CRF250L-Rally Project  CRF450-RALLYレプリカを作る  

少し前にカナダのPatrick Trahan と言う人からからメールが届いた。
「俺さぁ、CRF450-RALLYのレプリカを作ってるんだぜ!」
「それを2015Merzouga Rallyで走らせるんだぜ!」
イヤッホー クールだろ!?と言う感じのノリの良い(に僕は感じた)内容だった。
メールに添付されていた一枚のスケッチ
sketchy250l現行のCRF450-RALLYではなく、CRF450Xをベースとした初期モデルのレプリカを作るようだな。
しかも、カウルはもう手に入れているという。
10569215_10152690930190984_1448465598_nこれを手に入れるということは、HONDAにしっかりした伝手がある人だろうし、送られてきた企画書を読む限り(まぁ英語の斜め読みですけど・・)まじめにやってる人に感じた。
キャプチャ

要するに「レプリカを作るにあたりCRF450-RALLYのシートと同じ物が欲しい」という依頼でした。
単なるクレクレ君なら無視なのですが、メールのやり取りのレスポンスも良く、何よりこのPatという人は「熱い!」んです。
しかし、あのメルズーガの砂丘を250で走れるのか、いや走れたとしても楽しいのか?と思いつつもOKの返事。結局、協力とは共感するところがあればそれでいいんです。
私はそう思っています。仕事のスタンスも基本そんな感じです。
20140808_202618 20140808_203027

律儀に製作してる写真を送ってくれてます。
カウルの下の空間をどう埋めるか。タンクを新たに作るのかアンダーガードを延長して上手くつなげるのか、サブタンクを1から作るのか・・今後が楽しみです。

20140814_092946 彼は下のビデオのように、砂丘を楽しく走っているイメージでいっぱいだろうな。
1彼曰く、「まだまだやることはごまんとあるんだ。アンダーガードもエキゾーストもあれもこれも、諦めずに完成させるよ!」って。
いいね、このテンション。
今ならKTM買ってラリーキット付ければ簡単にラリーに出られる時代で、自作してマシンを仕上げるのはもう古い話ではあるけれど、こうした取り組みも悪くはない。何が楽しいかは本人の勝手だもんね。
なんでもそうです。やるかやらないか。単純なことなんです。
なので、ノグチシートもこのプロジェクトに協力して、少し楽しませてもらおうと思います。
IMG_7922ベースとなるシートはもう手に入れてあって、既に製作に入っています。
ライダーの身長が189cm!!と言うでかさなので、シートは30-40mmUPで着座位置も少し後ろになるように前後の傾斜を変更。(しかし189cmて・・バイクのサイズからしても巨人だよなぁ・・)
見た目はCRF450-RALLYと同じにすべく、ウルトラスエード(アルカンターラ)の赤と、サイドはビニールレザーの赤。
カードホルダーも欲しいと言うリクエストがあったので、付けることにした。

マシン製作の進み具合は以下のURLで見ることができます。

www.facebook.com/crf250lrally フェイスブック
2

http://instagram.com/crf250l_rally インスタグラム
IMG_7923今月末にはシートをカナダへ送ることができるので、アップされる写真が楽しみです。

 

CRM250Rのシート  HONDA CRM250R

まだまだ根強い人気のCRM250R。
私も昔このバイクでレースをしていました。
私がCRM250Rに乗っているときに感じていたのは、シートの傾斜が強すぎると言うこと。
なので、走っていると次第に一番低い部分にすっぽりとはまり込んでしまう感じになります。
同じように思う方も多く、今回のお客様もオーダーはアンコ盛でした。
IMG_6300IMG_6302座面には滑り止めのB-36、サイド部分はB-02を使用。
お客様には色、形状ともご満足いただけたので安心しました。
シートも新しくなったので、まだまだ現役でCRMを走らせてください。
ありがとうございました。

 

厚さ30mmの快適性 Seat test

ツーリング話の続きです。
ちなみに、今回の行程はこんなかんじでした。
キャプチャ初日は約600km強、2日目も同じくらいだったかな。
これをステップをハイポジションにして膝は窮屈になり、そのせいで尾てい骨がシートに当たる角度も変わり、しかもシートの厚みは30mmという、まぁ休憩をほとんど取らずに走りきるには苦行のようなツーリングです。
だけど、ノグチシートで快適でした!っていう話だろ?
と言われれば、確かにそうなんですけど、先に書いたようにポジションなどが変わり、初日はまったく問題なかったところが二日目にはムズムズ・・・・・
30mmと言う薄さから来る「底付き感」
底付きがなぜいけないのかと言うと、クッションによって面でお尻を支えている場合は血流も良く痛みが発生しずらいですが、底付をすると尾骨周辺に圧力が集中して痛みを感じ始めるからです。でも、痛みを感じるかどうかは人それぞれなんですけどね。
あくまでも、シート作りの基本コンセプトは「俺のシート!」自分が気に入ったものからやらないとぶれてしまうんです。

ツーリングを終えた翌日は既にお尻の方はなんともないので、このシートのまま次のツーリングに出かけても良いのですが、気になるところは見てみないと治まらないので分解!
IMG_7913IMG_791410mmグレーの特殊なスポンジの上に、15mmのオリジナルウレタン。着座位置にのみ衝撃吸収材T-NET5mm。
ちなみにこのシートは3000km程度走っています。
分解して分かったこと。
ウレタンの状況は、長時間の雨の走行を何度もしたけれど水の浸入はなし。
見た目も触った感じもへたりは感じられない。
薄いウレタンは長時間の着座によって、もまれて割れたり激しくへたる場合があるのですが、それはありませんでした。
ちなみに
IMG_7917これは家具等で使う一般的なウレタンです。厚みは10mm。
IMG_7918赤い棒をお尻として、茶色い底面をシートベースとします。
白いスポンジは全てつぶれクッション性もなくなっている状態で、お尻は底面の硬さを感じています。これが底付きです。
IMG_7919ウレタンが完全につぶれて底付をした状態で走り続けると、写真のようにウレタンの組織自体が壊れてクッション性がなくなります。これは少し極端な例ですが、元の形に戻ったとしてもウレタンの組織が壊れていると柔らくなったりして、いわゆるこれがヘタリと言うことになります。

話がそれました。
尾てい骨などの痛くなった部位から、その場所のウレタンを見ると、その部分は薄くて衝撃吸収材が入っていない場所でした。乗った瞬間は底付きしないシートでも、長時間の着座によって徐々に底付を発生する場合が多いです。
このまま10mmでも厚みを増せば問題の解決には近道なのですがそれは面白くありません。
底付きしないようにウレタンの硬さを増せば、硬すぎてこれも違和感になる。
30mmと言う条件はなかなか厳しいです。が、30mmにはこだわって行きたいなと思います。
たった30mmでクッションの「弾力を感じつつ、底付きもせず、尻の痛みなど気にせず」走り回れるシートが今のところの目標ですね。
IMG_7915そして、新しいコンセプトで厚さ30mmのシートを作ったので、夏休みの後半また走ってみよう。

 

 

IMG_7888

日帰りでうどんの国もいいし・・
IMG_7906ふらっと立ち寄る道の駅で、その土地の銘菓をいただくのもイイネ。
IMG_7896美味しいスコッチを飲みに行くでもいいなぁ。

 

24枚撮りの夏休み  Negative film camera

恒例のと言うか、ここ最近の連休は1泊か2泊で1人旅に出ています。
旅は一人が何かといいですね。
会社の決算が6月末なので、夏休み前にはその結果も出て、決算の内容に満足しつつも旅をしながらボンヤリと色々考えるのも良いものなんです。まぁ今まで旅をしながら、ひらいめいたためしはないですけどね。
バイクで出る旅の目的はシートのこともあるのですが、これは次のブログで書くことにします。
さて、今回は西に向かい、特に行き先は決めておらずひたすら走り続けて、気になる食べ物があれば食べ、見て見たいものがあれば見る。そんな感じで進んで行きました。
そして、いつも電話のカメラで撮影してはブログにアップしていたのですが、今回はネガフィルムカメラで気になったものを撮ってみようと、荷物に入れて出発。
ネガフィルムってネガティブ フィルムって言うんですね。調べて、へーって思いました。
それと、ネガフィルムってまだ普通に売っていて、現像も1時間ほどでできました。
IMG_7916フィルムを出して出来上がった写真を見た瞬間の感動・・・は、今回なし・・いきなりピンボケ写真が・・・。まぁこんなもんでしょう。
IMG_7890記憶のすみに残っていたフィルムの入れ方で24枚撮りのフィルムを入れる。
IMG_7891このカメラは「アイレス」と言うんだそうだ。取引先の倉庫の片隅に、埃の固まりか?!と言うくらい埃に埋もれたこのカメラを発見して、社長に頼んでゆずって貰ったのです。
外せるネジを全部外し、固まったシャッターをパーツクリーナーやシリコンスプレーでスムーズに動くようにして組上げたんだけど、何かがおかしい。レンズの取り付けがかなり怪しいんです。
とにかく組みあがったので撮る事にした。

さて、ネガフィルムで撮った夏休み一人旅の写真展のはじまりー
先に言っておきます。期待しないでください。残念写真を並べただけですから。
ひまつぶしにどうぞ。

2

高速道路のパーキングでフィルムを装填し、わけも分からずダイヤルをここかなと合わせて撮った一枚目。完全なピンボケ。こうした写真を「味があってよろしい」とか言う人が居るだろうけど、やはり狙ってないピンボケはやはりダメです。しっかりピントが合う腕と、調子の良いカメラで撮りたい。

3しまなみ海道のつり橋をバックに

5

4どこかの川 何でこんな写真ばかりなんだろう。センスのかけらすらないやん。

7姫路城 白かったなぁ

6姫路城を撮るために駐車場を探していたんだけど、どこも「自動二輪ダメ」だって。
もうね、なにやってんだ行政!と怒りたくなります。
仕方なくここに停めて城を撮って、場内には入らず先を進んだ。

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10ピンボケで嫌になりますし、見づらいですがご勘弁を。
ここは最近、天空の城と言う名で有名な「竹田城跡
ここのことは色々とメディアでも紹介されていて知っていたので、寄って見ることにした。
8おっ 手前の笹にはピントが合ってるぞ!しかもピントが合っているところは色も綺麗だ。
と言うことは、操作と調整でまだこのカメラはいけるかもしれない。
ちなみに奥に写っている高い山の頂上に竹田城跡があります。
9これも手前の石垣が綺麗に写っている。いや、構図とかそんなのは二の次ね。
写るかどうかのレベルの話なのですから。
11遠いところはダメだな。
1山頂の城跡まで約2km歩くんだけど、その途中で色々カメラをいじりながら撮った杉林。
これはなかなか綺麗。これは不思議と全体的なピントが合ってるんだ。何故だろう。

15若狭のどこかで自衛隊の船が沢山停泊していた。
金網越しにあてずっぽうに撮った1枚。

と、そのほかの写真はボケボケで見せるレベルでもありません。
と言うか、まったく見応えのない写真ばかりですみません・。
たった24枚の写真で旅を説明できる写真が撮れたら面白いかなと思いました。
カメラはもう1回分解して、ネットで情報がないか探しつつ組みなおしてみます。(壊さないことを祈りつつ・・)
あと、レンズについている表示がなんなのかも学んで見ることにします。
電話のカメラで撮るのもいいけど、こうした撮影も楽しいですね。
重いけど・・
まだ夏休みは半分なので、まだまだ遊びに集中します。

 

夏休み  Holiday

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アジアンラリーやモンゴルラリーがスタートし、北海道に向かうバイクが増えつつある今日この頃。

当社も8/17までお休みをいただきます。
山に海に川に、バイクに車でと色々と遊んできます。
休みの期間中はメールの返信ができないので何卒ご了承ください。
それでは皆様 Have a nice 盆休み!