さぁいよいよスタートです。
主催者のマルチェロさんからプレゼントされた、日の丸をあしらったチームジャージはなかなか目立つので、 どこにいてもいろんな方から声をかけられて人気者になった気分でした。
スタート直前の春木さん。
今日は一周約60キロのコースを一周のみ。
途中タイム計測のテストが3箇所。エンデューロテストという林道や廃道のような道を走る区間、クロステストと言われるところは広い牧場のようなところにコースが作られコーステープにそってはしります。
最後はアクセレーションテストといって、1984までのシックスデイズエンデューロでおこなわれていた加速テスト。いわゆるゼロヨンです。このレースでは200メートルの区間でタイムを計測します。
テスト以外には、チェックポイントまでの規定時間が定められていて、最初のチェックポイントまでは1時間15分、そこからゴールまでは1時間半で走らないとペナルティにを受けます。
コースから見える景色は素晴らしいです。
コースもよく考えられていて、下りはもうやめて欲しいと言いたくなるような道というより、山水が流れて山肌を削り歩くのも嫌になるような所が数キロ続いたりしてなかなかヴィンテージなマシンにはタフな設定です。しかし、行けないようはところはなくマシンを進めることは出来ます。
途中、景色も良く島の内部の山岳地帯の道を気持ちよくスピード上げてはしっていたら、クロステストにたどり着いてしまった。?あれ?その前にチェックポイントあるんじゃなかったのかな?と、うっすら思いつつ、そのままクロステストに入り、そのまま走行を続けて転倒を二度ほどしたもののたいした問題もなく規定時間内にゴール。
が、やはりあとで聞いたら、一番やってはいけないたいした問題を抱えていたようで中間チェックポイントを飛ばしてしまいました。
アホですな。やってしまいました。しかし、ペナルティは受けるけど2日目も出走は可能。2日目はこのコースを3周すると言うタフな設定なので、きっちり規定周回できるように頑張ろう。
春木さんと大樂さんはもちろんノーペナルティですからレースの結果も楽しみです。
今回マネージャーをお願いしたイギリスのジェニーさんはヨーロッパエンデューロの生き字引と言うと失礼かな。実際1981のここエルバ島で行われたレースも来てるくらいですからね。エンデューロのルールにも詳しいので、タイムコントロールや各自のスタート時間など細かく指示してくれるのでとても助かります。
初日の夜はウエルカムパーティーがあり、約三百人のゲストが会場に集まりコース料理をいただきました。日本チームは持ってきたスーツに着替えてバシッと紳士ぶってみました。もちろん振る舞いもそのつもりで。ジェニーさんもドレスアップして素敵です。デニムにシャツでもよかったんだろうけど、招待されたゲストとしての礼儀ってのもあると思うのです。
コース料理はゆっくり進むんだけど、時差ぼけのためあまりの眠さに私は最後まで辿りつけませんでした。
そうそう、大量に持ってきた名刺代わりのキーホルダーはこの夜で配りきってしまった。
ほんの数人だけど、ダカールのシートことを知ってる人がいて嬉しかったなぁ。
ヴィンテージマシンの集まりだけに、ノグチと聞いて、ノグチチャンバーと関係あるのか?とマニアと言うか古い人にしかわからない質問されたりと、拙い英語ながらも、こうしたアイテムが一つあるだけでそこそこお話ができるのが嬉しい。
さて、メインの2日目が数時間後に始まります。
天気も良さそうなので、今日も楽しく走れそうです。