ドゥカティ ムルティストラーダ MULTISTRADA 1200 ENDURO

Multistrada-1200-Enduro-MY18-Red-01-Model-Preview-1050x650

Ducati MULTISTRADA 1200 ENDURO

ムルティストラーダ1200のシート改造の紹介です。
キャプチャ標準のシート高は870mm
今回はオプションシートの850mmを20mmアンコ盛りをして、着座部より前を標準シートより細く側面を多く削ぐことで、快適なライディングポジションと足つきの両立を図ろうという事になりました。
IMG_5630 IMG_5631右が標準シートで左が同じ高さで前部の幅を詰めたシートです。
着座部の幅は殆ど変わっていないので、広い座面に安心してお尻を任せられます。
IMG_5632 IMG_5633実際に跨がせていただきました。
脚が標準シートより車体近くに降ろせるため、高さは同じでも改造シートの方が安心して足が付けると感じ、お客様も同様の感想をファーストインプレッションで言われました。
シートの生地はB-33+B-35
適度なグリップを有するグリップレザーを使用しました。
白糸のダブルステッチがアクセントとなっていい感じに仕上がったと思います。

IMG_5634

 

 

 

 

バイクシートの注文の仕方

 

バイクシートを注文したいんだけど、どう説明したらいいのか分からない。というお話をお客様から聞きます。
*とりあえずお尻が痛いから何とかしたい。
*足つき性を改善したい。
*シートカバーが破れているから張り替えたい・・・

このような要望を言っていただければ、それに合わせた提案をさせていただきます。

明確にこうしたい!という希望がある方は以下のような指示をいただきます。
これらの例が皆様の参考になれば幸いです。

1.当社の加工例インスタにある写真をメールに添付して
「これと同じ仕様が良い!」 というオーダー方法です。
車種が違っても「こんな感じの色やデザインがいい」と言っていただければ、提案もしやすいです。

DSC_0548

 

2.シートに直接指示を書いてもらう。
写真のようにシートに直接テープなどで切替ラインを描き、素材の指示、ロゴの位置などの指示があると間違いも起きにくくなります。カバーに直接ペンで描いてもよいです。形状変更がある場合は、ここを削る、ここを下げたい、などの指示も同時に行なえます。
unnamed

 

3.イラストで指示をいただくこともあります。
オーダー前にこんな感じにしたいんだけど可能かな?とか、イラストつきで質問があると見積もしやすく、不可能な部分はそのイラストに当社が書き加えてお客様へご返事させていただきます。
Photo_seat

 

4.刺繍の糸色のオーダーも可能です。
ステッチラインの指示や、刺繍の位置などかなり細かなオーダーにも対応します。
特に刺繍は自社で加工できるので、オリジナルの刺繍も広い範囲で対応しています。
キャプチャ

5.第一希望だけ伝えるというのもありです。
カタログ写真を使って、ペイントソフトで簡単にラインを引き「緑のラインでアンコ盛をして欲しい。デザインはお任せするから 後はよろしく」でも構いません。
pic-color01

6,当社で打ち合わせをする。
直接来ていただければ、素材の提案から完成イメージまでより具体的に打ち合わせができます。バイクで来てもらい乗車姿勢から考えたり、シートだけ持ち込んで打ち合わせも可能です。

ただし、当社での打ち合わせは事前に予約をお願いします。
担当者が不在の場合、ご迷惑をおかけしますので宜しくお願いいたします。

オーダー品というものは注文する方とされる方の意思の疎通が第一です。
希望した物と違うということがないように打ち合わせは慎重に行なっております。
問い合わせはメール ファックス 電話 どんな形でも構いません。
バイクシートについて相談があると言っていただければ、当社の専門スタッフが対応させていただきます。

電話での問い合わせですが、やはり最低でもお名前と車種をはじめに伝えていただき、そこから相談内容を話していただけると電話を受けるほうも気分が良いです。

先ずは問い合わせフォームからお気軽に問い合わせください。

携帯のメールアドレス(docomo.ezwebなど)からだと当社からの返信メールが届かない場合がありますので、PCメールもしくはGmailなどのフリーメールから問い合わせください。
いただいた問い合わせに関しては必ず返事は致します。返事が来ないと思ったら迷惑メールフォルダーなどを確認してください。

DUCATIハイパーモタードのシート改造  HYPER MOTARD SEAT

ducati_hypermotard

DUCATIハイパーモタードに乗られるお客様から、シートの大幅な改造の依頼がありました。
100mm近くシート高を上げたい。
さすがに100mmは無いとしても、お話を聞くとタンクの上にシートが被るまでは盛りたいとのことでした。
なので、打ち合わせの上、シートベースの前部を増設することに決定。
この作業はお客様のほうでされました。
IMG_7755これがノーマルシート。
IMG_7743アルミ板で延長されたシートベース。よく見ていただくと、後部の取付金具もウレタンを厚くする為にワンオフで製作されています。
IMG_7748IMG_7749ノーマルのウレタンを製作されたシートベースに乗せるとこんな感じです。
大丈夫かなと言うくらい盛らなければなりません。
IMG_7852ウレタンの成型と同時に、シートベースが外側に張り出している部分を熱で変形させました。この場合は、できるだけフレームにシートベースを近づけたいと言うことで10mmほど内側に入れました。
IMG_7854裏から見るとこんな感じです。
IMG_7949でかい!185cmの私でも躊躇する高さです。
IMG_7857お客様に跨っていただき各部の形状をつめていきます。
IMG_7946隙間のチェックや同時に生地の切替位置を決めていきます。
IMG_7856IMG_7948IMG_7755こうして比較すると高さの違いが一目瞭然ですね。
IMG_8351そして完成。
座面はウルトラスエード(アルカンターラ)、膝が当たる部分はG-02を使用しました。
先日、鈴鹿サーキットでフリー走行をされたそうですが、ポジション、操縦性、全てにおいてご満足いただけました。
IMG_8353IMG_8350写真では分かりづらいのですが、シート側面とタンクのシュラウドの面が良いつながりをしており、サーキットやワインディングでの膝の動きにもひっかかりなどはなく、かつグリップ良くホールド出来る形状になりました。
IMG_8349何度かのやり取りを経て、お客様が満足し末永く使えるシートになったのは当社としてもうれしいです。

 

DUCATI 1199 張替

111117_news_ducati02

ストックのままだと滑るのでスポーツ走行が楽しめない。と言う事で、滑り止め効果の高いビニールレザーでの張替となりました。

ducati1199 (1)

 

ducati1199 (2)

 

ducati1199 (3)

ビニールレザーは最新の素材 G-02 http://a-seat.jp/bike/bike3-a.html  グリッパーシートです。若干の艶があり、テキスタイル風な表面シボ(模様)です。

※DUCATI 1199のシートは少し特殊なので、張替や改造をする場合、少し条件がつきます。1199のシートについてはメールでお問い合わせください。