夏休みのお知らせ

当社は8/13-17までお休みをいただきます。

休みのあいだにいただいたメールは、8/18にご返事差し上げますのでよろしくお願い申し上げます。

寺尾の岩めぐり

家から近いところに寺尾と言うところがある。その寺尾には千本桜という桜街道があり、春にはとてもにぎやかになります。しかし、今は昼も夜もとても静かな場所です。
先日、クーラーの効いた部屋で昼寝をしていたのですが、このまま夜になってしまうのがもったいなくバイクに乗って、山奥であるその寺尾方面に向かって涼を求めにいきました。

山奥に来ても日差しがあたるところは暑いです。こうして写真を撮るためにバイクを止めだけでも汗が出てきます。
寺尾の峠を越え、千本桜を通り過ぎてしばらく走ると、右にこんな看板がありました。
ずいぶん昔に一度だけ上ったことがある場所です。このまま走っても暑いことだし、ここの頂上にある「七つ岩」を見るのもいいかなと、バイクを止めて山の中へ。
段々畑の跡があります。
石垣にはもっこりとコケが生えていました。
差し込む光はあるのですが、登り始めは湿り気も多く、暗く静かで少し怖いです。なぜか蝉が大量にいて、体にバンバン当たってきて気味が悪かったです。気味が悪いスパイラルに入るとろくな事が考えられず、この時は映画「ブレアウィッチプロジェクト」を思い出してしまい、気を紛らわそうとを元気よく歌うが、なぜか途中で気付くと違うのサビを小さな声で口ずさんでいたりする・・。
道はこんな感じです。
今回は赤い線の往復。約2kmです。本当は緑の線もつないで岩めぐりと言うルートになります。
いつも登っている金華山や百々が峰と標高はそれほど変わらないですが、登り勾配がきついですね。
長い九十九折れが終わってやっと分岐点へ。汗だくを通り越して、滝も無いのにそれに打たれた感じのビタビタ加減です。しかも、飲み水なし・・。まだのどは渇いていないけど、なんとなくやばいなと言う感覚はわかりますね。とりあえず体を冷やすために休憩です。ゴールは100m先なのでそこまで行きます。
七つ岩が見えてきました。なんでここにこんな大きな岩がそろって並んでいるのか不思議です。とにかく大きいです。右の岩の上に登って休憩です。
誰かがこの岩に登るためにこのはしごを持ってきたのだけど、よくもまぁこんな長いはしごを持ってきたもんだ。
はしごには5.2mと書いてあります。この岩は斜面に立っているので、反対側に回ると岩は7-8mの高さがあります。
岩の上からの眺め。岩に登らないと木が生い茂っているので見れません。
振り返って見下ろすと同じくらいの大きさの岩が並んでいます。
置かれた岩ではなさそうですが、それでもなんとなく不思議な感じはします。スト-ンヘンジでは無いけれど 何かここで昔儀式とかあったのかな・・・そう思うと少しワクワクしませんか?こうして写真を見ながらブログを書いているときはいいのですが、この場に一人でいたときは、いろんな想像をしすぎて、結局なんだか怖くなっちゃって早々に降りてきました。
急ぐとろくなことが無いのですが、この分岐点の看板が無かったら確実に帰り道を間違えていたでしょうね。登ってきた道があまりにも細くて、よく見ないと道がわからないんです。
体は疲れているけど、気分は楽だったんでしょう。不思議と下りはメドレーでいろんなえました。 歌は一応熊除けのつもりです。

それにしても、この山水の気持ちよかったこと!

ツーリング

3連休の中日、前日に思い立ち早朝4時から一路南西に向けてバイクを走らせました。特に行き先を決めていたわけでもなく、熊野古道や高野山など、なんとなく耳にも涼しい感じがする場所を目指してみたわけです。

朝4時だと、バイクで走るには少し肌寒く、上着を一枚来た。そして先ずは長良川を南下。

橋の名前が分からないけど、朝焼けに照らされて綺麗だった。

桑名東から高速に乗り、伊勢道に入ると・・雨・・雨・・ざぁぁぁぁぁぁ

連日の暑さから天気予報はまったく見ていなかった。ここで始めて天気予報を確認すると、尾鷲方面の天気予報が午後から雨。それよりも、いまここが雨なのがどうにも厳しい。まだ6時だし、カッパは持ってきてないし、服はパンツまでびしょ濡れ。一気にテンションが下がってしまった。

コーヒー飲みながら、やまない雨を眺めて「帰ろうかなぁ」ってツイッターに投稿をすると「はやっ」って即レスされるし。まぁこうして出てきたからには、何か楽しいことを考えよう。ルートも地図を見ながら色々と考えてみる。そうしているうちに雲は切れていなけど、雨は上がったので走り出す。

が、30kmも進まないうちにまた、ざぁぁぁぁ・・。高速を下りました。降りて濡れたまま屋根のあるところで少し仮眠。道路標識には鳥羽、伊勢と見慣れた地名。松坂牛でも食べようかと思っても、まだ7時台ではどこも開いていません。フェリーの文字が目に映ったので、小学校の修学旅行以来乗る機会もなかった伊勢湾フェリーに乗って、少しでも旅の雰囲気を高めてみようと思い乗船場へ。

バイクの固定。シート屋としては、いくら保護シートをかけるとはいえ、シートにタイダウンベルトでテンションをかけるのは胸が苦しくなる思いです。

出航。フェリーで海を渡るといえばパリダカ。スペインのアルへシラスやマラガなど年によって出航地が変わったりしてたな。リエゾンを終えたラリーカーが港に集まってきて、巨大なフェリーにどんどん車やバイクが飲まれていく。辿りつくのはモロッコの港。そこからラリーの本番が始まる・・・そんな風景を現場で眺めた記憶が、このフェリーにもだぶって・・・・・・だぶりませんね。やっぱり。僕の隣の席では買ったばかりのデジカメの使い方が分からないと、大笑いで大騒ぎのご婦人チームが鎮座していました。

チケットは750cc以上が片道¥4,000.うーーん、まぁこんなもんかなぁ。50分の船旅は寝ているうちに終わってしまった。チケットと一緒に「豊橋カレーうどんマップ」というものを貰った。そういえばなんか聞いたことがあるぞ。最近はやりのご当地グルメで豊橋が押しているやつだな。なので、お昼はこれを食べることに。

伊良湖に到着したら、天気は真夏。暑い。ひたすら暑いです。車の少ない道を探して、遠回りでもいいから気持ちよく流せる道を走ります。

ここはひたすら真っ直ぐな道だったなぁ。

が、そんな道はたくさんあるはずもなく、程なく豊橋に到着。豊橋カレーうどんののぼりを掲げるお店はたくさんあるけれど、どれもピンと来ない。が、市内を走り回っているうちに、バイクも体もオーバーヒート状態になってきた。駅から少しはなれたところに雰囲気の良いお店を発見。

お店の中は満員。お客さんの殆どが豊橋カレーを注文している。当たり??俺当てた??と期待して、来たのがこれです。

説明に書いてあった通り、底にはとろろがかかったご飯がある。美味しかったんですが、僕としては純粋にカレーうどんが良かったかな。まぁこれはこれで豊橋カレーうどんってことで、知ることが出たからよしとしよう。

お腹がいっぱいになって、涼しい所を走りたい所だけど、逃げ場のない太陽光と渋滞の国道・・。空冷エンジン1200ccにとってこの環境は良くないし、その熱気をもろに浴びている僕にも良くない。頭の中に地図を広げて俯瞰しても、いまいち走りたい気が出てこないので高速に乗って帰宅。

高速でピューと走れればいいのですが、いくらスピードを出してもじりじり肌を焼く太陽。たまに通るトンネルの気持ちのいいこと。ここで無理して走り続けると、経験上熱中症になる可能性もある。なので、水分補給。

こういうときのコーラの一気飲みはたまりませんね。

早い帰宅でしたが、日焼けの跡が今日のツーリングの思い出となって残っています。

今度は林道ツーリングにしよう。少しは涼しいかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

ドライバッグ 沼岩魚バッグ

さて、寒くて冷たい雨にやられた今回のツーリングで大活躍だったのがこれ。オリジナルドライバッグ

シーシーバーに括りつけられるように、バッグの中央部などにベルト通しを付けた。コレのおかげでバッグを取り付けたまま荷物の取り出しもできるし、簡単な固定ながら横触れなどもなかった。そして、今回結構雨にいじめられたけど、もちろん中身はドライなままでした。雨が降れば携帯や財布などをサッと入れられるというのも便利です。

シーシーバーに取り付けるタイプができたので、ロードやオフロードバイクの荷台や後部座席に固定するのも簡単に製作できます。お気軽に問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

金沢へ

太郎坊宮を出てから天気が思わしくない。今にも降りそうな感じ。天気予報を見ると北陸は晴れてくる予報となっている。翌日は降水確率0%。少し寒いけど、このまま金沢まで一気に走って海の物でも食べようと高速に乗った。

が、直ぐに雨・・しかもカッパを忘れるという大失態・・。天気予報はこの先晴れと出ている。だから、このまま走れば晴れてくる。そう信じてどんどん進む。お日様は見えてこないけど、どうにか曇り空の中を金沢にたどり着いた。連休初日だけど、ビジネスホテルは空室が多くすんなり部屋が取れた。

そして・・・

先ずは、この時期外せないホタルイカ

サヨリも美味しかった。

菊一のおでんも美味しかった。

カウンターに座って、おじさんとお話しながら楽しい時間を過ごしました。

・・・・金沢の夜は更け、朝起きると・・・

ザァァァァァァァァ・・・雨は0%ではないのか!?超100%な状態じゃないか。最近の天気予報はよく当たるというけど・・と言ってみても仕方がない。バイクを走らせる頃には降っていなかったのでそのまま高速に乗った途端に雨、雨、雨。しかも寒い。高速道路の両側の山にはたっぷりの雪が残ってます。気温は一番低かったところで7℃でした・・・・・・なので、とにかく帰宅を急ぐのみの翌日となってしまいました。

まぁ、そんなこともありつつ楽しい二日間でした。今回使用したシートは当社オリジナルXL-284-T44Hお尻は途中で痛くなることがあったけど、休憩を入れると痛みはリセットされ、翌日も快適な状態でした。ライダー部の厚みは30mmです。今回の工程約500kmを走ってこの結果には満足しています。シートの性能試験も楽しいんですが、楽しい事はたくさんあったほうがいい今回のツーリングでした。