ロゴマークについては先日もプリントロゴについてお話をさせていただきました。
大きなプリントロゴは少し目立つから、小さなワンポイントのノグチロゴを希望されるお客様には織ネームを縫製していました。
こんな感じに取り付けをしていました。
織ネームは一般的でアパレルなどでも良く見る。見飽きたといったほうがいいかな。これでも十分なんだけど、もう少し感じのいいロゴを取り付けられないかと考えていたら、某メーカーのシートカバーになかなか良さそうなロゴを見つけました。
しかし、その加工方法や材料の名前が分かりません。とこに頼んでいいのかも分かりません。
そのヒントになる某メーカーのシートカバーのロゴ部分を切ったり漉いたりルーペで見てたらなんとなく分かってきました。
しかも、当社にある機械でそれが出来そうだということも。
さて、どこに注文したらいいのかからスタートして、思いつくキーワードで探すこと数日。
問い合わせメールを送ること数十通。
最初は電話で問い合わせていたけれど、説明が上手く出来ないのでメールで参考写真を送ったほうが早いと判断したわけです。
関東の会社から返事があり、話を聞くとまさに探していたものでした。
そして、発注。待つこと1ヶ月で完成。
多分いけるだろうと思い、合計金額は上がるけど単価が下がるので、いきなりの1000枚発注。
金型を作り、そこに色を流して成型しているので綺麗なエンボスマークになっています。
さて、マークは良い感じに出来た。
問題はバイク用シートレザーに上手く付けることが出来るかどうかだけど
早速やって見た結果 付く!!!!
表面が凸凹なビニールレザーにも付く!
エクセーヌやウルトラスエード(アルカンターラ)にも強力に付くことが分かり、これは予想外だったので繊維関係にも縫製ではなく、熱で取り付けらる可能性が出てきた。
綺麗に溶けて一体化しています。
耐候性もあり、もちろん防水です。高圧洗車機の水を当てても吹き飛びません。
もう少し取り付け方法を吟味して製品に付けていきます。
沢山あるので、これでキーホルダーも作ってみようかな。
縫製もできるので、作業服にも付けてみよう。
製品を手に取るお客様も、作っている職人も綺麗な物が出来上がるのは嬉しいものです。
ノグチシートは乗り心地だけに限らず、美しさもどんどんグレードアップしていきます。