バイク用カバー生地見本

当社での打合せの際に皆様にお見せしている生地サンプル帳。
新色を追加して行くうちに色がごちゃ混ぜになって見づらく感じてきました。
なので、まとめ直してみました。
こうして並べると色の違いや艶や触り心地が比較しやすいです。
以前はサンプル帳を作って販売していましたが、バイク用ビニールレザーは特殊なため在庫限りのものも多く、出入りが早いのでまとめたサンプル帳を販売してもお客様が選んだ時には既に在庫が無い場合もあります。
なので現在は販売しておりません。

シート改造のご予約をいただいたお客様には無料カットサンプルをお送りしていますが、「全種類送ってください」と言われて困ることもあります。
なので、サンプルは先ずはWEBでご覧いただき、その中から3-4点ほど選んでいただいてからサンプルを送らせていただきます。
選べないお客様にはノグチシートが最適と思うものをピックアップして送ります。

ウルトラスエードも常時在庫は【赤 黒 ダークグレー 青】そして青を除いた色のパンチング仕様となっております。
その他、ある程度は数メールの在庫があります。メーカーが切り売りをしない色が多く、1反30mで仕入れるにはあまりにも高額であるため、切り売りしてもらえた時に仕入れた分が残っているものが6-7点ございます。

これら生地含めシートを作るための材料の販売も行っておりますので、シート加工を自分でしてみたいという方はぜひこちらをご利用ください。

生地を見て触って提案もしてもらいたいという方は当社で打ち合わせが良いかと思います。
ノグチシートは土日祝がお休みなのでなかなか見に行けないというお叱りも受けますが、その辺りはご容赦ください。

2025ダカールラリーのシート CRF450RALLY


今年もこの季節となりました。
2025用ダカールラリーのシート製作です。

2025ダカールラリーを走るホンダチームの5人のライダーそれぞれに合わせた
「ダカールスペック」シートを提供します。


写真でも分かるように形状がライダーの好みに合わせてあります。
世界ラリー選手権では今年ホンダがマニファクチャラーズチャンピオンとなりました。


2025のダカールは連覇が期待されます。

ノグチシートも今年で13年目のサポートとなります。
パートさん含めて7人の会社で、なかなか長くやってきたもんだと自分でも感心してしまうところです。
おかげさまで色々と知識と技術と、さらには素材も向上してハイクオリティなシートを一般のお客様にお届けできるようになりました。
2025ダカールでHRC復帰後4回目の優勝と連覇を強くお祈りします。

シリコンラベルの製作

ノグチシートのロゴステッカーやウエルダータグなど色々作ってきました。

このロゴマークはとても気に入っているし、CIの一部として重要な役割を果たしてくれていると思っています。
今回は、シートに使えるかは分からないけど、最近シャツなどについているシリコンラベルが気になって調べたら、持っている機械で施工できそうなイメージがつかめたのでダメもとで発注。
かっこいいなと思ったものはとりあえず真似してみたいんです。
早速データを送ってメーカーと打ち合わせ。
メーカーからこれでどう?という写真が届いた。
いいっ!!!
厚みは1mm程度で立体的なロゴです。
これでキャップとかTシャツ、スエット色々作ってみたいなと妄想が膨らみます。

そして、届きました。
新しい素材はワクワクしますね。
これでお金儲けしようとかあまりイメージできないのですが、自分でかっこいいなと思えるものを手掛けるのは楽しいです。

やっぱりいい。
欲を言えばあと0.5mm高さがあっても良かったかなと思う。

これも、いわゆる勉強代払ったと思って、次は高さのオーダーも入れてみよう。
上がプリントで、下が今回のシリコンラベル。
立体感が出るだけで、かなり高級感が出る。と思う。

こうして引っ張って伸ばしたりしても今のところ剥がれはないですね。
荒っぽいもみ洗いとか洗濯試験もしてみよう。
接着温度が高いので素材は限られるけど、とりあえず色々やってみる。

 

 

 

 

古いノグチシートのロゴ

懐かしいステッカーが机の奥から1枚出てきた。
たぶんこの1枚が最後だと思う。
まだ「ノグチシートアドバイザー」って名乗っていたころのロゴマーク。
96-7年ごろに作ったと思う。デザインは近所のステッカー屋さんに丸投げで、当時流行っていた「アメーバ」をモチーフにしたロゴにしてもらいました。
これも先日発見された古い雑誌に友人の特集があり、2000年のパリダカの写真にこのステッカーが貼られたシートが写っていました。
先日、自分が持っていた古い雑誌は全部捨ててしまったのでこのロゴが写っている写真はこれしかないんです。
このロゴは正直言うと不評で、自分でもシートに印刷できないし、遠くからの視認性も悪い、色が多すぎる、流行に乗ったおかげでしばらくすると飽きてきた・・・・まぁ、それ以外にも色々文句言われたなぁ。
なので、このロゴをまた使う気は全然ないのですが、なんとなく自分用にワッペンにしたいなと思い、事務員さんの刺しゅうの練習用にデータ作成をお願いして、苦戦すること1週間。
これね、イラレのデータを刺しゅうデータに変換するのではなくて、写真をトレースしながら1から作ったのですごく手間がかかってるんです。
手間をかけただけではなくて、仕上がりもかなりいいところまで来てます。
特に背景の赤と黄色のまだらの表現は苦労したと言ってました。
刺繍は絵のようにできないので、どうやって表現するのか難しいのです。
枠とか背景色とか、大きさなど含めてもう少しで完成です。

しかし、事務員さんの刺しゅうの腕は、1年で相当な上達を見せてくれるのでうれしいです。僕の出る幕が殆どなくなってきたので、今まで以上に会社にいる時間が短くなりそうです。

そして、暫くして完成したというので見せてもらいました。
赤い部分はよりピンクにして、緑も色変更したそうです。
よりステッカーに近いし、色合いが最初より断然いい。

なので、自分の作業着にも刺繍してもらいました。
かなり気に入っている。

 

 

 

バイク用カバー素材販売しています。

DIYで張替えをしてみたいという方にカバー素材を販売しています。

1M/¥5,000~となっておりますので欲しいものがあればお問合せください。
代引き、振り込み何れも対応しています。ほとんどが当社在庫品なので、1-2日で発送可能です。
ウルトラスエードも販売可能です。
メーカーにはないパンチングも当社加工品を在庫しております。

当社で扱うビニールレザーはバイク用です。
一般的な家具用とどう違うかは以前に書いた説明を引用します。

簡単に言ってしまえば、発泡層があるか無いかの違いです。
もちろんそれぞれにメリットがあり、一概にこれじゃないとダメとは言い切れませんが、だいたいこんな感じです。

発泡層がある家具用(雑貨用)は感触が柔らかく、より本革に近いものもあります。抗菌、防湿、耐アルコールなど様々な機能が付いているもの多く、椅子やソファに多く使用されています。しかし、発泡層の上のスキン層と呼ばれる表面はごく薄く、ひっかき傷などには弱いです。生地の基盤となる基布はメリヤスで一定方向しか伸びないものが多いため、小さくて複雑な形をしたバイクシートに張るには少々困難です。

一方バイク用の非発泡レザーは基布から表面までが1枚の塩ビの板であるため、ひっかき傷には強いです。一応バイク用は-30℃から+80℃まで耐えられるように設定してあるため、昔の塩ビ素材のように可塑剤が表面に出てネバネバすることもありません。基布は全方向に延びるものが使用されているため、バイクシートの複雑な形状でも、多くの切り替えを入れなくても貼ることができます。

また当社独自ルートで仕入れたビニールレザーは純正色も多くありますので、幅広くお選びいただけるかと思います。

生地の業販は行っておりませんのでご了承ください。