ダカールラリー 2011

ダカールラリー2011に向けてチームがスタートしたチームランドクルーザー(TLC)
現在モロッコで調整中。
こちらでも紹介されてます。


2011参戦にあたりシートクッションの協力をする契約をした当社としては、モロッコ訓練を終えた新しいドライバーやナビゲーターにインタビューしながら、各自にあったクッション製作を行っていきます。

久しく砂漠に行っていないので、そろそろ充電しに砂漠行きたいな。

今日の金華山

雨が続いていてなかなか登れなかったけど、今朝は昨夜の雨も上がったので久しぶりに行ってきました。
6:00 やはり雨の後なので人も少ないです。
登山道に入ってびっくりしました。

降った雨が集まって登山道を川にしています。
かなり流れていました。
霧で覆われた山は視界も良くありません。

久しぶりだったのと、蒸し暑さでけっこう疲れました。
おまけに汗でTシャツが絞れるくらいになったので、そろそろ、着替えを持って行く季節ですね。

BMW R60 /5 シート再生

BMW R60/5のシートの再生の依頼を受けました。
このバイクは1969年で私と同じ年です。
41年前とは思えない位、良く磨き込まれたとても綺麗なバイクです。
京都から自走で来られたお客様のお話を聞くと、故障知らずだそうです。
しかし、思いつくたびにご自身で色々と試行錯誤されてシートの改造をされたが、これだけは何度やってもしっくりこず自分の誕生日(打ち合わせに来られた日)に、自分へのプレゼントとして当社でのシート改造を決められたそうです。
タンクとの合わせ面や全体的なフォルムを確認するためにバイクは当社で預かることになりました。
先ずは外観


ライダー部分が下がり、サイドのモールもなんども取り外しをしたために変形しています。

シートベースは若干サビが出ていますがしっかりしています。
表皮をはがします


前半分がこうなっていました。
お客様の苦労が見えます。
ウレタンを入れ替えても接着しなかったり、表面がでこぼこだったり、硬さがノーマルベースと合わないとフワフワしたり、極端に沈んだりして居心地が悪くなってしまいます。
今回はシートベースのみを再利用してウレタンを全て新品に変えました。
ボトム部に高硬度のウレタンを敷き、衝撃吸収材T-NET、そして上面には適度な弾力を有するウレタン。
最後に全体を防水加工して、エクセーヌとビニールレザーのコンビで張替え。
変形したモールは破棄して、後部のモールのみ再取付しました。


快適性を最優先にして、オリジナルにはこだわらないと言うお客様のご意見によってこのような仕上がりとなりました。

ハラコ

ハラコで椅子を張っていただけませんか?
そんな依頼を受けました。
ハラコの椅子と言えば

コルビジェのこれや

イームズのこれなんかを見たことがある。
そもそもハラコってどこで買えるのだろうか。
早速、取引のある革屋さんへ問い合わせると色々わかった事があります。
そもそもハラコ(腹子)は母牛の体内にいる段階の子牛の革であり、数も少なくもちろん大きさもない。
なので流通量も少ない。
なので、ハラコと言う名前で「ポニースキンやホースヘヤー」が代用?されている場合が多いみたいです。
一般的と言うか、手に入りやすい物として風合いが似ている「ホースヘヤー」なら取り扱いがあると言うのでサンプル帳を見せてもらった。


なるほど、良く見るタイプのハラコです。これはプリント柄と染めですね。
これはこれで何かに使えそうです。
いい勉強になりました。
お客様は本物を希望されているので、ふわっとして、柔らかい感じな本物のハラコを現在探し中です。

ヴィトラデザインミュージアム

友人からメールが届いた。
一枚の添付写真があった。

あぁぁぁ
ヴィトラハウス・・
行ってきたんだ。
いいなぁ。
一度は現場に行かなきゃと思っている場所です。
10数年前「いす100のかたち」と言う、ヴィトラデザインミュージアム所蔵の椅子100脚が豊田の美術館に来た事がありました。
その時は社員全員で見学に行きました。
椅子屋だけに椅子は大好きです。
見るのも作るのも座るのも大好きです。
展示してある椅子はどれもこれもため息の出る椅子ばかりでした。
その一覧本がこれです。

ショップで本は買ったけど、当時はそのお値段ゆえに手が出なかったヴィトラ製のミニチュア椅子は、布や木や金属全ての質感が1/6スケールでも忠実に再現されており、それはみごとなミニチュアでした。
いずれこれらをコレクションしたいと思っています。
友人からは、ヴィトラハウスの外観1枚だけの写真だったので、「早く中を見てきなさい」というメッセージととらえて近い将来見学に行ってきます。