お花見


満開です。
近所の桜並木を走って、車止めで休憩をしてたら桜の枝が低かったので、サンルーフ開けてゆっくり近づいてみました。
で、こんな感じに車内に綺麗な桜の花が咲きました。
ほんのり桜餅の香りがするんですね。
そんな感じのお花見でした。

特殊車両の椅子

ごく短いメールは、シートカバーの製作をお願いしたい。
という内容のメールだった。
参考URLとされていたアドレスをクリック
なんだこりゃ!
数年前話題になったコンバインで作った戦車の人じゃないか。
その時は、よく一人でこんなことするなぁ。すごい人だなぁって見ていたけど、その人がうちに連絡して来るのものだから余計に驚いた。
新たな作品製作に入っており、そのシート部分をお願いできないかと言うことでした。
先ずは当社で打ち合わせと言うことで、うちを紹介いただいた人とそれぞれの車で来社されました・・

この車で・・・。
田舎の椅子屋の駐車場に、この2台はインパクトかなりありますね。
XLR250の方が以前当社でシートを製作して、今回それが縁で紹介してもらったと言うことです。
こうした紹介で新しい繋がりができるのは、ほんとありがたいです。
いろいろと興味深い話をたくさんしていただいて楽しい時間でした。
シートについてはこちらの提案に喜んでいただき、依頼していただけることになりました。
さぁ、期待に添えるようにがんばろー

椅子張り

椅子張りの仕事がメインの当社ではいろんな椅子を張ってます。
貼るのはなく張るのです。
バイクシートも椅子張りの一つですね。
昨年当社の社員が椅子張り1級技能士の試験に合格しましたが、1級だからと言ってなんでもできるわけではありません。
でも、なんでもできたほうが名実共になるので、前にも増して椅子張りの技術について勉強するようになりました。
文献を読んだり、古い椅子を解体したりして昔の技術を見たり、今ではYOUTUBEで技術を見ることができる。
まぁ見るとやるとでは大違いなのですが、新しい発見があることに間違いはないのです。
ちなみによく見る椅子張り職人のブログに書いてあったEGGの張り込み作業についてYOUTUBEにこんなのがあった。

直ぐにまねできる物じゃないですね。
でも、こんな張りとステッチができる職人になりたいと思ってます。
ちなみにこの張り込みの実演が日本で見られるそうです。
http://www.club8studio.jp/news/index.html
名古屋はいつなんだろう。
これだけはどうしても見たいですね。

これも同じデザイナーの椅子。セブンチェアーの製作工程。
美しい椅子は製作工程も美しいですね。

売ります KTM250EXC-R

売ります!

売ります!
このバイクで世界中のラリーにそのままで行けます!
先のブログで書いたブルーアイランドにも最適ですね。
配達もかなり遠くまでも行きますよ。
シートは購入者の体型に合わせて製作し直します。

タクラマカンはどうなったのよ?!
との声も聞こえますが、まぁそれは追々。
ラリーやめたの?
いえいえ、そんなことはありません。
新しいプロジェクトのために・・です。
問い合わせは info@a-seat.jp までどうぞ。

ツールドブルーアイランド

4月になるとそろそろこのレースの季節だなと思いだします。
ツールドブルーアイランド
SSERが主催する四国を舞台にしたラリー。
GWに開催され7日間で約2、000kmを走破する。
コマ地図を使って毎日のゴールを目指し、途中林道などを使ってタイムアタックをして、そのタイムをもとに順位を決定する。
このレースには第4回、第5回、第10回と参加させてもらった。
初参加の第4回大会は、その3ヵ月後に控えたオーストラリアンサファリ出場のための練習として出場した。
それまで県外のレースなどには出た事もなく、ましてやコマ地図がどんな物かは知っていたけど使って走った事はなかったので良い練習になった。それよりも、コマ図を読みながら進むルートや毎日走ることだけを考えて過ごす時間が楽しくて仕方がなかった。また、この時の大会のステージには河原を走って川を渡ったり、夜の海岸を2台同時にスタートして波打ち際を走ったりした。アクセルを目いっぱいあけて、どちらか早く減速するか意地の張り合いをしながら走ったのを今でも覚えている。そのとき同時スタートしたのが、その後パリダカやISDEなどで活躍する博田君でした。全国からラリー好きが集まるレースに参加して、乗るのが速くて上手くて楽しい人たちとたくさん知り合う事が出来た。
しかもこの時は初出場ながら一桁の4位に入りとてもうれしかった。

懐かしいなぁ。1992って18年も前じゃないか。この時のバイクはXLR250でした。
そう言えばこの時は、みんなから「長靴みたい」と笑われた超アンコ盛りシートを作ったなぁ。
第5回は、4回大会で知り合った友人たちも何人か参加していて、レースモードながら初出場の取りよりリラックスして走れた。
とにかく毎日雨雨雨・・・・・。テントも服も何もかも水浸し。
毎朝かぶるヘルメットが憂鬱この上なかった。しかし、この時知り合ったこの男が、めちゃくちゃ速いうえに喋りも面白くて、毎日彼の知り合いも含めて団子になって結構なスピードを出して林道を走ったな。よく崖から落ちたりしなかったなぁと思う。それが縁でいまだにつき合っている。この時も7位だったかな。一桁入賞をする事が出来た。

団子になって走ったメンバーたち。いまだに付き合いが続いてる人が多いです。この大会のトップ10がこの写真の中にほとんど入ってるかな。


この時はCRM250でした。夜のステージのタイムが勝敗を分ける的なところがあったので、それぞれがいろんなライトチューンをして大会に臨んでいた。この時の僕のライトはプロジェクターライトでした。
暫く時間を空けて50ccでチャレンジできるアドベンチャークラスができたと言う事でMTX50を改造して出場。スタートして2日目くらいまでは、スピードは出ないし、坂は登らないし、抜かれてばかりだったけど次第に50ccの乗り方がわかって来た。スピードは上がらないもののくだり坂に関しては大排気量車に引けを取らない走りどころか追いつくことさえもできた。小排気量車での新しい発見がいくつかあり順位は真ん中より下の方だったけど、一度だけ、けもの道のようなステージでは倒木やルートが見づらい所で2位に入る事が出来た。


CRM50では車格が体格に合わないので、旧車ではあるけどフルサイズのMTX50を探してきた。
太いタイヤをはいたせいで抵抗が増えてスピードがでなくなっちゃった。しかも、毎日毎日アクセルは全開なので、マフラーに堆積していたカーボンがはがれてサイレンサーに詰まってさらにスピードがでなくなる始末。
その原因がわからずにカメのようなスピードで走っていると、族上がりの友人が「のぐっちゃん。原付なんてサイレンサーから鉄の棒突っ込んで中の板を全部破れば音がでかくなって速くなるんだよ」ってそれ、音だけちゃうんか!とかいいながら、ガンガン鉄の棒突っ込んだら雛あられのようなカーボンの塊が楽さん出てきて、それから気持ちよく吹け上がるようになった。
どのレースもほんと楽しかった。
山間の村の鯉のぼりが揺らめく四国の山をまた駆けてみたいなぁと思ってます。
いや、四国もいいけど・・あぁぁタクラマカンどこ行ったんだろう。
とにかく今はリセット中
いろんなこと思い出してます。

レース中何度も渡る沈下橋。四国の風景で一番思い出すのがこれ。