Tuareg Rally 2019 プロローグ


いよいよトゥアレグラリーにあと数日で出発します。
スタートは3/16です。
今回は、26の国から多くの参加者が集まります。
エントリーリストも発表されました。
私のゼッケンは#43 私の他にも日本人が同じメモツアーからITOさん、KOIKEさんが参加されます。最初は一人かと思っていましたが、現地でお会いするのが楽しみです。

それなりに準備を整えてきましたが、今回のラリーの準備で一番大変だったというか気を揉んだお話しを。

開催国のアルジェリアは、世界最強と言われる日本のパスポートをもってしてもビザが必要な国だそうです。
とは言え、ビザなんて申請すればすぐに貰える物と思っていました。

が、

アルジェリアの場合、単純に申請用紙に必要事項を書いて申請するだけではなく、現地からの招待状など各種書類が必要とのこと。しかも、ネットでの受付などはしていないから、東京の大使館まで来てくださいとのこと。
昨年末に大使館に問い合わせの電話をしたところ、「これは個人では無理だな」と直感する対応だったので代理人に申請をお願いすることにしました。
1月、代理人の方から「どうも3月にならないと申請受付してくれない」と連絡があり、そんなギリギリは怖いから何とかならないのかと主催者にも相談。
主催者からもビザ取得に関するサポート文書が来ました。
たぶん日本だけではなく各国で一筋縄ではいかない状況なのだと思います。
仮に3月に入ってから申請に行って、書類に不備があると言われたら時間的にアウトになってしまいます。

30年ほど前、海外ラリーを夢見て、それらに関係するいろんな本を読みました。その中でバイクで世界一周した人の国境越えでの苦労した話、理由も告げられず「明日また来い」を繰り返し国境で足止めを食らった話。
また、これも記憶があいまいだけど、初期の頃のパリ-アルジェ-ダカールラリーに参加したした人のビザ取得の話。ラリーの通過国の領事館が日本に無いからフランスで取得しなければならない・・・などなど、まぁ私の場合そこまで大事ではなかったかもしれないけれど、代理人の方から聞く大使館の対応の話は、昔読んだ本のエピソードのままなのです。

ある人にとっては「まぁそんなもんでしょう」と言うかもしれないけれど、自分にとっては「そんなものではなく」て、経験したことがないことは不安だらけで毎日胃がキリキリと・・。

と、まぁ、紆余曲折ありながら出発直前の今日パスポートを受け取りました。
なんだろう、既に少し達成感に包まれています。


協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

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さて、レースの報告はブログよりもフェースブックに上げる方が多くなると思います。
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50歳になって憧れだったアルジェの砂漠を走れる日が来るなんて、楽しみでいっぱいです。

毎日のリザルトはここで見れます。
とにかく目標は完走。意地張らずに楽しく走れるように心がけます。