KTM950Adventureのシート 

イタリアのカメラマン Alessio Corradiniに渡したKTM950アドベンチャーのシート。
キャプチャ仕様としては、
座面を30mmアップ
衝撃吸収材T-NETを挿入
座面も着座位置を少し幅広
カバーはウルトラスエード(アルカンターラ)

届いてからしばらく経ったけど、その間にいろんなラリーにノグチシートを取り付けて出かけていたようです。
彼はカメラマンだけではく、時には競技者として走っています。
しかし、このでっかいバイクで、よくもまぁって所を走ってますね。
10295938_10203827809393781_488631039012735092_o10497243_1527342954145594_1958401478520255580_o10624611_1542603169286239_808477064186671138_nクラス優勝しちゃったりもしています。
10256509_1512192805660609_7297473407609350919_o10661638_10152706438132270_8316241743589556417_o当たり前だけどカメラマンのアレッシオが投稿する写真は素敵なものが多い。
久しぶりにメッセージを送ったら
Noguchi, your seat is great and a lot of people ask.
…a fly&ride in Italy is waiting you take a long weekend! I can give you my motorbike.
だって。
こりゃ遊びに行くしかないな。
でも、借りるなら950アドベンチャーより軽いのがいいな・・・。

 

シートの断熱 Thermal insulation

オフロードバイクだとシートから伝わるエンジンの熱というものを感じることがないのですが、ロードバイクや一部のオフロードバイクでは「低温やけど」しそうなくらい熱いという話は昔から聞いていました。
特に夏場そんな相談を受け、苦肉の策で断熱マットをシートベースに貼り付けたりもしました。
最近では市販車でもその対策がされているものが見られます。
簡単ですがその紹介です。

ktm-duke-390KTM DUKE390 この排気量になってシートの形状はそのままに、熱対策がシートベースに施されています。
IMG_8042左がDUKE125  右がDUKE390 裏から見ると390のほうにブラインドリベットで何かが留めてあります。
IMG_8045重さも違います。こちらはDUKE125です。715gです。

一方 DUKE390というと・・
IMG_8046約300g重い 1056g。 リベットで止めてあるのは3mm程度の鉄板です。これによって熱が内股やお尻へ伝わりにくくしてあります。

次はBMW F800
01赤いラインがシートベースのボトムです。矢印で示す断熱材がシート上面より約20mmほど下に挿入されています。
IMG_8047裏側から見ると指で触ることもできます。こちらはKTMのように鉄板ではなく、分厚い硬質の発泡ポリエチレンが入っています。
ポリエチレンといえばキャンプマットなどにも使われていますね。断熱効果も高く軽い素材です。が、いかんせんクッション性はまったくなし。
そしてF800に入っている断熱材は分厚く、普通にアンコ抜きをすると硬くて座ってられません。
なので、当社ではT-NET挿入などでクッション性を残しつつ、断熱性能も維持するレベルでポリエチレンも同時に削り込みます。

これらのように熱対策がされたシートの加工は余計に手間がかかります。
見えない部分なので、こうして簡単な写真ではありますが皆様にお知らせできたらと思っています。

自分のシートが、希望の加工が可能かどうか知りたいというお客様も遠慮なくご相談ください。

シートの中を知っている当社がお答えいたします。

KTM690DUKE

KTM690DUKEのシート改造の依頼があり、完成後インプレとお写真をいただきましたのでここでご紹介させていただきます。

お客様からの要望は以下の通り
*足付きが現在両足つま先程度なので、それを改善したい。
*写真の青線のようにアンコ抜きと黄線外側をシェイプ。
*座面のシートエンド部近くに座るため、この部分はフラットにする。
21*カバー地はウルトラスエード(アルカンターラ)のパンチングとパンチング無しを使用し、切替はノーマルのデザインを踏襲。
*サイドにエンボスロゴを施し、後部にはアルカンターラのタグを取り付け。
3*アンコ抜きをするため、クッション性がかなり落ちるので衝撃吸収材T-NETも挿入。

ちなみに下の写真が加工前の状態です。
2013-ktm-690-duke-studio-02そして加工後
写真 1写真 3IMG_7626アンコ抜きによりシート前部の立ち上がりがきつくなったので、シワ防止のために切替を一ヶ所追加しました。(白いラインです)ウルトラスエード(アルカンターラ)は伸び率が低いので、張った当初はシワがなくても張力が無理をしているところでシワが発生する場合があります。なので、他のシートでもこのように切替を追加する場合があります。
写真 4写真 2お客様より
野口装美様
シートが届いてから雨でバイク乗る機会がありませんでしたが、先週末にようやく乗ることができました。
シートの感想です。外観は生地をアルカンターラにしたことで高級感が出てかつグリップ性も良く、とても満足しております。
形状につきましては、アンコ抜きとサイドシェイプのおかげで片足での足の出しやすさが格段に上がり、つま先しか着かなかったのがべったりとは行かないものの足の着地面積が増えたことで、交差点等での停車時の不安がなくなりました。ただ、自分の身長とシートのベース形状のせいか両足での足着き性に関しては大きくは改善しませんでした。
また、アンコ抜きを結構したのでお尻が痛くなるかなと思われましたが、T-NETのおかげか予想よりも痛くならず中距離のツーリングならば苦にならないと思われます。
バイクに装着した画像を添付いたします。今回は、どうもありがとうございました。
以上です。

こちらこそありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

アルバニアラリー  KTM990ADV

アルバニアラリーが始まりました。イタリアではサルデニアラリーとラリーシーズン真っ盛りって感じです。
キャプチャこのアルバニアラリーにプレスで参加なのか、競技者として参加なのかは分からないけど、FRMではもうおなじみのイタリア人カメラマン アレッシオがノグチシートをつけて走っています。
キャプチャ発送してイタリアに住む彼に届くまで23日・・・イタリア税関何してるんだ!
10372958_1507329679480255_5445425330467702109_oトゥアレグラリーではKTM990ADVに乗って、ルート上を先回りしてカメラを構えていました。
よくもまぁあのへヴィなマシンでここまで来るなぁと感心しながら見てました。
1618378_1508870682659488_8298551813234453691_oそんな彼から、ノグチシートに座ってみたいという話が来たので、ちょっとした交換条件をだしてサポートすることになりました。こうして現場で使ってもらって正直なインプレがもらえるのは何よりの開発になります。
シートの仕様は 30mmアンコ盛、ウルトラスエード(アルカンターラ)で張替、衝撃吸収材T-NET挿入といった具合です。
10456329_10202148927989724_196046621_nアルバニアラリーで撮る彼の写真も楽しみです。

 

KTM390DUKE シート改造

KTM125DUKE 250DUKE そして390DUKEが発売されました。このシリーズのシートは既に30台近く加工させていただいております。
その多くは若干張り出しがきついサイド部分の削りと張替えです。
今まで加工したシートの一部をご紹介します。
KTM-10ビニールレザー D-01+Y-03
KTM-16ktm125dukeimpala-11-450x304パンチングウルトラスエード(アルカンターラ)+Y-03 オレンジ糸ステッチ。
ktm125duke2011728-9P8040178
さて、今回は390DUKEのシート改造。
お客様の要望は「窮屈なので少しでもシート高を上げたい」ということでした。
2013-KTM-390-Duke-01赤いラインラインまで野口シートオリジナルウレタンでアンコ盛をします。同時にT-NETも挿入します。
IMG_7213カバー地はB-12とカーボン調のY-03のコンビです。
IMG_7210エンボスロゴ
IMG_7212お客様がボディに貼られたカーボンフィルムとシートのカーボンレザーもマッチしていい感じになったと思います。
ありがとうございました。