岐阜大学フォーミュラプロジェクト   FORMULA CAR SEAT

会社から近いところにある国立岐阜大学
その工学部の学生さんからメールを貰った。

・・・・・・私たちは、「全日本学生フォーミュラ大会・学生のためのものづくりコンペティション」に出場するために活動しています。学生フォーミュラ大会とは、学生が自ら設計・製作したフォーミュラカーを持ち寄り、競技を行う大会です・・・・・略・・・・・・・今回、貴社に支援して頂きたいことにつきましては、マシンに搭載するシートを設計するにあたってアドバイスや技術支援をしていただきたいと思っております。昨年度大会において、ドライバーから、座っていて痛いと言われました。そこで、今年度は、シートにクッションに近いものを取り付けようと思っております。シートにクッションを取り付ける技術やクッションの材料などを支援していただきたいと思っております・・・・

大変丁寧なメールをいただきまして、なによりこの取り組みは楽しそうだなと言うことで、即「協力しますよ」と返事。

WEBを見ると・・・ こういったマシンで競技するのか。
キャプチャなので、早速大学まで材料を持って見学に行ってきました。
IMG_3900IMG_3902いーね、カーボンのハンドルにシフトボタン。フロントタイヤ内側に見えるギヤのようなものは、これで信号を拾ってトラクションコントロールをしてるんだって。

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残念ながらエンジンは先日「やってしまった」そうで見れなかった。搭載エンジンはバイクのGSX600のエンジンだそうです。

こんなのをみんなで作って走らせたら楽しいに決まってる。お尻の痛みも取れれば、タイムアップは間違いないはず!!!
IMG_3904左の材料を抱えているのが、今回メールをくれたチームリーダーの中山さん。
材料の説明を、申し訳ないくらい凄く簡単にしただけなので、あとは工夫してみて!
シートを1から作ってもいいんだけど、それじゃぁ学生さんの作る楽しみを取っちゃうしね。作って上手くいかない楽しみもあるのだよ。はははっ。とにかくやってみよーー。その3種類の材料でワークスマシンのシートも出来ているのだよ。分からないことが出てきたときに聞きにきてください。今は直ぐに質問なんてないだろうしね。マシンの性能の1つにシートの性能もあるんだなと思ってもらえたら、これほどうれしいことはありません。
それにしても、シートの問題が出て、ネット検索で当社にたどりついて問い合わせてくれたことに感謝します。今後ともよろしくお願いします。