エンボスロゴマーク HRC Honda Racing

HRCのロゴマークが今年新しくなりました。
なので、今までダカールシートに入れていたHRCのエンボスロゴマークも当然新しくすることになり製作しました。
良い感じというか、指示通りのものができた。
いままでのエンボスはこんな感じでした。
前のロゴも古さは感じないけど、新しいロゴをこうして並べると見慣れてないということもあり新しさを感じますね。
10年使った金型はこうして並べると年季の入った色になりました。

この金型は引退なのでしばらくここに飾っておこう。

 

CRF450L 何回目かのシートの張替え

節分も済んでいよいよ春!とはいかず今日は雪模様。
明日も雪の天気予報なので、バイクにも乗れずバイクをいじり始めてはみたものの、普段からメンテはしっかりしているつもりなので特にやることもないので、春になるということもあり衣替えとしてシートの張替えをしました。
買ってすぐに中身はダカールスペックにして、3年経っても形状ともに問題ないので張替のみです。多分これで5回目かな。
このシートで何キロ乗ったかな。何キロで張り替えたとか記録を取っていないのでよくわかりません。
いつも林道を頑張って走る乗り方なので、一般的なツーリングよりはシートに負担はかけたと思う。
このシートにはオフロードバイクではまず入れることがないタックロールを、実験的に高周波ウエルダーで入れました。
若干、型押しした端面にこすれは見られますが、破れにつながるレベルではありません。気になると言えば気になるのですが、なぜこれに入れたのかというと、ロードバイクのシートに同じように加工した場合に、結果がどうなるのかを早く見たくて、自分のシートに施したわけです。
ちなみにこれは同じ手法で加工したハンターカブのシート。
これは4000kmほど使っていますが、CRF450Lのシートで起きたこすれなどは全く起きていません。
タックロールの高さや、乗り方などで出るであろう問題は大体わかったというのもあり、今回の張替えはオーソドックスな張替えとしました。
プリントをして
ハイ出来上がり。
座面はウルトラスエード(アルカンターラ)の黒
サイド面はホンダ純正色のB-54

荒めのサンドペーパーのような表面模様です。
プリントもしっかり表面の凸凹に追従しています。
自画自賛ですが、かっこいい。
シンプルな配色のシートだけど、ジョニーキャンベルレーシングに頼んで入れてもらった、ジョニーの永久欠番11xのゼッケン入りのデカールと違和感なく合っています。
ビニールレザーB54の赤色もホンダのプラスチックにぴったり合っています。
なので、CRF250Lなども問題なく合わせることができます。

シートウレタンの改造は乗って自分で確かめないと、果たし今提供しているものが良いのかどうかも分からなくなってしまいます。
このバイクに限らず所有するバイクのカバーを頻繁に張り替える理由は、いろんなパターンで張ることでお客様の参考になればいいなという意味もあります。
少しでも改造の参考になれば幸いです。

 

 

 

2022ダカールラリーが幕を閉じました。


2022ダカールラリーが終わりました。
後半の追い上げが一歩届かず2位。
HRCの3連覇はなりませんでした。


優勝はGASGASのサム・サンダーランド
以前はHRCライダーで、その後KTMに移籍して優勝。
今回が2回目の優勝となりました。おめでとうございます。

昔友人が四国のラリーで1週間戦って数秒差で2位になったときに
「2位以下は負けじゃ!」と、きっぱり言い切ったのが今でも頭に残っています。


とはいえ、負けたから何もないとは言い切れないと思っています。

ダカールファンとして、NXRから始まるホンダファンとして負けは悔しいですが、ノグチシートとしては10年もの長い間ワークスチームにシートを提供した歴史が出来上がったし


その間に培ったシート製作のノウハウはどこにも負けないという自負もあります。

トップ10の中に4台のノグチシートがあるというのは、シート屋のみの目線で言わせてもらえば、10位以内に入るライダーの疲労を抑え、ライディングの補助をしたという結果だと思っています。上位10台のうちのシェ4割と言えば聞こえはいいですからね。大企業みたいです。


いずれにしても、ダカールラリーでトップ争いをするライダーがノグチシートを信頼してくれているという誇りがあります。

ラリー中にメカニックがシートを洗っている写真。
一瞬を切り取った写真ですが、シート屋から見ても丁寧に洗っている感じが写真から読み取れます。
勝つためのマシンはどの部品をとっても愛おしいものであり、繊細であり、美しくなければなりません。
レースが終わるまで最高の状態を維持するのも大事なことです。

2022ダカールは終わりましたが、また次を見てよいものを開発していきたいと思います。また、こうした過酷なレースで培ったノウハウを使い、レースに限らずノグチシートが作るシートはこれからも皆様に愛されるシートにしていきたいと思います。

 

 

2022ダカールラリー モンスターエナジーホンダ CRF450RALLY

2022 ダカールラリー
サウジアラビアにて1/2スタートします。
ホンダ広報より引用

Hondaは、2022年1月2日よりサウジアラビアで開催される、FIM※1世界ラリーレイド選手権の開幕戦 ダカールラリー(Dakar Rally)2022に、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)のワークスチーム※2「モンスター・エナジー・ホンダ・チーム(Monster Energy Honda Team)」で参戦し、3年連続での二輪車部門の総合優勝をめざします。

2022年のモンスター・エナジー・ホンダ・チームは、パブロ・キンタニラ(Pablo Quintanilla)選手が新たに加入し、リッキー・ブラベック(Ricky Brabec)選手、ホセ・イグナシオ・コルネホ(José Ignacio Cornejo)選手、ジョアン・バレーダ(Joan Barreda)選手の4名体制で参戦し3連覇に挑みます。2022年も皆さまからの熱いご声援をお願いいたします。

  • ※1FIMとは、Fédération Internationale de Motocyclisme(国際モーターサイクリズム連盟)の略称
  • ※2ワークスチームとは、マシンを製造しているメーカーが運営しているチーム。HondaではHRCが運営するチーム

チームにシートを供給して10年が経ちました。
当社の夢であった「ダカールラリー優勝マシンにノグチシートが使用されている」が叶い、今回は3連覇を目指す。
10年の間には問題が起きたり、今まで想像するしたことがなかった要望がライダーから出たり、そのたびに頭を悩ませながら材料の開発や加工機の入れ替え、加工技術などで解決し、そのおかげで当社のシートは自信を持ってお客様に提供できるものになりました。
おかげさまでその技術を生かしたシート作りは多くのお客様の満足につながっております。
たかがシートですがされどシートです。
座右の銘ではありませんが、20数年前にシート作りを始めた時にこう思っていたのが現実になっているというのは、当たり前のようで少し不思議な感じでもあります。

XL250R PARIS-DAKAR パリダカのシート改造

発売から、もう40年も経ったXL250R-PARIS-DAKAR

XLパリダカは高校生当時憧れのバイクでした。

NXRが出る前のXL500Rのパリダカ仕様。

今見てもかっこいいなぁ。

そして、今回はこのバイクのシートを修正および加工することになりました。

機関は問題なく、タンクには傷ひとつない状態。外装も年式のわりに艶もあり程度がいい。
しかし、シートは難ありでビニールレザーは経年劣化で完全に硬化および縮みが発生しておりタンクとの当たり面はひどい状態。
ウレタンもふわふわで厚みはあるけどクッション性に問題がありました。
なので、ウレタンはXLパリダカと言うことでダカールスペックにして、カバーはウルトラスエードとビンテージなシボのビニールレザーのコンビにしました。
ロゴは当時のままのロゴを再現しました。


自画自賛ですが、良い感じに仕上がったと思います。
パリダカレプリカはこのツートンが似合うと思います。
これで、地平線の彼方まで走っていけるはずです。