2025ダカールラリーゴール

ダカールが終了。
優勝は安定した走りでトップを譲らず走り切ったKTMのダニエルサンダース。
おめでとうございます。
HRCのライダーも全員がトップ10に入り頑張りましたが、届かず2-3位。
悔しいけれど、次ですね。
CRF450の市販車も来年は増えることでしょうし、また、中国のマシンもどんどん出てくるかと思います。

また来年。
ファンとしてはワクワクするレース展開になることを期待します。

ちなみに作ったシートについては報告があるかどうかは分からないけれど、こんな写真が送られてくると、やってて良かったなと思えます。
ライダー達を支える重要なパーツとして、ダカールに限らず全てのライダーに
「ダカールスペック」のシートで楽しいライディングができるように頑張って作っていきたいと思います。





2025ダカールラリーが始まります。

2025ダカールが始まります。

KTM HERO KOVE FANTICとライバルは多いですが、2連覇、4度目の優勝目指して頑張ってほしいです。
これから約2週間どんなドラマが待っているか楽しみです。

スタート前にスタッフさんから届いた現地の模様をお伝えします。
ダカールレストランで提供される食事です。
バリエーションがあって美味しそうです。

座り心地は悪いそうですが、でも欲しい椅子です。
HRCのテント内にあるこのエアソファーもいい感じです。

それと今回注目はこれですね。
CRF450RXのラリー専用マシン。
50台限定で28000€? 価格的にはKTMと同じかな。
今やラリーと言えばKTMファクトリーレプリカが7-8割を占めている状態ですが、これの投入で今後ホンダ車も増えてくるのは無いでしょうか。
出さないとKOVEやファンティックに押されてしまう気もします。
このマシンの活躍も楽しみです。

このムースの量!

お風呂セット入れるのにちょうどいいという事で使ってもらっている、ノグチシートロゴ入りトートバッグ。

ビバークにはこんな車もあるそうです。
ダカールファンなら絶対知ってる ポルシェ959!
ロスマンズじゃなくてロスマウスになってる

当然これも。

そしてもう一つ。
昨年のダカールに2輪で出場し完走した池町選手
今回は次世代の小型水素エンジンの車で参加です。
こちらの走りも楽しみです。

とにかく、しばらく毎日の速報に張り付いて観てようと思います。

 

宝物が届きました。

クロネコさんが小さいけど重めの段ボール箱を届けてくれました。
早速開けると

あっ!!!!!!!!!!

箱の中からいきなりこれが見えたものだからびっくり。
僕の年代のオフロード好きなら説明は要らない代物。

バハライトと言えばこれ。これと言えばバハ1000です。
しかもバハ1000を11回優勝したジョニーのサイン入り。
XR600いや628か、デザートキングと呼ばれた名機。

これは2000年を記念して行われたバハ2000かな。この時もこのXR650に乗ったジョニーが優勝している。

そしてXRの時代は終わりCRF450X。
80年交換から2015(だったかな)のJCRがバハを撤退するまで使用されたこのどでかいハロゲン球のライト。

2012のバハ1000でジョニーチーム(JCR)のサポートカーに乗る幸運な機会を得て、出発前に入念にライトのセッティングをする花輪氏の話を聞き、実際ピットストップでこのライトに交換する作業を目の当たりにして興奮したのを鮮明に覚えています。

昼のライトから夜のライトに交換するピット。丸で囲んだ所にこのライトが置いてあります。交換作業も恐ろしく早かったです。

暗闇迫るラパスへの道をサーチライトのようにビカーーーーっと照らすこのライトは頼もしい存在でした。

届いたものは、これだけではないです。

2021にダカールで優勝したケヴィン・ベナビデス

KTMに移籍して2023に2回目のダカール優勝。
そんなケヴィンから
The best seat ever!だなんて、うれしいなぁ。


ホンダライダー ナチョ コルネホからも

ケヴィンの弟、ハスクバーナのワークスライダーである、ルチアーノ・ベナビデスからも。

さらに、
ジョニーの息子 プレストン・キャンベルの2023ISDE出場応援Tシャツまで。

会社の事務所内がコレクションで溢れていたので、もう少し整理してかっこよく展示しなきゃと思います。
届いた嬉しさもありますが、こうして世界中のトップライダーやその関係者の方々に気をかけていただけることが、ただただうれしいです。

 

 

こういう写真見ると行かなくちゃって思うわけです。

たまに届く友人からの写真。

当然日本からではない。

とっても広いアメリカより。
いいなぁ
特別に作ったMD22の頃についていた工具入れのコピー。
経験者は知っていると思いますが、昔の様にファスナーは閉まってるのに、縫製が破れて口が開くようなことはありません。
CRF450Xにもフィットしてますね。
レジェンドに数年前渡した工具巻きもいまだ現役。
お疲れさまでした。
みんなと走って、そのあとランチして、良いことづくめですねぇ。

ほんとコロナになってからの3年間、まったく海外に出れていない。
出られないのではなくて、出る機会も気力も失ってる気がする。
おまけに先週は自分もコロナにかかってフラフラになってました。
2-3日で復活だろうと思ってたけど、わりと酷かったです。
ワクチンとかよくわかんないけど、入院まで至らなくて良かったと思います。
でも、もうすっかり元気になったし、1週間寝込んで色々考えることもできたので、年末から来年に向けて色々と考えて動こうと思います。
こういう写真見ると気力がわいてきますね。

 

 

 

 

2012のダカールを走ったシートの修理

2012のダカールラリーはホンダワークスがダカールに参戦する前年のレースです。
2011にダカールラリーで9位に入ったアメリカンライダーのクイン・コーディは2012にゼッケン9を付けてさらなる上位を目指しての参戦でした。

名前が定かではないですが、確かこれはヨーロッパのHT Rallyというチームのキットだったのではないかと思います。
ジョニーキャンベルレーシングチーム(JCR)もマシンのセットアップ等のお手伝いをしていた中で、割と期限ぎりぎりでシートも作ってくれないかという依頼でした。
その時のレースの結果はというと以下の動画

ケガをしましたが、致命的なものではなくて本当に良かったです。
マシンが戻ってきたときの写真です。


マシンはそのままJCRのピットで眠り、たまにラリーマップの製作などで動態保存されていました。
そして最近、JCRからこのマシンを借りているであろうDAVIDさんから「シートが破れてしまっているので張り替えてもらえませんか?」ということで、10年ぶりにシートが戻ってきました。
なんだか、いろんなプレゼントも同封されていた。ありがとーー!
破れてはいるけれど、乱暴な扱いをされていたわけでもなさそう。ウルトラスエードの状態も良く、毛羽立ち、毛玉、擦れなど見当たらなく良好です。
糸のほつれも、糸切れも見当たりません。
EVA防水コーティングの密着も問題なし。コーティングとウレタンの接着面の破断も起きていません。当然、水の侵入もありません。
ウレタンの状態もいいのでこのままウルトラスエードで張り替えて発送です。

完成写真はマシンに取り付けてから送ってもらうとするかな。

マシンがリフレッシュされて完成したようです。

応急処置をされていたカウルや、塗装が剥げたタンクの再塗装などして完成


いい感じです。