刺しゅうソフト Embroidery software

巷ではアップルの新製品のニュースに関心がいっているようだけど、私はそっちの新製品ではなくこっちを待っていました。
FullSizeRenderきた!
新しい刺しゅうソフト。
何が新しくなっているのか、内容すら確認せず注文してしまった。
友人が昔こんなことを言っていた。
「仕事で使うものって新しいのが出たら、今使えてて問題なくても切り替えるようにしてるんだ。 だってさー、仕事ってつまんないじゃん、だからそういった新しいもので仕事するとつまらなさが減るのよ」といった感じのことを聞いて、すべてとは言わないけれどその考えは一理あるなと。
先のアップルの新製品だって、例えば今のiphoneは電話としてもその他の機能も問題ないんだけど、新しい機能が追加されたというだけで所有欲が沸くんだからね。

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刺繍のソフトなんて毎年新しいのが出るわけじゃないし、出たからにはアップグレードしておかないとと思うんです。

刺繍を主な仕事としてはやっていないけれど、刺繍ができることで当社の製品に付加価値をつけることができることは確か。
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しかも、誰にでもできそうで、なかなかこれが難しい。だからのめりこんでしまったんだろうと思います。
完全な独学だけど、いいところまで来た感触はあるんです。
このソフトはそれほど高機能ではないけれど、今はもう一つのソフトと合わせて複雑なデザインまでこなせるようになってきた。英語のソフトだから英語の勉強にもなるし・・・
無題とにかくこうしてやる気が湧いてくることはいいことなんだ。

 

夏季休暇のお知らせ と 関のウナギ 

 

野口装美 (ノグチシート)は8/12から16までお休みします。

バイクシートのオーダーは随時受け付けておりますが、お盆前の納品に関しては受付を終了しました。
おかげさまで現在多くのオーダーを抱えているため、加工内容にもよりますが納期は3週間程度いただいております。
お待ちいただく時間が長いですが、ご理解くださいますようよろしくお願い申し上げます。

 

さて、たぶん日本で一番蒸し暑くて不快指数が高いのがここ関市小屋名だと勝手に思っています。

7/31 12:00 38度を超えてます・・・
車の温度計は37・・
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連日37-8度・・いや、アスファルトの照り返しを考えると、会社の前は40度はある!と思います。
冗談抜きで工場内にエアコンがないと仕事になりません。

エアコンをつけていてもこの暑さで体はバテてきます。
バテた体には栄養のある食べ物を。
そう、夏バテには うな丼!

先ほど不快指数が日本一だと言いましたが、こと鰻に関しては旨さ日本一だと思っています。
カリッと焼いた皮と身に、噛むと中の身はジューシーで柔らかい。あーーしあわせ。
蒸すことがなく、さばいてから焼くのみで、たれに何度もくぐらせて焼くうな丼は、他県でも名店と言われるところで食べた私ですが、やはり関が一番と自負しています。

まだまだ暑い日が続きますので、この夏休みや当社に打ち合わせに来たついでに寄ってみてはいかがでしょうか。ただし、ここで紹介するお店は一部ですが、これらのお店は時間帯によってはかなりの待ち時間を要しますのでご注意ください。

辻屋
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しげ吉
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みよし亭
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この3店はいつも大賑わいです。 この時期並ぶのは必至です。照り付ける太陽、お店から吐き出されるウナギを焼く煙、その匂いに反射して鳴るおなか・・・。結構つらいです。

なので、このうだるような暑さの中、並ばず、できれば予約して食べたいという方は
だいえい
11800016_474545309388351_7636113610227018797_n先日、会社のみんなで食べに行きましたが、ここのウナギ御膳。なかなか良いです。
先に紹介した みよし亭の店主はだいえいで修行されて独立されたとか。すみません又聞きなので確かではないです。でも、そういわれるとたれの味は似てる気がしました。

これら以外にもまだまだ鰻屋さんはあります。
私は鰻屋さんの回し者ではないのですが、関東や関西の友人も岐阜に遊びに来ると今回紹介したお店に連れていき、皆喜んでくれます。
美味しさの感覚は人それぞれなので絶対とは言えませんが、話のネタにいかがでしょうか。

 

クラタスがおもちゃに! Toy of KURATAS

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クラタスがオモチャになります。タカラトミーから6/20発売。

先日、倉田さんに量産品を見せてもらい、遊ばせて貰いました。
対戦型なので2台購入して遊んで欲しいです。起動時の音もなかなかいい感じです。
YouTube Preview Image
ありがたいことに上の写真を見てもらうと分かりますが、クラタスのわき腹の所にノグチロゴが入っています。
もちろんオモチャにも全て「KING OF SEAT」のロゴ入り。
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企画が進み、量産化決定の話を聞いたころ倉田さんから「野口さんのロゴ入れましょうか?」って軽く言われて「え?まさか無理でしょ」と言いつつロゴデータ渡してしばらくしたら、試作品に入ってましたっていわれて、先日実物見てびっくり。
何万個、いやヒット間違いないから何十万個と出荷されるオモチャに当社のロゴが入っているって、すごいよこれって。

ここでちょっと説明。そもそも、椅子屋の野口装美と水道橋重工のクラタスとどんなつながりなの?って聞かれるんですが、最初はクラタスのシートをこちらからお願いして作らせて貰ったんです。
11上の動画の最初に映るこれです。このシートがきっかけなんです。
3年?いや4年前かな。
それから、イベントなどでの現場作業を手伝ううちに、わりと深くお付き合いすることになり今に至り、オモチャへのロゴ記載となったわけです。

さて、実物のクラタスですが、最近倉田さんのブログ「なんでも作るよ。」が1年ぶりの更新をして詳細を伝えていますが、ここでもちょっとお話します。
倉田さんと出会った当初のメールのやり取りに「このロボットはアラブの石油王に売りますので・・」って確かに書いてあるんです。
まぁそんな冗談はよく聞くんですが・・・。

10931427_649302875201808_5706246873295719292_nそれが冗談ではなくなり。今年、とうとうお呼びがかかりドバイに行った倉田さん。
そして握手。
これからのお話は倉田さんのブログを楽しみにしてください。
ドバイから送られてきた写真は・・
IMG_4121奥のでっかいビルはネットで見たことあるぞ。そして、目の前の車はブガッティ ヴェイロンじゃないかよ!億の車だよ億!
そしてもう1枚。
IMG_4122えーーーっと、、、手前のゴールドピカピカなのってフェラーリだよなぁ。
噂じゃ無くてほんとにあるんだな、金メッキのフェラーリって。
その後ろの白いのはパガーニゾンダかな。これも億だよなぁ。
なんなんだろうドバイって。
クラタスの今後がますます楽しみです。

 

 

シートのサンプル Sample seat.

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シート改造の打ち合わせはお客様が遠方の場合、メールでやり取りすることが多いのですが、やはり素材に触れて直接説明が聞きたいということで、当社まで来ていただくお客様も多く居られます。
このシートは当社で打ち合わせを行うときに、お客様に見て、触っていただいて、ご自身のシートのデザインのひとつの参考にしていただいているものです。

1つのシートでたくさんの技法や素材の違いを表現したいのですが、詰め込みすぎてもよく分からなくなってしまうので、一般的な技法を盛り込んであります。

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上の2枚の写真は、シングルステッチを側面か座面にするかで見える印象が変わるというもの。

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ロゴのプリントや

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最近はじめたウエルダータグの取り付け見本

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従来の織ネームの取り付け例も。

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黒い生地に赤いダブルステッチを掛けるとどのように見えるのか。
また、左の滑り止めレザーに対して、一見滑り止めに見える右のディンプルレザーのすべり具合の比較など。

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左はウルトラスエード(アルカンターラ)、右がエクセーヌ。触って座ってみて、その感触を確かめていただけます。

これからの季節は炎天下に、このサンプルシートを外に置き、10分程度で変化するビニールレザーやウルトラスエード(アルカンターラ)の温度変化も体感していただけます。

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サンプルシートに盛り込めなかった技法は別のサンプルシートで説明しております。
座面に施すタックロールや

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ステッチとは一味違うパイピング処理など。

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カバー見本だけではなく、一般的な素材から当社オリジナルウレタンなど様々な素材の感触も比較しながら確かめていただけます。

遠方の方ですとなかなか当社まで来て打ち合わせが難しいですが、こうした現物を見ていただくとより一層、自分だけのオリジナルシートのイメージが広がります。

当社で打ち合わせを希望される方は、電話(0575-28-2057)かメール(bike@a-seat.jp)でご予約をお願いいたします。ご予約の際にはお客様のお名前、電話番号、車種などもお知らせください。
通常の営業時間は平日08:00-17:00 土日祝はお休み。ですが、担当者との時間が合えば時間外、休日も可能です。

以上、よろしくお願い申し上げます。

 

 

ウルトラスエードのお手入れ Maintenance of the ultra suede

ウルトラスエードと言っても、まだアルカンターラという名前のほうが強くて、お客様に説明するときはアルカンターラと言った方が話が早く、それが高級な素材であることも理解いただけるのが現状です。

アルカンターラとかウルトラスエードとかエクセーヌって、その違いは何なの?とよく質問を受けてお答えしていますが、それを説明してる記事があったのでリンクを張っておきます。
しかし、この記事にあるように東レが販売しているエクセーヌとウルトラスエードは同じものではなく、大きく分けるとウルトラスエードは車両専用ブランドでエクセーヌは雑貨用となります。また、イタリアのアルカンターラと今まで日本で製造していたアルカンターラ(現在名はウルトラスエード)も耐久性などの違いがあります。ややこしいですね・・。
更に詳しいことが知りたい方は直接当社にメールください。

この素材については、メンテナンスについてよく質問されるのですが、それほど気にせずお使いくださいとお答えしています。汚れた場合も簡単な洗い方で良いし、防水スプレーや防汚剤等の使用もしないでくださいと説明しています。

さて、ダカールを走って汚れたまま帰ってきたCRF450RALLYのシート
シートは汚れたままでした。
なので、内部の検証をしてから返却するに当たって一旦綺麗にしてと思い、一般の方にも推奨している洗い方で洗ってみました。

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土がこびりついています。

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ブラシや爪などで引っ掻いたレベルでは取れない汚れです。

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バレーダのシートはウユニ塩湖の塩水が染みこんでいるようでした。白く塩が浮いています。生地自体も塩水で固まってごわごわしています。

バレーダのシートは剥がしてカバーのみ洗い、ピゾリトの黒のシートは防水コーティングの効果も再確認するためシートのまま洗いました。
IMG_9118手洗い用石鹸と写真に写っているブラシで少し乱暴に洗ってみました。
とにかくブラシでこする、こする、こする・・・。
何度も水で流し、泡も汚れも出なくなった頃に洗濯終了。

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この時点で黒のシートのスポンジに水の浸入がないことを確認。
乾いたタオルで毛並みに合わせて後から前にタオルを流して水分を取り、天日に干します。

特別な洗い方はしていません。写真で撮った以外の洗いはしていません。
そして結果がこれです。
写真を見ていただければ説明は要らないと思います。

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新品に!とは言いませんが、肌触りや質感、表面の荒れ具合などまだまだ問題ないレベルで、もう1レース使えそうな感じです。

こうした情報をお届けできるのも、世界最高峰のラリーで酷使されるシートを作っているからだと自負しております。
「レースは走る実験室」と本田宗一郎が言ったけれど、まさにその通りだと思います。
勝つために実験を繰り返しながら登っていくんだと思います。
ノグチシートが勝つわけではないけれど、シート屋として勝ちたいことは沢山あります。
そのためにこれからも実験を重ねていきたいと思います。