【Half&Half Stool】 創作椅子№2 完成

以前書いた記事の続きです。
木と樹脂の融合・・
完成しました。
結局と言うか、それしか考え付かなかったのでスツールにしました。
脚の製作は「TOKOTOWA」にお願いをしました。
ものすごく抽象的な僕のイメージを、しかも言葉だけで伝えて作ってもらいました。
逆の立場ならプレッシャーで倒れそうになるのですが、頑張って作っていただきました。
TOKOTOWA社長のブログはこちら
真鍮の丸棒を使って、座面を浮いた感じが、この半分透明の椅子のイメージぴったりです。
ありがとうございました。

透明な感じと、木部のしっとり感を一緒に写すのって難しいですね。


木と樹脂で半分半分なので【Halaf&Half Stool】と言う名前にしてみました。

いやいやどうして、かっこいいじゃないですか。
と自己満足度はかなり高いです。
なーんだ・・という方もいるだろうし、欲しい!って言ってくれる方もいるでしょう。
売れる売れないを考えるのも大事ですが、創作する楽しさが先ず第一ですね。
そうじゃないと、人生楽しくないですかね。

アンプカバー

いろんな物のカバーの依頼を受けることがあります。
大きな物では、ロケットや戦闘機のカバーなどがあります。写真が載せられないのが残念ですけどね。
今回の依頼はアンプのカバー。
屋外で雨にあたったり、埃が入ったりしないようにと、移動中に傷が付いたりするのを防ぎたいとの事で依頼がありました。
以前、椅子の製作を依頼していただいた粥川なつ紀さんのカバーを作らせていただきました。
自分で言うのもなんですが、とても可愛く仕上がっております。
女性にはアンプの重量がかなりこたえるとの事だったので、丈夫なベルトを出して両手で運べるようにしました。


ハーネスもカバー内に収納できます。


爪が・・ということでしたので、ファスナーに葉っぱの取っ手を付けてみました。
ピンクのレザーにホワイトの糸でダイヤキルトの仕様です。
カバー本来の機能はもちろんですが、どうしても機能やコストに優先されて重要視されないカバーにも、やはり可愛いさやカッコ良さも絶対必要ですよね。
同じようにアンプのカバーがなくて困っていた、粥川さんとよくデュオで演奏される岡田治郎さんのアンプカバーも作らせていただきました。
音楽に疎いので岡田さんと言う方がどのような方か知りませんでしたが、粥川さんから岡田さんの素晴らしさを聞いて、ベーシストでは国内NO.1と言っても過言ではないそうで・・。
なんとなく、そんな方のカバーを作らせて貰ったと思うと嬉しくなってしまいます。
そして、ある時この二人のライブのお手伝いをされた、もっか売り出し中のギタリスト小川貴仁さんがカバーを見て「欲しい」となっていただき、当社で打ち合わせをして作ったカバーがこれ。

黒い丈夫なビニールレザーに、まぶしい白のパイピング。

しかも、まだ実験段階なロゴ入り!いろんな物に使っています。
とても喜んでいただきブログでも紹介してもらいました。
追記です
超多忙な岡田治郎さんより使用中のカバー写真を送っていただいた。


かなりやれてますね・・と聞くと、ほぼ毎日、かなり酷使してます。
との事でした。
そう言われると、うちのカバーが、そんな酷使にも耐えて雨や埃からアンプを守っているわけで、うれしいですね。
こんな感じで、アンプに限らず衝撃吸収材入りのカバーや、既製品では合わない、満足いかない方、いつでもお問い合わせください。

チョークバッグと小物入れ ボルダリング

チョークバッグの新作ができました。

コットンのような風合いの生地とスエードを合わせた、ナチュラルカラーのチョークバッグです。
ハイパロンコートされた丈夫な、ナイロンの中袋がある2重構造です。

大きさは、開口部160Φ、高さ200
使うときはこんな感じで口を開けて置きます。
安定感のある大きさなので、チョークをつけるときに簡単にバッグが転びません。

口元にマジックテープが付いているので、ワンタッチで口が閉じます。


終うときは口元を閉じて、くるっと丸めてバックルで止めればチョークがこぼれません。
もちろんブラシホルダーも付いています。



カラーはいろいろあります。人気商品は早く無くなってしまうのでお早めに。
価格 1個¥5,500
このチョークバッグはクライミングジム魚道で販売しております。
現物が置いてありますので、ご購入は直接ジムへお問い合わせください。

もうひとつの新商品


同じ素材のパッチワークでできた、小物入れとシューズバッグ。
こちらも近々に魚道で発売します。

GA-01 ガソリン添加剤

GA-01の取り扱いを数年前からしております。
また、製造元のタービュランスの石井さんとは、10年以上前からお付い気合いさせていただいております。
この石井さんと言う人は、オーストラリアンサファリ、パリダカなど海外ラリー完走率100%なんです。
パリダカ出場前には、一緒にパリまで車検会場や、雨続きでドロドロになってプロローグランの観戦などをした記憶が懐かしいです。
そんな、車やバイクに精通した人が開発したガソリン添加剤が「GA-01」です。
さて、本題です。

このGA-01。先ずは自分でその効果を確かめてみました。
ガソリンに混ぜるだけなので使用は簡単。混合量の早見表も添付されていますので面倒な計算もいりません。
社員の乗るVOXYのカチカチ言うノッキング音が消えるか確かめてみました。
規定量を入れ、2度目の満タンにした頃、気になっていたカチカチ音が消えました。
それから2年経ちますが、今のところ気になるような音は発生しておりません。
参考写真です


GA-01使用後のピストンヘッド


GA-01使用後のバルブ


GA-01使用後のノズル
詳しい説明はこちらからどうぞ。
常時在庫しておりますので、お気軽に問い合わせください。

籐の張替 ラタン RATTAN

当社では籐の張替えもしております。
籐の椅子と言えば、この椅子が最初に頭に浮かんできます。

トーネット№14 曲げ木、ノックダウン方式、生産台数・・この椅子だけでも語る事がたくさんありますが、今回は籐の張替について。
籐張りの初期はこんな張り方をしてました。今でもこうした張り込みをしているメーカーもありますね。
残念ながら、当社では今のところこの技術がありません。

一本一本手で編み込んでいきます。
最近のトーネットは、コストダウンのあおりからか、それとも張替のしやすさからか、籐の張り方が昔と違うようです。
1:30辺りの映像をご覧ください。

これからご紹介する張り方と同じようです。
さて、こんな感じで破れてしまった籐で困っている人も多いかと思います。

カナディアンカヌーの座面

ロッキングチェアーの背面と座面

ダイニングチェアーの座面
これらの張り込みは、一般的にはこのようになっています。

木の溝に籐を押さえこみ、タッカーで固定します。
はみ出た籐を切断して、溝に糊を均一に塗り込みます。
そこに溝を埋めるように籐芯を打ちこんでいきます。
はみ出た糊をふき取って完成です。

はがした現物はこんな感じです。
籐芯は糊でカチカチに接着してあるので、ある特殊方法で傷なく取り外しができるのが当社の特徴です。
決してドリルやルーターでフレーム傷はつけません。
はがした後はこれらの材料の中から選んで張り込みます。

網目はこのように、かご目や四つ目のサイズ違いから、張り込む際に必要な籐芯も各種太さを取りそろえています。


ただし、全体の塗装はしておりません。シロ(材料色)のままでの張替となります。
張る時も少し工夫があり、仕上がりは叩くと音がするくらいパンッと張りが出るようにします。
張替のお問い合わせは