ダカールラリー終了

2023ダカールラリーが終わりました。
優勝はKTMのケヴィン そして43秒という僅差の2位のトビー。
1-2-3はKTMグループに持っていかれました。
ホンダは4-5-8位と、リタイヤしたライダーを除けばトップテンにホンダーライダーが全員入っている善戦ではあったものの、表彰台に乗れなかったのはファンとしてもシート製作をした者としても悔しいところです。

勝たなければ意味がないと言う人もいますが、負けたことで2024こそ!という気分になれます。まぁ勝てば2024も!ってなるのですけど・・。
とにかくライダーもスタッフもお疲れさまでした。

そろそろ新型マシンにならないですか?ホンダさん。
次があるのかまだ何もわからないし、毎年シートの契約が更新されるのかも分からないのですが、今年も映像で見てるラリーは素晴らしかったです。

やっぱりラリーはいい。
なので9月にちょっと出かけようかと現在資料集め中。
ワークスライダーのようにはいかないけれど、シートを作る以上、より近いフィールドで自分が試すことは大事かなと思ってます。
それに初めて走る土地や、初めて見る景色には言葉にできない刺激がありますからね。
まだ体が動くうちは続けたいです。

話は変わるけど最近回数が減ってきた休日の朝ラー、朝ご飯炊きツーリング。
思い付きで始めたこれも3年も経つと目新しさが無くなってきます。
あれもしたい、これもしたい、この道具が欲しいといろいろしてきたけど、正直言うとやはり飽きてくる。
山でご飯を作るという行為そのものが楽しいのはわかってるんですけど、毎回大きな刺激を求めてしまい、食べすぎたり、考えるのが億劫になったり、そのうち行くのも・・。
こんなことで大げさに悩むことでもないし、続けなきゃいけないという義務もないんだけど、せっかくの休日の朝に朝マックとか朝定食とかではなんか幸せ感が無い。(これも好きですけどね)それが嫌なのでやっぱり楽しいことはしたい。
何かヒントないかなと読んだこれ
面白かった。
土井先生は好きで、youtube観て土井先生味噌汁を作ってみたらこれが良かったので、また違った具を持って山の上で一汁一菜をやってみようと思いました。
文中に「有限だけど無限」一杯の味噌汁を作るのに入れる具材は有限だけど、毎回作るとなるとそのバリエーションは無限にある。とありました。
これはうちの仕事にも遊びにも言えるなと思ったところです。

そうだ今度は前の晩に塩おむすび作って、山の上でコーヒーじゃなくて味噌汁1杯作るってのでもいいかな。

色々書いて支離滅裂ですが、ついでにこれも
年明けにたまたま耳に入ってきたこの歌が頭の中に引っ掛かり、こればかり聞いてる。

これも

好きな歌はたくさんあるけど、なぜかこの2曲が今年のはじまりです。

今年も色々やりますよってことで宜しくお願いします。

新米ツーリング

毎年恒例?の同級生の友人が作った新米を山で炊くツーリングに行ってきました。

見晴らしのいいところでご飯を作ろうと思ったけど、初雪なうえに猛吹雪。
タープもテントも無いのでこの場所は断念。
どんどん積もる雪の山を下りて、屋根のある場所へ避難。
友人もハンバーグや梅干しなどおかずをたくさん持ってきたのでかなり豪華なご飯ツーリングです。
今回は最近気になってよく見ている土井先生の一人お味噌汁を参考に、冷蔵庫にあるものを適当に切って鍋に入れて持ってきました。
新米ツーリングするときはこれがしたいと決めてたんです。

コトコトとご飯が炊きあがるまで煮込みます。
味噌汁のいい香りがたまりません。
100点の炊きあがりです。お米が立ってます。
やっぱりお米はおいしいです。
白飯に梅干しと味噌汁。奥にあるのはコンビニで見つけた「ウニイカ」
完璧な日本人のご飯です。

寒かったけど楽しいご飯ツーリングでした。

 

 

作ったシートでツーリング R100GSパリダカ

自分のシートを作ったので、もう乗りたくて仕方がない。
良い景色でシートを眺めたいし、遠くまで行って乗り心地も確認したい。
そうして出て行ってがっかりすることもあったけど、乗り心地に関しては今の材料と工法で毎回満足できているので、余計にツーリングが楽しい。
だからどこかに行きたくて仕方がなくなるというわけです。
グーグルマップを前日から眺めていたけど、出発間際まで行き先が決まらない。
海か山か京都か奈良か・・。
と考えながらパニアケースを装着していたら、ケースの取り付けステーのボルトのゆるみと、脱落している個所も発見。日ごろからメンテしてるつもりでもこうしたことが起きるから、特に古いバイクは手をかけていないと気付いた時には遅いトラブルを抱えることになりますね。
結局、雪が降ったら半年は通れなくなる峠越えにしました。
岐阜から大野へ抜けて、大野から越前、海沿いを走って帰ると言うだいたい400kmのコース。
紅葉がとてもきれいでした。
コースの途中にはダート区間もあります。
写真奥に見える道もダートです。ダートと言ってもロードバイクで走れるレベルのフラットなダートです。
少し寒いけど、景色と新しいシートで気分はとても良いです。

今回のシートは前作のシートに比べて、ライダー部を10mm上げて、着座部の幅は変えず前部の幅を細くしました。
タンデムの高さは前作よりも低くして、横から見て段差はありつつもタンデムのボリュームが少なくなったことでスリムな感じを出してみました。
10mm上がったシートなのですが、足つきは前作シートよりも良いです。
足がつくというか、ステップに乗せている足を地面に出す時に、前作シートより楽に出せるため、停車時も余計な踏ん張りがいらなくなっていました。
以前、アンコ盛りをして足つきをよくするという話をしましたので、こちらも読んでいただけるとわかりやすいかと思います。

黒1色はどうかなと迷っていたけど、ロゴは映えるし、3種類の素材で組み合わせているので重厚感もある。やっぱりこれも正解でした。

山越えに時間がかかりすぎて、しかも携帯ナビをハンドルに付けるのが嫌いで、だいたい毎回勘で道を探すんだけど、今回は初めて入った県道の先が通行止めで、なんだかんだしているうちに2時までご飯処を見つけられず。
やっと見つけた道の駅でにしんそば。
まぁこれはこれで、海見ながらすすって美味しかったです。
バイクシートの職人から教えて貰っていた「福井行くならボルガライス食べてみてください」を、にしんそば食べ終わってから思い出した。
また福井に行く口実ができたから良しとします。

 

 

ツーリングシーズンですね。

年中バイクは乗っているのですが、たぶん今が1年の中で、バイクに乗るのが一番気持ちのいい季節じゃないかなと思います。

相変わらず朝ラーツーリングもやっています。思い付きで始めた朝ラーも今年で3年目です。

R100GSに乗って遠くの山を目指したり、美味しいご飯が食べられるお店まで行ったり、走ったことがない道を探してグルグルしています。今年の3月に買ったばかりだけど、エンジンの奥の方以外一通りばらして組み上げたので、古いバイクだけど故障の心配もなく走っています。

一人で走る事がほとんどなんだけど、こうして昔からの友人たちと山の奥で泥だらけになって遊ぶのも楽しい。
夏に友人から譲ってもらったCRF230Fは、自分の体格からするとサイズ的に少し小さいけれど、このサイズだと山奥で落ちたり引っかかったりしても何とか対処できる。昔のような体力がないのは受け入れていくしかないです。
もう少し。雪が降るまでは山遊びも含めて乗りまくるかな。

 

R100GSパリダカで夏休みツーリング

 

団体ツーリングが嫌いではないんだけど、普段から思い付きで行動することが多く、バイクで走るにしても思いつくままの走行なので、休憩を取らずに走るとか、道路脇の看板が気になればそっちに向かうとか、そんな落ち着きのない感じで気持ちも走りもふらふらしてるので、誰かと走ると申し訳ない気持ちになってしまうので一人が多いです。

今回の工程はざっくりこんな感じ。
一応目的は3つあって、伊根の舟屋を見る。津山でホルモンうどんを食べる。そして、讃岐うどんをできるだけ食べる。この3つです。

後は通り道で面白いものがあれば見る感じです。
初日は仕事を少し早く抜けて舞鶴まで移動。
2日目の早朝よりツーリング開始。

初めて見たけど、船のガレージ付き家屋かぁ。朝起きて下に降りればすぐに船に乗って漁に出られるなぁと考えつつ、朝の静かな時間に見学できたのもよかったです。
家の中はWi-Fiもあるだろうし最新家電も並んでるんだろうけど、外から見た感じは、ずいぶん前に時が止まったままのようでした。
鳥取砂丘はなんとなく道路から見えた気がしたので立ち寄りはしませんでした。
って言うか、鳥取って始めてきたかも。特に気になるものはないのでそのまま南下です。
お昼のホルモンうどんに間に合うように走ります。
しかし、そのまま主要国道走るのでは面白くないので、地図を見て未舗装路は無理でも山を越える県道を探して津山を目指します。
県道を走るとその地域の生活も少し見れて楽しいです。
そして津山に入り、事前に調べていた有名店へ。
オープン前にも関わらず既に十数人待ち・・・他を探しても面倒だし、待つことに。
ものすごい感動はないけれど、ホルモンは甘くて絡むたれも美味しい。
これで2個目の目的は完了。
そうそう、目的ってほどではなかったけど、うどん県に行くためにしまなみ海道を走ること。
随分前に走ったことはあるんだけど、その時は四国側から渡ったので今回は本州側から。
僕だけかもしれないのですが、同じ道でも走る方向が変わるだけで風景が変わって見えると思ってます。
半島を走るときもそうです。右回りと左回りでは景色の表情が違うと感じます。振り返って見る景色と急に現れる景色では感動も違ってくるんです。
人それぞれだけど、同じ景色も方向かえると新しい感動があったりします。
普段の生活では感動が少ないので、出かけたときに一つでも多くの感動が欲しいという欲張りな考えでなんです。
しまなみ海道走っていて目に入る風景は本当にきれいでした。
夕方の良い時間帯だったってのもあるかな。
ホテルに到着して少しバイクの調整。
エンジンは全く問題なく調子がいい。若干オイルの消費が早いかなと思うけど、足りなくなるレベルではない。
調整はテストもせずに交換してきたシフトペダルのラバーの位置。
どうも動作がしっくりこない。数ミリのことなんだけど高さ調整。
試走して感触が良かったのでこれで調整完了。

最終日。
まぁ一番の目的はこれと言っても過言ではない「うどんの日」
食べられるだけうどんを食べてみようの日です。
グーグルマップにはめぼしいうどん屋さんをピン止めしたけど、しすぎて選べなくなってしまった。
なので、早朝よりうろうろしつつ、開いてるうどん屋さんがあったら入ろうという事前調査もまったく無駄なやり方で食べていきました。
釜あげ 釜玉 かけ 冷ぶっかけ 冷ぶっかけに関しては昨夜の締めのラーメンの代わりに食べたやつです。
うどんも3杯食べたらもう無理です。
どれも美味しかったので幸せです。
実はうどんを二杯食べた時点でお腹パンパンでもう無理ってなり、しかし、時計はまだ8時前だったこともあり、ずいぶん昔に四国をグルっと回るラリーに何度か出た記憶がよみがえり、少し林道を走ってお腹をすかせてみるかなと山へ。
国道から県道へそしてそれらしい脇道へ入ってしばらく行くとこんな未舗装路にあたり、気持ちよくGSを走らせることができました。アドベンチャーバイクはこういう時に良いですね。オンロードでも距離を稼げるし、こうした道も気にせず入っていける。
しばらく遊んで、最後の1杯を食べ帰路へ。

そうそう、最近はテストテストとシートのことを考えながらではないのですが、やはり乗っていればお尻の違和感には敏感にならざるを得ず、今回は1,500km程度のツーリングで思ったのは、結局いつも自画自賛になってしまうのですが、本当にこの感触を味わってもらいたいなということですね。
ダカールスペックの加工を施したシートが、ユーザーにとって私と同じように感じるかは無理があるかもしれませんが、ノグチシートが製作するシートがこれと同じものである以上、自分が納得できているものを提供できているという安心につながります。
要はラリーやツーリングで自分が試して良いと思うものをお客様に提供できてるというだけでいいのです。

もう一つ。
これは偶然でしたが、雨の日は乗りたくないのでずっと雨を避けていましたが、今回はやられました。
しかも、ホルモンうどんを食べている時間だけにゲリラ的に雨がドバーっと来ました。
ウルトラスエードはびしょ濡れです。
手で拭ってもどうしようもないぐらい濡れています。
暑いけど仕方なくカッパのパンツだけ履きました。
それ以降雨は降らず、2時間半くらい経過したところでカッパがあまりにも暑くて脱ぎました。
座面は多少濡れていましたが、それほど気にならないレベル。
ホテルに着くころには座面も乾き、パンツも湿っていません。
これはウレタンの防水加工が施してあることが大きいです。
ウルトラスエードに保水するだけなので、乾きも早いんです。
蒸し暑い曇り空だったので時間がかかったけど、カラッと晴れてきたらウルトラスエードの水気を拭き取れば1時間足らずで乾くと思います。
湿った状態でウルトラスエードに座ると色の移行が少しくらいあるかなと思いましたがこれも皆無。
実験ではいろいろ試していたけど、今回こうして実体験としてウルトラスエードの乾きの早さや色の移行の無さが分かりよかったです。
写真ではウルトラスエードの座面が荒れているように見えますが、走行後に少し湿らせたタオルでシート後部から前に向かって毛並みをそろえるようになでると本来のきれいな座面になります。
この季節は特にビニールレザーだと蒸れが生じますが、ウルトラスエードは休憩なく数時間乗り続けても快適です。

そんな感じで、今回のツーリングは美味しかったし、良いもの見れたし、シートも良かったという事で夏休みの報告を終わります。