KTM 450 RALLY REPLICA SEAT2

前回紹介したKTM450 RALLY REPLICAのシートの改造の続き。

最初に聞いたお客様の要望を踏まえて、当社なりに出した結論と言うか形状。
それを一旦お客様に送り、またがってテストしてもらいました。

先ずはお客様からの感想と要望です。
(お客様の許可を得て本文掲載させていただいております)

今日、シートを受け取りました。
各部のエッジがぞくっとするほどきれいですね。
 

早速、車体に取り付けてまたがってみたのですが、かなり足付き性が良くなっていますね。ありがとうございます。
(ぐっとマシンが身近になりました!)

色々とポジションを替えたり、サスペンションの沈み込みを増やしたりして何度も試してみたのですが、もう少し座面が低くなれば文句無しというところです。

あちこちに千枚通しを刺してシートベースまでの厚さを確認したのですが、一番低さを稼ぎたい場所が一番余裕が無いんですね・・・

プロである野口さんを全面的に信頼していますので、最終的には『おまかせ』ということになってしまうのですが「もし可能であれば」というつもりでリクエストをいたします。

実際にまたがってみたところ、乗車時も停車時もオシリはA~Cの範囲で収まっています。
そこでA~B~Cの範囲を可能な限り薄くしていただいて(赤ライン)、A以前とC以降は実際にはレース中もほとんどまたがることの無い場所なのでA、Cに自然につながるような形であればOKです。
そして下がった座面にあわせて座面の肩(赤テープ)も若干斜めに落としていただければと思います。

写真その他

そうなんです。とにかくクッションが薄いのです。薄い中での居住性の確保と、足つき性の確保と言う相反する内容。

1回目の形状確認で、着座位置の前後範囲の中でできる限りフラット感を出せばかなり理想に近づくと言うのが見えました。しかし、このCのポイントがかなり薄い・・・。

とにかく改造の着地点が見えてきたので、もう少し考えてみようと思う。

 

 

 

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