竹谷孝之の仕事展 Figure

東京への出張は頻繁ではないけど、まぁぼちぼちな感じで出て行ってます。先日も某社で遠隔地にいる担当者さんも交えてテレビ会議。世界中に拠点を設ける企業では当たり前の会議なんだろうけど、なんか新鮮。
物を作れば壊れるし、出来上がったものに対して欲が出るのは当然の話し。そうして要望を1つずつクリアすることでより良い物になっていく。当たり前の話しなんだけど、結構これができるようでできない。妥協と言うかなんというか、とにかくちゃんと向き合わないと良いものはできないってこと。

で、仕事が済め気持ちを切替・・・・毎回のことだけど、せっかく東京に出てきたのだからあれも見たい、これも見たい、ここで飲みたい・・・などなど、仕事の後は観光気分が盛り上がってくるんですよ。
ビッグサイトでインテリア展をやってるのは知っていたけど、イマイチ興味がわかない。
美術館も一通り調べて興味があるものが何個かあったけど、これもイマイチ。
そんな時、友人がこれを見てきたとフェースブックに書いていた。

竹谷孝之の仕事展

・・・・知らない・・。初めて聞いた名前です。
フィギュア?・・・
名前だけ聞けばたぶん行くこともなかったけれど、私から見て素晴らしいアーティストである友人が「敗北感に凹まされる・・」云々・・・言っていたので一体どんなものだろうと興味が湧き行ってきました。
IMG_5014ここは廃校になった学校をそのまま使っているのか?そんな建物でした。
IMG_5015ポスターにもなってるフィギュア。これのメイキングビデオが楽しかった。しかもこの作品の製作時間が48時間って。早いな。 ビデオの中で写る工房の壁に「うす味」と書いてあったのがとても気になった。
YouTube Preview Image
IMG_5017IMG_5021これなんかね、説明文読んだらちょっと笑った。
IMG_5022いろんな意味で、見る目を持つってことは大事なことだなぁと。
IMG_5032このカブ。すごく小さいのに、荷台のメッキの浮き方がすごくリアル。
IMG_5027「漁師の角度」と言う写真物語の連載など全く知らなかったのですが、それらをまとめたブースは更に迫力があった。
IMG_5033IMG_5034IMG_5035この、ものすごい密度といい、見てて感じる強烈な生臭さといい、造形の美しさやその創造力に感動しっぱなしで時間はあっという間にすぎていきました。

これは来て良かったなと思う展示会でした。
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