セロー250のシート

 

セローは比較的に注文が多い車種になります。
改造内容も衝撃吸収材T-NETの挿入からアンコ盛り、アンコ抜きと様々です。
それだけ多くのユーザーから愛されているバイクなんですね。
今回の依頼内容は
長距離ツーリングをするとお尻が痛くなるし、座面が柔らかいからか、側面に窪みが出来たりします。膝も窮屈なので、
シートも少し高くしたいです。
・幅は純正と同じくらいが良いです
・高さは、3センチアップしたいです
・長距離座っても、お尻が痛くならない座り心地が希望です
・防水希望
・ロゴの位置や全体の感じは、添付画像の物が良いです。
・スタンディングで走ることも多いので、立った状態で膝が当たる位置のシート幅は純正シートぐらいが良いです。
※本当はシート側面はブルーがカッコいいなと思ったのですが、私のセローはグリーンなので、添付画像のが良いと思いました。同じ黒でも、側面だけ素材感を少し変えるとかできますか。
以前に当社で加工したシートを参考画像として送っていただきました。
メールで数度の打ち合わせ後に以下の様に仕様が決まりました。

衝撃吸収材T-NET
アンコ盛り30mm
ロゴプリント

完成したシートがこちらです。

B-33とB-57の組み合わせも良い感じです。

お客様より
早速、乗ってみました!
今までのシートとは、まるで別物ですね!あんこ盛りの高さもちょうど良いし、スタンディングでもニーグリップが滑らず、最高です!
ご満足いただけたようで本当によかったです。
ありがとうございました。
また、現在シート改造を検討されている他の参考になれば幸いです。

 

セロー250のシート改造

何度かメールのやり取りをしてから、以下のようなご要望をいただきました。
(1) 着座部分を3cm高くしたい
(2) シートの一番低い部分~一番後方部分までを地面と水平にしたい(シー
トの角度の変更です)
(3) 着座部分から一番後方部分の座面をスタンディングで後荷重させる時に
引っ掛からない程度に広くしたい
衝撃吸収材T-NET挿入
張替 座面:ウルトラスエード黒パンチング
サイド:B33
トップにウエルダータグ赤/白

完成したシートがこちらです。

お客様から
さて、新しいシートで早速林道に行ってみました。家からの往復で高速道路含む約500キロの距離です。
感想ですが、シート高を上げたことにより膝の辛さはほぼ皆無でした。また、お尻の辛さはこの距離なのでさすがに全く無くなるわけではありませんでしたが、純正シートとは比較にならないほど快適に乗り続けることかできました。
今回のシート変更は林道自走派の私には大成功でした。有難う御座いました。

改造の結果長距離でも快適に乗ることができるようになり、大成功と言っていただけるのは加工した当社にとってもうれしい限りです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

セロー250ファイナルエディション

セロー250ファイナルエディションのシート改造です。

シートの高さを、一番低い部分を30mmアップしてシートの角度を変更。
張替えの生地は座面にウルトラスエードBK3黒を使用し、サイドはSH3の緑。

SH3の緑がファイナルエディションのカラーとうまく合っていると思います。
ノーマルと比べると、形状の変更もあり印象が随分変わって見えますね。

セローのシート改造のご依頼は結構多いので、カラーの参考になれば幸いです。

 

 

YAMAHA SEROW セローのシートの隙間

 

最近セローの依頼が以前に比べて増えてきております。
以前アップしたブログと同じ内容の依頼も多いため加筆して再アップしました。
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「純正ツーリングシートを購入したが、タンクとの隙間が気になるのと、縫製ラインから水が浸入するので、張替も含めてそれらを直したい」  

という内容でした。

送られてきた写真がこれです。
11確かに隙間があります。
打ち合わせは写真だけなので、できる限りお客様から隙間寸法などの情報をいただきます。

このシートのカバーをはがしてみると分かるのですが、発生する隙間の原因の一つとしてカバーの縫製や張り込みにもあるのではないかと思います。
解決するためには張替が必要となりますが、ノグチシートでは気になる隙間を解消しつつ、防水コーティングまで可能です。

これがノーマルの状態です。
黒いウレタンは、ツーリングシート用に盛られたウレタンです。
防水加工はされていません。
黄色い部分がタンクとの当たり面ですが、押しつぶされています。
この部分を補修します。
防水コートした状態です。
分かりづらいかと思いますが、カバーが張り込まれた上の写真に比べて先端部分が出ています。これで隙間はゼロではありませんが違和感ないレベルで収まります。

これはセローに限ったことではありませんが、新車でも隙間がある場合もありますが、経年でシートベースがゆがんだり、ウレタンが変形して隙間ができることは多々あります。カバーを強く張り込みすぎてできる場合もあるため、特にオフロードタイプの場合、隙間がない場合でも張替えや改造をする場合、事前にシート長を調べていただきます。

防水に関しては、当社の場合ウレタンに1mm程度の防水ウレタンでしっかり糊付けするため、縫製から水が浸入してもウレタンに水が浸み込むことはありません。この防水方法だと、ウレタンに腰も出るし、劣化の防止にもなります。

シートウレタンの形状にしっかりとカバーの型を取り張り込みをして完成です。

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