HONDA トランザルプ TRANSALP600

夏らしい素敵な写真をお客様からいただきました。
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ファーストインプレとしては

・またがりやすくなった。
従来はシートが幅広過ぎ、ジーンズの股が擦れて穴が開く程だったのに
新シートでは、内股に全く圧迫が無く楽に着座できる。
また、着座位置を前後してもずり落ちる感じが無く、実に乗りやすい。

・クッションが明らかに硬くなった(当たり前)。
慣れていない分乗り始めはやや尻に来ましたが、
乗っているうちに気にならなくなりました。
早くロングに出ていろいろ試してみたいところです。

シートデザインも車体とフィットし、
シートを見た友人からは早くよこせと言われる始末(笑)

エクセーヌの程良い摩擦感と、サイドの合皮の滑らか感も良い組み合わせで、
乗車時の姿勢変更も実にスムースです。
それにしても蒸れないってことがこんなにもハッピーだとは♪
ちょっと暑過ぎですが、夏も少しは走ろうかなって思いますです。

何はともあれ、現時点では満足の一言に尽きます。

本当に良い仕事をありがとうございました。

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こちらこそありがとうございました。快適になったシートでバイクライフを存分にお楽しみください。

バハ1000に向けて  The new seat for JCR 

バハ250は2位。続くバハ500も2位。僅差といえども2位。ジョニーキャンベルレーシング(JCR)がバハ1000も2位と言うのはありえない。(まぁ勝手なファン心理なんですけどね)そう思っているのはファンだけではなく、JCRのチーム員すべてであることは確かなことだ。

バハ常勝チームがノグチシートを採用してくれたことはとても光栄なことではあるけれど、ワークスチームが勝つためのパーツとして選んでくれたノグチシートをもっとパワーアップさせて行かねばと常々考えている。たくさん良い評価を貰ってはいるが、同時にたくさんの宿題も貰っている。まだまだ、シートに求められる性能は多いってことが、トップチームとの付き合いで分かってきた。だからシートの可能性はまだまだあるんだ。

なんだそれは!?って言われても続けていかないと進まないんです。失敗を成功したって変な言葉だけど、そう考えて進んでいくしかない。
性能と美しさは両立すると思っているけど、先ずは色々作って形にする。

シートに関する質問や、それに対する答えの引き出しはそれなりに増えたけど、世界のトップチーム相手となると引き出す答えも、こちらからの質問も出せないことが良くわかった。毎回出す答えが0点だとしたらその分野での才能がないときっぱりあきらめる覚悟で行かなければ、命削って1秒でも速く走ろうとするライダーと支えるスタッフに失礼だと思う。ものづくりとはそういうものでしょう。

評価が楽しみだ。