テレビの取材

どこまで書いていいのか分からないのでたぶんいいだろうと思う範囲で報告します。
地元ケーブルテレビCCNの取材を受けることになりました。
当社の紹介番組となります。
ただ単に当社のコマーシャルと言うわけではなく、取材いただくにあたってその理由はちゃんとあります。
内容はだいたい察しがつくと思いますし、詳しい内容は放送前にまた告知します。
撮影日も決まり取材内容も決まっていたのですが、ここは更に画面に華をと言うことでこの車を借りました。

ジャーン
市販車部門5連覇のチームランドクルーザー
本物です。
今回の取材の話をしたら、快く車両を貸し出してもらえました。
ついでと言っては何ですが、ナビの三浦さんにも出演してもらいました。
普段、カメラを向けられるこなんてないので喋りも顔もカッチカチでしたが楽しく撮影をする事が出来ました。
しかし、自分は恥ずかしくて放送見れないと思います・・・
さて、撮影中ずっと気になっていたので我慢できずに撮らせてもらった写真。
レポーターの深尾さんのピアス。

ファスナーのアジャスターです。
会社では見慣れた物だけに不思議な感じでした。
それがピアスになってるなんて初めて見ましたって言うと「勝負ピアスです!!!」っていうコメントが面白かったです。
ではスタッフのみなさん、編集しづらいでしょうがどうか男前にお願いします。

ジオン公国軍 軽機動車 PVN.3/2 サウロペルタ その2

前回では背もたれの完成まで書きました。
座面の打ち合わせはすんなりと行き、背面のディテールに合わせる形なので時間はかからなかった。
完成に近づきつつある車両が来たくて、座席は納品に伺うことにした。
昼の時間は出かけていることが多いとのことで午後7時過ぎ秘密基地に到着。
おおぉぉぉーー
例の戦車がガレージの前で大砲をこっちに向けています。たぶんすごい防犯効果を生んでいるんでしょう。
近くで見ると小さいながらも凄くきちんと作ってある。やっぱ当時あれだけ話題になっただけのことがあるなと感心しました。

そして、出来上がったシートを抱えてガレージに入り、とりあえずシートは置くだけおいて、まだ未完成ながらもその造作のすごさに感動してスゲースゲーとただ繰り返すばかり。

何度も言いますが、ほんとにすごいです。個人でここまでやっちゃうなんて尊敬します。
本人は実物大のプラモデルです。なんていうけど、ちゃんと動くし、しかも細かいところが模型やイラストに忠実に再現してある。

フロントガラスも倒れる。

機関銃・・発射可能ってことです。


仮に据え付けたシートはいい感じです。
座面と背面の切り返しがガンダムしてます。
椅子だけ目立ってますけど、外装が完成して色が入ればきちんとマッチするはずです。
自画自賛ですが、ノーマルシートでここまで表現できたのでよしとしましょう。
完成が楽しみです。
この車両はここで展示されるそうです。
静岡ホビーショウ
すごく楽しい仕事をさせていただきありがとうございました。
最後にみんなで記念撮影

ジオン公国軍 軽機動車 PVN.3/2 サウロペルタ その1

今回の記事タイトルになっている「サウロペルタ」と言う物は、機動戦士ガンダムMS IGLOO2重力戦線におけるジオン公国軍の兵器である・・・・・
ガンダム・・ジオン・・・・シャーーーー!・・・
ごめんなさい。ガンダムのことがさっぱりわかりません。
知ったかぶりして何かを語ることもできません。去年お台場に立っていたのをテレビで見たくらいです。
あと、首と片腕のないガンダムが上に向けてライフルを撃っているポスターはおぼろげながら印象に残っています。
その程度です・・・
さて、そのジオン軍の軽機動車の1/1を作っている人たちがいます。
現在突貫工事で進めています。先に紹介したこの人です。
先日の打ち合わせもベース車の三菱 i(アイ)のノーマルシートを持ち込まれて、可能な限りこのシートに近付けたいとのことでした。

ネットで拾った座席の写真。

でも、ノーマルはこんな感じです。
プリティーに丸みを帯びています。
フレームがどのように入っているのかわからないので、とりあえず表皮をはがしてウレタンをカットできるだけカットすることに。

限界ではないが、乗ることを前提とすると最低限のクッションは必要。
フレームから作れば絵と同じにできるけど、今回はノーマルをベースにと言うことなので何とかイメージに近いようにカットしていく。
この時点で2回目の打ち合わせ。

表皮の模様をキルティングにするか、つなぎにするか、ラインをどのように入れるかを関係者と打ち合わせることになった。
この打ち合わせには私はあいにく同席できず翌日製作担当者から報告を聞いたのだけど、翌日一番に出社して事務所に置いてある座席を見たら何か置いてある。




本物の座席じゃないか。本物と言っても、プラモデルか本物なのかアニメの中が本物なのか何が本物なのかよくわからなくなってきた。
とりあえずこれは1/35スケールのモデルだそうです。
どうやらこれで打ち合わせをしたみたいです。
なんか楽しそうな打ち合わせです。
しかし、こうして見ると似てませんね・・・
しかたありません。フレーム構造から違うのですから。
どこまで近づけるかなんです。
前傾していたヘッドレストは反対向きに付けることで、まっすぐな背もたれを表現できそうです。
試作をした背もたれの写真のやり取りで切り返しのラインを入れ直した。

背はこれで行くことになった。

つづく

ダカール ゴール! 5連覇!とか2冠!とかうれしいです。

チームランドクルーザー市販車向部門5連覇達成!おめでとうございます!

よーーーーく目を凝らして車内の座席のヘッドレスト見てください。うれしいですねぇここにロゴマークが付いているなんて10年前じゃ考えられなかった。それが現実になってるってのが素直にうれしいです。
そんなことより本題です
2号車の転倒リタイヤという場面もありましたが、確実かつ攻めの走りで1号車は市販車クラス1位。ディーゼルクラス1位。
ドライバーの三橋選手は2度目のクラス優勝。彼のコメントにもありますが、あきらめない大切さっていうのは本当に大事で、口ではあきらめないというのは簡単だけど実際にあきらめない精神力っていうのはそう簡単に養えるものではないですね。継続してきた彼の言葉だからこそ重みがあり説得力がありますね。
そして、1回目の優勝から5連覇まで全て当社のクッションがドライバーやナビを支えてきたかと思うと感慨深いです。(リンク先:レースの現場・・で当時サポート風景を見ることができます)
チーム菅原の日野レンジャーも市販車部門1位、10リットル以下クラス1位の2冠!

毎日の映像を眺めてるうちに昨年はしっくりこなかった南米ダカールの景色が、なんとなく今年はダカールっぽく見えてきた。なんだろう、砂漠があるだけじゃダメなんだよなぁ。うまく説明できませんけどね。南米ダカールも行って見たいなと感じた映像が多かったです。
この写真たち見るとますますそう思います。(でも、見る人、見方によっては、なんで?な写真かな)
まだまだ、こうした映像や写真を観て鳥肌立ててる自分が好きです。
やっぱ現場に行きたいですね。
この現場に自分が近づくようにもっともっと快適で機能的なクッションの開発に力を注いでいきたいと思います。
そして自分のクッションで自分が走るんですよ!

ダカール用シートのこと

ダカールに出場する車両へシートの供給と言っても、使用しているのはスパルコやレカロがついてるやん。と、しっかり見ておられる方もいると思います。そうです、シートのフレーム。いわゆるシェルはFIA公認の物を使用しています。うちが協力するのはクッション部分ですね。バイクシートは作ってしまうと現場で手直しができないけれど、車のシートの場合現場でクッションの厚み変更や、体へのフィッティング調整など様々なことができます。
なので、現場でドライバーやナビの話を聞きながら実際に座ってもらって、クッションの角度、厚み、硬さ、素材などなどなどなどを調整して1日1000km走っても疲れないシート!・・?に、なるんです。いや、絶対なるね!



1つのシートにこれだけの種類のクッションと調整パットを用意して、さらに現場で微調整します。


現場には生のウレタンも持ち込みその場でクッション製作もします。この写真はフランスのトヨタ車体のガレージにて。


とりあえず座る人の好みを記憶するために完成したら自分でも座ってみます。


一通りセッティングが済んだら、あまったクッションで簡易サポートクッションを作りレンタカーに取り付けてダカールを追いかけたりもしました。追いかけると言っても3000kmくらい走りますからね。このクッションもかなり有効なんです。


ルマンにあるJRMのガレージにもいきました。


日野レンジャー
の車内の様子
おまけの写真


これはフォーミュラーカーの座席が大きすぎてポジション眼底しないと言う事で依頼を受け、取り外しができて調整もできるクッションを取り付けたシートです。
さらに詳しい内容が知りたい方は気軽にお問い合わせください。
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