NOREVのミニカー

NOREVというミニカーメーカーって知ってますか?
フランスの完成品ミニカーメーカーです。まぁ生産は中国みたいですけどね。でもいいんですそんなことは。
さて、そのメーカーからまた発売されました。
日野レンジャー
今回で3台目。
おかげさまでうちのシートクッションを6年ほど前から愛用いただいていており、車体にステッカーを貼ってもらっていました。


もちろん発売されたミニカーは全部購入済み。


2005出場車両


2007出場車両


これが最新版の2009出場車両
小さいながらもうちのロゴがなんとか判別できる!いやーうれしいねー。


トレードマークの鯉のぼりもちゃんとついてます。


スペアパーツのラヂエタのプロペラまで。




初回バージョンを手に入れた時はうれしくて、こんな風にモーリタニアの砂を入れてモーリタニアの砂漠でスタックするレンジャーを演出してみました。




最新版のリアと下の2007モデルのリアゲートとでもいうのでしょうか、それを見比べてみてください。ハードリアとソフトリアのディテールの違いわかりますか。


ミニカーのクオリティは写真で見てもわかるように細部にわたる再現。その緻密さに眺めるだけでため息が出ます。
ちなみに実物はこんな感じです。




通常のバケットシートとは少し違ってサポートクッションがヘッドレストはじめサイドにたくさん付いています。ドライブ中の姿勢が一般的なレーシングカーと違うため、カミオンのドライブに合わせたセッティングになっているんです。
カミオン(トラック)は日本ではあまり注目されないけど、ヨーロッパではけっこう人気のあるカテゴリーなんです。
実際走っているところを見たけど、ものすごく速いのこれが。でかくて速いからその迫力たるやもうなんというか・・・映像をどうぞ。

これはロシアのカマズ。映像からもその速さや走破性がわかるかと思います。
日野レンジャーのクルーたちはすでに現地入りしていると連絡がありました。
リニューアルした日野レンジャーで南米ダカールを制してほしいですね。
2010元旦スタートのダカールに注目です。

ダカール用シートのこと

ダカールに出場する車両へシートの供給と言っても、使用しているのはスパルコやレカロがついてるやん。と、しっかり見ておられる方もいると思います。そうです、シートのフレーム。いわゆるシェルはFIA公認の物を使用しています。うちが協力するのはクッション部分ですね。バイクシートは作ってしまうと現場で手直しができないけれど、車のシートの場合現場でクッションの厚み変更や、体へのフィッティング調整など様々なことができます。
なので、現場でドライバーやナビの話を聞きながら実際に座ってもらって、クッションの角度、厚み、硬さ、素材などなどなどなどを調整して1日1000km走っても疲れないシート!・・?に、なるんです。いや、絶対なるね!



1つのシートにこれだけの種類のクッションと調整パットを用意して、さらに現場で微調整します。


現場には生のウレタンも持ち込みその場でクッション製作もします。この写真はフランスのトヨタ車体のガレージにて。


とりあえず座る人の好みを記憶するために完成したら自分でも座ってみます。


一通りセッティングが済んだら、あまったクッションで簡易サポートクッションを作りレンタカーに取り付けてダカールを追いかけたりもしました。追いかけると言っても3000kmくらい走りますからね。このクッションもかなり有効なんです。


ルマンにあるJRMのガレージにもいきました。


日野レンジャー
の車内の様子
おまけの写真


これはフォーミュラーカーの座席が大きすぎてポジション眼底しないと言う事で依頼を受け、取り外しができて調整もできるクッションを取り付けたシートです。
さらに詳しい内容が知りたい方は気軽にお問い合わせください。
こちらも

2010 ダカール

ダカールの季節になってきました。
レースの商標がダカールになってから何年経つんだろう。パリダカの方が知ってる人多いよね。
ずっと前からパリダカに憧れていて、いまだに自分の熱が冷めていないって言うのもたいしたもんだなと思ってます。
何度も現場には行ったけど、やっぱりいつか参加者と言う主役になりたいからね。
話がそれた。
ここ数年お手伝いをさせてもらっているチームやドライバーから参戦発表の連絡があった。
ジャパンレーシングマネージメント
プレスリリースを読むと68歳になる菅原さんはあれだけヘビーだったタバコ止めたみたいですね。記録更新のみならず好成績を期待します。

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チームランドクルーザー
5連覇を目指して今年も2台体制。
第一ドライバーの三橋さんは調整も兼ねてフランスからモロッコへと現在砂漠の感覚を戻す練習中。レース車両のシェイクダウンで新しいクッションのリクエストがあったので製作して送りました。


そして、池町佳生さん
単身アルゼンチンへ出向き自身の交渉によって座席を獲得。
日本人唯一のスーパープロダクションクラスエントリーとなった。
しかし、この車カッコいいね!来週はまた現地で走行試験だって言ってました。期待してます!

日本人のバイクのエントリーがないのが寂しいですが・・・いつか・・そういつかなんです。
世界的不況や相次ぐメーカーのレース活動撤退のニュースを良く聞くけど、それでも400台強のエントリーがあるってのもなんか嬉しいですね。
ダカールラリーの日本語サイトです。
コマーシャルです
レース車両のクッション開発で使用したフルバケットシートも販売しております。

また延期??中止??

On FASC officail website, they issued out that Takalimakan rally will
be delayed and be held next year. but the confirm date of this rally
didn’t be told.
I heard from Mr. zhu and Takalimakan company, they both said this
rally will be held between April and May 2010.
the following is the website news of delay news.
http://www.fasc.org.cn/bulletin/2009-09-16/266494.html
まぁこの内容ではある意味中止ですね。
2009は中止で2010に仕切り直して開催すると言う考えの方がいいです。
先のダカールのように現場で中止を告げられるよりはいいのかもしれない。
慌てて準備をして、慌ててバイクを作り、多くの人に協力をしてもらって、いよいよ神戸に荷物を運び出港と言う時点で延期の発表。
時間が延びたおかげで練習時間が増えて少なからず勘も少し戻ってきた、ような気がしていた。
毎週末の山トレーニングも楽しくできたし、何より久しぶりに会う友人から「体つき変わったね」と言われるのが嬉しかった。
そんな感じでレースモードはいい感じで高まってきていたのに、とりあえずスイッチオフです。
タクラマカンに関してはですね。
そうです。
代替案を急いで調べているところです。
中国の事をとやかく言ったり、ウルムチが・・誰が・・何が・・・とか言って怒りを何かにぶつけることで自分を落ち着かせることはくだらないからやめておこう。
面白くないことは確かだし怒りたくもなるけど、エントリーすると決めたその時点でリスクも理解したのは自分だから怒っても仕方がない。
それよりも、こうしてラリーに出ると決めて用意してきた道具や体や気持ちがいまここにあるんだからどこかで使わなきゃもったいない!
極端な前向き思考はまわりを疲れさせるのであまり好きではないけど、気持ちの切り替えは必要なのでひとまずタクラマカンは置いといて、ちょっと深呼吸でもしていろんなことを考えてみよう。
とにかくちゃんと準備だけはしてあるんだから焦ることはないな。
行くと言ったら行く。ここを走るんですよ。ここ!

豪華なピットクルーつきレース

ウルムチ・・・
注射針の通り魔・・・デモ行進・・いったいこの国はどうなって行くんだろう。
また、この地域のニュースが世界を賑わせています。
ラリーとかの問題じゃないよな。
まぁ様子をうかがうこととして僕は最終目的に向かって練習に励むわです。
と言うより、なんだかバイクブームがやってきた感じで、毎日乗るのが楽しいし妄想することも(もちろん砂漠走っているイメージですよ)楽しくていろんな思いが膨らむばかりの40歳を送っています。
さて、2週間前のレースは数年ぶりに出場したレースと言うことで気持ちも体もバラバラで、リアブレーキもまともに使えず練習走行の数周で壊して、本番はリアブレーキなしという罰ゲームのようなレースになっちゃった。
今回は信州マウンテンパークでのレース。
そして、今回は強力な助っ人がわざわざ駆けつけてくれた。


三橋淳。 【 HP  Blog 】
今回は友人が応援に来たと言うより先生だな。
練習走行が始まり3周くらい走ったかな。
ひとまず車まで戻り「先生」のお話を聞く。
詳しく書くとどんどん長くなっちゃうので要点をいくつかまとめると・・
腕が上がりにくくするためには、今走ってきたように肩や肘は張らずに、グリップは手首に近い所の手のひらでハンドルを前に押すように握り・・・アクセルをいつ閉じているかを認識して・・・・コーナーを速く走ろうと思うんじゃなくて、しっかり減速してコーナー途中で速度が足りないならアクセルは開けて行く・・・
まだあったな、飛んだことのないジャンプなんか飛ばなくていい。
周回を重ねるうちに飛べるイメージが沸いてくるからジャンプはそれから。
腹筋で走ると言うこと・・・・・・・
着座位置の関係・・・
何故それをするのかを、具体例を挙げて説明してくれるからすごく分かりやすいし直ぐにできることを教えてくれるから実践したくなる。
まだ残っていた練習時間を使って言われたことの復習をして、本番レースでできるように頭の中で整理しながら走った。
もちろんこうして出場するレースは勝ちたいと思うけど、気持ちばかりじゃ怪我もするしバイクも壊しちゃう。
勢いだけで走ってきた昔のようにはいかない面もある。
目標はラリーでの完走。
このブログも一応ラリー参戦ブログなのでエンデューロ必勝ブログじゃない。
ラリーの毎日をいかに楽しく走ることができるか。
もちろん毎日楽しいのはわかっているんだけれど、手に豆ができたり、お尻が痛くなったり、おなか壊したり・・・いくらでも楽しさを半減させる問題は起こりうる。
それらの問題をどうやって対処対応していくか、気持ちの問題が大きいけれどそれだけではない面もある。
うちが作っているカスタムシートもその一つだな。
疲れないシートも大事だけど、疲れない走り方や転ばない走り方も大事に決まっている。
今回はいい勉強になった。
それに、上手くなった気がするからまた乗るのが楽しくなってきた。


・・・・・・・・・・・・・・
結果ですか?
はいはい、また最下位です。
今回も言い訳させてください。
1時間2ヒートのレースで、1ヒート目はそうは言っても真ん中あたりより下くらいかな。
自分としては悪くないと思っていた。
2ヒート目で少し頑張ろうと思ってスタートした瞬間!
ボボボッ・・・
あーーーーーっ 
プラグ終了。
パーンパーンってレーシングさせていたし、カブル要素なんてないはず・・・が、カブリました。
そんなもんなんですか?
そんなもんなんですよね。
歩いてプラグを取りにいき、付け替えて走ることができた時にはトップは3週目。
でもいいんです。
せっかくここまで来ていろいろ教えてもらったんだからゴールまでは走らないとね。
集中し続けるってのもラリーでは必要な要素ですしね。
そして、表彰式。
家族も同伴だったので子供が周回チェックの所で「おとーさんがんばれー」って声を上げていたので、家族の応援が素敵でしたと「アットホーム賞」なんて貰っちゃいました。
ちっちゃなレースクイーンがとても可愛かったです。
山の中の小さなコースでしたが、レース全体もアットホームな感じで素敵でした。
まだまだラリーまで練習は続く・・・・