車の天井材は以前から取り扱いがありましたが、今回は取り扱いはあったけど広告していなかった素材を紹介いたします。
ビニールレザーの天井材です。
旧車などにいかがでしょうか。
写真はグレーで、その他 黒、アイボリーの計三色。
5mmのウレタン付で、幅は1400mm
1m単位での販売となります。¥4,500/1m
これに消費税と送料+代引き手数料が発生します。
(価格は現時点での価格です。予告なく変更する場合がありますので、注文時に在庫と価格をお問い合わせください)
車の天井材は以前から取り扱いがありましたが、今回は取り扱いはあったけど広告していなかった素材を紹介いたします。
ビニールレザーの天井材です。
旧車などにいかがでしょうか。
写真はグレーで、その他 黒、アイボリーの計三色。
5mmのウレタン付で、幅は1400mm
1m単位での販売となります。¥4,500/1m
これに消費税と送料+代引き手数料が発生します。
(価格は現時点での価格です。予告なく変更する場合がありますので、注文時に在庫と価格をお問い合わせください)
CRF250RALLYのシート改造記事は過去にも何度か書きましたが、多くのお客様から様々なオーダーをいただくため、これから改造をお考えの方の参考になればと一例を案内させていただきます。
今回は、私がいつもお世話になっているバイクショップ TRY様からのご依頼。
岐阜県各務原にあるお店は、高速各務原インターからも近く、R21沿いにあるのでアクセスしやすい場所にあります。KTMの取り扱いは30年以上の実績があり、ホンダの扱いは創業時からです。
さて、今回の改造内容は以下の通り
* 衝撃吸収材T-NETの挿入
* シートの一番低い部分を15mm程度アンコ盛り
* 盛った部分は足つきを考慮して幅をシェイプ
* 張替生地はウルトラスエード(アルカンターラ)
* タンデムベルトは廃止
* サイドにノグチロゴプリント
お客様からの要望は
”サーキット走行や長時間のツーリングに使用する為、シートのボトム素材は、しっかりとした素材とし、表皮や太ももの付け根部分が接する場所は、痛みが出ない様な衝撃吸収素材を使用して頂きたいと考えます。ノーマルの純正シートを25mmアンコ盛りして下さい。表皮はAスウェードでお願いします。色はライトグレーで指定したいと考えます。”
と言うものでした。
25mmのアンコ盛りは、シート先端の立ち上がりが少ないため赤いラインで示すレベルか、25mmがどうしても譲れない場合は、先端からタンクに被るではなく後方に向かってテーパーに立ち上げて盛る方法があります。
今回は赤いラインで盛ることにして、シート高が上がった分足つきを確保するためにシート前部をシェイプすることにしました。
シートには衝撃吸収材T-NETを挿入しました。


装着後の感想をいただきました。
”シート受領致し、早速装着致しました。イメージ通りの仕上がりで完璧です。本当にありがとうございます!大満足です!
スピードトリプルR2016モデルに装着しました。このモデルのシートでは困っているライダーが世界中に居ると思います。どうしてもバックステップ装着するとポジションがキツくなるのと、シートの座面がどうにも動きを制約します。
因みにライダーの僕自身ですが、身長177センチ、体重80キロ、股下89センチ。
ノーマルシートでの足つきは、踵までベッタリでした
このアンコ盛り野口シートでは
爪先の裏が付く程度ですが、立ちごけしそうな感じは全くありません。
ポジションは、よりレーシーになりました。素晴らしい仕上がりとイメージ通りなポジションが取れて最高です!
どうもありがとうございます。これでサーキット走行や高速走行が楽になります!”
こちらこそありがとうございました。
理想のシートになったという事で、安心しました。
新しくなったシートで、楽しくライディングを楽しんでいただけたら幸いです。
ある仕事の依頼でお客様の会社に出向いた時の事。
地下の管理室にあった、座るには躊躇するほどボロボロになった椅子が有名なデザイナーの椅子だったので
「今回の仕事とは別ですが、この椅子はどうされますか?」
「最近の使い捨ての椅子とは違い、張替ればまだ十年以上は使えますよ。これはとてもいい椅子なので張り替えるに十分な理由があります」と説明しましたが、
お客様は「でも、張替えるにもお金がかかるから、もうすぐ捨てるんだ」「欲しけりゃ持って帰っていいよ」という事で、そのまま数脚いただいて帰ってきた。
イームズって言う人の名前は聞いたことがある人も多いと思います。
建築家であり現在も世界中で愛される椅子を始め様々な商品をデザインした人です。
この椅子は、そのイームズが1960 Time-Lifeビルのロビー用にとデザインした椅子です。
なのでタイムライフチェアと名付けられました。
この椅子をくれた会社は創業時の1965年からこの椅子をロビーで使っていたけれど、古くなりお客さんに座ってもらうには酷い状態だけど、捨てるにはもったいないという事で地下の倉庫に山積みにされ、その一部は管理人室で使用されていました。なので、これは50年経過したヴィンテージ物となります。
このタイムライフチェアは、現在も生産されていますが名前がエグゼクティブチェアとなり、脚もキャスターが付いていわゆる「重役椅子」のようになっています。
これだと正直あまり魅力を感じません。
貰って来た椅子を見ると現在生産されているものや、20年前の物と比べても違いがいくつかあります。

ヴィンテージのタイムライフチェアの写真を見ても、なかなか見つからない同じ物。
貰ったものは背もたれのクッションが、それぞれ1本のボルトで固定されいるんですが、検索で出てくる物は殆ど2本。
Time-Lifeビルのロビーの写真を見つけました。たぶんこの初期モデルと同じものだと思います。
それと、初期の物はロビーやラウンジでローテーブルを置き、そこでお茶でも飲みながらくつろぐ為の椅子だったので、現行品より幅が広く背もたれが低い仕様です。座面は低く、角度も現行品より大きく取ってるように思います。
1972年ボリス・スパスキーとボビーフィッシャーの世紀のチェス対決ではこの椅子が使われました。これもフレームを見ると背もたれはボルト2本止めですね。
量産化となり、組み立てしやすく合理的な改良をしながら現在に至っている歴史を見るのも、息の長い椅子の楽しみです。
余談ですけど、

ウエグナーのPP503 通称「ザ・チェアー」
椅子の名前が椅子ってのもすごいなと思うし、ケネディーとニクソンの大統領選討論会で使われたこの美しいフォルムの椅子はいつか手に入れたいと思っています。
さて、ばらす前に椅子を眺めていると50年経過してプラスチック部品は割れもなく、回転部分のガタはほぼゼロ。カバーとスポンジ以外は全く問題ないという点に驚かされます。
これだと修復がしやすいです。とは言え、手の込んだ作りなので簡単にはいかないです。
さて、ばらしていきます。

アルミの鋳造部品はエッジの効いたラインと、少しルーズでヌルっとした面がとても美しいです。

カバーを外してスポンジ部分を観察します。変わったスポンジの構成になっていました。なぜそうしたのかという理由を探るのも椅子屋として勉強になります。スポンジは変形してへたっているので全て新品に交換します。
カバーも本革から高級素材Kvadrat社の平織に変更して張り込む事にしました。
本革は高級で長持ちすると言われていますが、革は蒸れますし、滑ります。リラックスするための椅子であれば通気性のある布で適度なすべり止め効果があったほうが良いと私は思います。もちろん革にも良いところはたくさんありますが、革が最高級、最上級ではないという事も知っていて良いと思います。
作業途中の写真が全くなくてすみません。
完成です。
太いパイピングがこの椅子の特徴でもあるので、そこは同じ太さにしました。


アルミ部分はヘアライン仕上げにするか、ピカピカにするか悩んだけれど、ピカピカにしました。
自己満足ですが、スポンジの構成を考えながらできるだけ当時のディテールのまま仕上げたつもりです。50年経ってもこうして新品のようによみがえる椅子はとても魅力がります。
座り心地は申し分なく、これでゆっくり本が読めそうです。
欲を言うならオットマンが欲しいところですが、それはまたいずれ。