めている図が売りたい商品に座っているときのデータとなります。
これだけ体圧がお尻にかかっていないという視覚で訴えるにはとても分かりやすい図です。
これだけお尻に負担がかからないなら楽だろうと、使う前から期待が上がります。プラシーボ効果も望めます。
しかし、実際に購入して試したけれど、商品広告に記載の体圧分布表のような効果を私が体感できないので、ずっとこの表には疑問を持っていました。
はたしてこんな具合に1点に集中していた体圧を分散させるには、どういう方法を取ればいいのか前々から気になっていました。
探していたらわりと近くにその試験場があったので、早速比較試験の予約を取り高山まで出かけました。
生活技術研究所
同じ形状で材料の違う布団を3種類製作し持ち込みました。

これがセンサーです。たくさんの圧力センサーがこの布についています。

試験する部屋の中です。

自分で座ってデータを取ってもらいました。木のスツールにクッションを敷き、その上にセンサーを置いて座ります。

座ると試験官の前にあるモニターに座圧分布表が現れ、決められた時間(今回は3分)データを録画します。
試験前にグラフの基準値や時間など細かな設定をします。座る人や使う内容によってデータを分かりやすくするためですね。
今回は赤座布団(一般的な椅子に使用されているウレタン)青座布団(低反発ウレタンのみ)黒座布団(低反発ウレタンと衝撃吸収材T-NETの組み合わせ)の3種類を試験。黒い座布団は当社のWEBでも販売している座布団で、長時間座っていれば、赤座布団や青座布団より違和感が少ない事が体感できます。長時間でなくても座ってすぐにその感触の違いもわかります。それらの違いがどうんな数字やグラフになるのか楽しみでした。

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