カタールで行なわれていたシーライン カタール・ラリー2014でHRCは連勝の2勝目を獲得。
最終日までKTMと数十秒差という白熱したレースでした。
優勝はHRC #9 ホアン・バレダ
3位に #10 エルダー・ロドリゲス
5位には昨年のワールドチャンピオン #1 パウロ・ゴンサルベス
勝った勝ったと喜ぶばかりではなく、ライダーを支える大事な部品のひとつであるシートを作らせてもらっていると言う誇りを持って、更なるシートの進化を進めたいと思った次第です。
カタールで行なわれていたシーライン カタール・ラリー2014でHRCは連勝の2勝目を獲得。
最終日までKTMと数十秒差という白熱したレースでした。
優勝はHRC #9 ホアン・バレダ
3位に #10 エルダー・ロドリゲス
5位には昨年のワールドチャンピオン #1 パウロ・ゴンサルベス
勝った勝ったと喜ぶばかりではなく、ライダーを支える大事な部品のひとつであるシートを作らせてもらっていると言う誇りを持って、更なるシートの進化を進めたいと思った次第です。
世界クロスカントリラリー第一戦はHRCのパウロ・ゴンサルベスが優勝!
HRCのライダー ホアン・バレダは総合3位 ヘルダー・ロドリゲスは総合7位
HRCにとって幸先のいいスタートとなりました。
そうそう、トゥアレグラリーでメンバーだった彼も18位 クラス3位でフィニッシュ。
このレンタルマシンも、どんどん熟成されていくんでしょうね。
じゃーーん。こんな嬉しいお土産が届きました。ライアのステッカーは験担ぎに今度乗るラリーマシンに貼ろうかな^^
お土産の中に入っていたこれ
プレスガイド。前にダカールのサポートで行った時に、プレスが集まる部屋に入ったら、各チームDVDやこんなガイドを「ご自由にどうぞ」と言う感じで机の上にどさっと置いてあった。
これ一冊でチームの概要など全てわかるからプレスの資料としては一番良いんです。
で、中を見ると
ほぅほぅ
おぉぉーー!! 9000km乗っても快適なシートさ・・^^; なんて書いてもらってる。
それとね Hand made special ! 手作りが全て良いとは思っていないけれど、手作りじゃないと無理と言われるモノ作りがしたいと思っています。
それと、チラッと写ってる栓抜き。わかる人にはわかるかな。 1xじゃなくて NOGUCHIって抜かれたスペシャル栓抜き。こちらはbajaの香りがします。
いくつになってもこういったグッズにはやられっぱなしです。
女王ライア・サンツ
レース中、常に上位を走り続け、時にはステージ7位に入るなど素晴らしい走りをCRF450RALLYに乗って見せました。
Female class 1st! これで4連続優勝。トライアルに乗っても、エンデューロクロスでも、ラリーでも1位を獲るこのすごさ。
かっこいいや。
そして、勝つために毎日バイクの整備をした花輪さん
ラリーは走るだけではなくて、マシンの状態やチーム内の環境もすごく大事だと思うんです。それらが全て一致してこの結果なんだと。お疲れ様でした。
どっちが男かわかんないな・・ライアにオッパイ触られてる花輪さん ^^
ライア・サンツのシートは昨年のL.Aで行なわれたXゲームから作らせて貰いました。JCRのサポートを得てXゲームに参戦したので、その流れでノグチシートを使ってもらえました。
結果はゴールドメダル。
それから、アルゼンチンのチームからCRF450RALLYでのダカール参戦が決まりライア用のシートを作らせて貰いました。
使用前
これが使用後。ゴール直後の写真を送ってもらいました。
写真だけの判断ですが、縫製問題なし。新しく採用したロゴのプリントも問題なし。シワも毛玉も荒れないことからアルカンターラのカバーも問題なし。形状の崩れもなし。汚れてはいるけれど、このレベルであれば水洗いで元通りになりそう。
写真から一番長く座っていた部分も良くわかる。
乗り心地はどうだったか・・。まぁそれは機会があれば聞いてみよう。
バレダのシートがどうなっているかも気になるところだな。
それと今回はシート以外にも、バイクカバーの製作も依頼された。
今まで作ったことはなかったけど、いくつか見てきたことはあるし、ミシンで作るものなのでわかりました作りましょうと受けたが、これがけっこう大変だった。
マシンがないのにぴったりの物を作る難しさ。でかく作ればカバーできるけどかっこ悪い。小さければ使えない。ギリギリを狙うのが職人だと思うんです。
頑張った甲斐があったという写真が送られてきた時は嬉しかったな。
これからも、どんどん活躍して欲しいです。
そして、またトップライダーが使うシートを作れるように当社も進化していかねばと思う次第です。
ダカールラリーが終了した。
スタートからゴールまで、夜中に何度も起きて速報を見ていた。
今年はKTM,HONDA,YAMAHA全てが新型車投入でした。
結果 KTMのマルク・コマが優勝。
KTM強いねぇ。
最終日前日総合2位だったホンダのバレダは、猛烈にプッシュするも転倒により順位を大きく下げてしまった。
勝つか負けるか。昔友人がラリーに出場し、1位に数秒遅れて2位になった。彼のマシンは優勝したマシンに比べて決して優位なマシンではなく、よく頑張ったなとみんなに称えられたが、彼がボソッと「2位以下は負けじゃけん」と言ったのを今でも覚えている。
それとこれとが一緒と言うことではないけれど、最後までプッシュしたバレダはプロとしての意地を見せたんだろうと思います。
そして、この人 ライア・サンツ
ウーマンズクラス優勝。これで4年連続だな。すごい。ほんとすごい。
2年目にして、優勝が見える位置につけてきたホンダ。来年が楽しみです。更にパワーアップしてKTMに勝って欲しいです。
作ったカバーにも書いたんですが「GO AHEAD!」次は先頭でポディウムに上がってほしいです。
さて、チームランドクルーザーは市販車部門1-2位でゴール!おめでとうございます。
去年、一昨年と辛酸をなめてきただけに1-2フィニッシュは嬉しいですね。
三橋さん 優勝おめでとうございます。
ダカールの創始者 ティエリーサビーヌが言った
私にできるのは、“冒険の扉”を示すこと。扉の向こうには、危険が待っている。扉を開くのは君だ。望むなら連れて行こう
この言葉と、はじめて大陸の広さを知った時から、自分自身がラリーにどっぷりはまってしまったわけで、自分自身が冒険を成功させるためにシートを作り、それが今ではトップグループを走るワークスチームから依頼されるまでになった。こんな光栄なことはないですね。でも、シートを作っているだけでは満足できなんです。
男ですからね、かっこつけたいんですよ。お金を稼いでかっこつけるのもよし、体張ってかっこつけるのもよし、かっこのつけかたなんて誰かが決めるもんじゃないからね。かっこつけてないと人生つまらないんですよ。人生のどこかでダカールに出るなんてかっこいいじゃないですかね。しかもゴールできたら・・なんて考えながら生活していると、なんかもう血が沸騰しそうになってきますね。世界中でラリー競技はたくさん行なわれているけれど、やはりダカールは別格なんだなぁ。
よし、今日もバイク乗ってこよう。