トゥアレグラリー2019の費用など Budget of TuaregRallye2019


まだスタートまで100数十日あるというのに、早々とエントリーも済ませ、サポートチームにもレンタルバイクのーオーダーを入れました。
(ルートを作る試走隊からの写真です)

海外ラリーを考えている人の何かの参考になればという事で費用についても書いてみます。
サポートチームのMEMOTOURSに3,905€
これにはレンタルバイク(ハスクTE501)や整備、集合場所(アムステルダム?)からアルジェリアまでのエアチケット、軽食その他レースに関するサポートが含まれます。

マシンはラリーに必要な装備が全て備わっています。
しかし、私は前回少々窮屈なポジションに困ったのでハンドル、さらに途中で故障した経験があるので予備のGPSを、そしてスペシャルなシートを事前に送ります。これらの総額で¥40,000程度です。ちなみにGPSは予めレンタルマシンに装備されているため、それと同じ物を買って日本で操作の練習も兼ねると言うのもあります。なので、ebayで程度の良い中古を探したので安く上がっています。


そしてオーガナイザーに支払うエントリーフィーは、私がエントリーするプロクラスで2,190€
そして、ホテル利用の場合720€が必要になります。
テント泊も可能なのですが、前回ホテルの庭でテントを張って寝ている光景を見てるので、せっかくホテルがあるならくつろげるほうが良いので部屋を取りました。ホテルも何もない場所ではみんなと同じブッシュキャンプとなります。その場合のテント用具一式は費用に含まれています。
これらの合計2,910€

これにライディングギア一式を新品で揃えるとだいたい¥150,000くらいですね。普段使っている装備そのまま持っていけばこの費用はかかりません。
私の場合、数年に一度のお祭りなので装備は新品に。しかも、新型はいろんなものが軽くなってるので、体力を考えるとやはり新型で行こうとなるわけです。
ここまでで100万を少し超える程度です。

あとは、集合場所までの往復エアチケット、レース前後の宿泊費、程度なので余裕を見て30万くらいかなと思っています。なので、合計¥1,500,000が全部ひっくるめた予算となりそうです。
まとめるとこうなります

前回参戦したモロッコやチュニジアよりは少し割高ではありますが、私にとってはそれだけの魅力がある冒険なのでこんなものかなと思っています。


アルジェリアはビザが必要なのと、ビザ取得が少々やっかいな感じがあるので書類が揃う12月になったらすぐに動こうと思っています。

あとの準備と言えば、とにかく毎週バイクに乗ってレベルアップというより体を慣らすことに重点を置いています。順位云々より「ラリーをちゃんと走る」が目標なので!
つづく

 

 

 

 

準備開始! Go for Tuareg Rally 2019-Algeria!

2019トゥアレグラリーにエントリーしました。


トゥアレグラリーはこれで3回目。準備くらい黙って進めろよ、と言われそうですが、こうして書くと気分的にもピリッとして良いんですよ。完全な自己満足です。

私が参加した1回目は2012  舞台はモロッコ

2回目は2014  舞台はチュニジアでした

そして3回目となる2019Tuareg Rallyの舞台はアルジェリア!

アルジェリアと言えば・・
パリ・ダカールラリーは1979第1回から第10回までパリ-アルジェ-ダカールというルートでした。当時憧れたパリダカのほんの一部だけど、アルジェリアを走るというのは私の夢でした。

それともう一つの理由
なぜか捨てられずに、自宅のガレージにずっと貼ってあった紙切れが一枚。
これは私の母校、関商工高校の卒業式に担任の森先生から貰ったお祝いカード。
校歌は詩を見てもメロディが思い出せないけれど、インクがほぼ消えてしまったお祝いメッセージはずっと覚えていて、
「・・・野口がパリダカに出たらアルジェリアの砂を土産に持ってきてくれ」
と書いてあります。
私の唯一の恩師と言える森先生は若くして亡くなってしまったし、砂を持ち帰ったとしても、わざわざ先生のお墓に持っていくこともないけれど、いつかはアルジェリア!と言う気持ちがあったので、今回良い機会と思いエントリーしました。

私は来年2月の誕生日で50歳、そして父親が作ったこの野口装美も50周年。
関係者呼んでパーティなんて性に合わないので、ひとり記念事業的な感じで行ってこようと思てます。
体力のいるチャレンジがいつまでできるか分からないけれど、20歳で初めてオーストラリアを走り、23歳の初海外ラリー挑戦から27年経ち、その頃とはちょっと違ったスタンスでチャレンジできたらいいかなと。

バイクシートの製作にかけては胸を張ってプロですと言えますが、バイクに乗ることに関しては、私はただのラリー好きなアマチュアライダーです。
それに、海外ラリーは私にとって、とても大きなイベントですし、大袈裟ですが冒険だと思ってます。いつものようにちょっとご飯を食べにアジアをぶらぶらするという感じには行きません。不安なことも多いので、ひとつずつ準備を重ねていこうと思います。
レースまで200日あることですし(まだまだ先ですね)


マシンは今のところラリー仕様のハスクバーナ501をレンタルの予定。
もちろん今回も、シートは最新素材で作った物を持って行きます。


ひょとして海外ラリーに興味があって、ノグチシートでラリーを走ってみたいという方もいるかもしれないので、エントリーの仕方から費用など様々な情報を書いていこうと思います。

さてと、先ずは新しいヘルメットを注文しよう。