2011 ダカールラリースタート

2011 1/1 アルゼンチンのブエノスアイレスからダカールラリーはスタートしました。
これから16日間南米を舞台に戦いが繰り広げられます。
市販車クラス6連覇を狙うチームランドクルーザードライバー三橋淳選手は、日本のダカールファンのために大会中にできるだけライブ映像を届けると頑張っています。

映像はここから見れます。http://www.jun38c.com/wps/ustream/jun-tv/
今後の放送予定もここでチェックしてみてください。
僕もスタート時は朝から眺めていました。砂漠の走行ライブ映像が見れれば最高なんですけどね。砂漠からだと電波が届かないかな。
そういえば衛星放送なんて言葉は最近聞かなくなりましたね。インターネットで、しかも携帯電話からクリアな映像が送られるなんて素晴らしいです。
ダカールラリーの創始者 故ティエリーサビーヌの言葉
「私にできるのは、“冒険の扉”を示すこと。扉の向こうには、危険が待っている。扉を開くのは君だ。望むなら連れて行こう」
中学生の時に聞いたこの言葉にやられたまま、現在まで至っております。
僕が挑戦するなら冒険に違いないけど、実際のレースは安全についての設備がすごいです。
例えばイリトラック
これは全選手に取り付けられた位置確認システム。現在何処にいて、走っているのかとまっているのかも分かる。動かない場合、主催者から連絡が入り安否の確認もできるようになっている。
バリース(ビーコン) これは発信機ですね。車体に取り付けるのですが、自分でスイッチを入れたり、クラッシュして動けない場合は他人がスイッチを入れて現在地を主催者に知らせてくれる。

矢印の先に丸いステッカーがあって、それがバリースの設置場所だと誰が見ても分かるようになっているんです。
サンチネル 後方から迫って来る車両と言う物は砂煙で見えなかったり、そもそも見なかったります。バイクの場合は特にそうです。ホーンを鳴らしても、後ろからだと聞こえづらいのです。なので、後ろから車が来たときや、前走者に追いついて中々抜けない場合などはこれを鳴らします。けたたましい音と、フラッシュライトで後方から接近を知らせます。

バイクはこんな感じで取り付けます。
欲を言えば、その下に写っている大きな黒い箱。GPSなのですが、これがもっと小さくなるといいんですけどね。
2kgくらいあるんです。もっと重かったかな・・・
それと、常にドクターヘリは飛び回っており、クラッシュしても素早く現場に到着できるようになっています。
レーシングスピードが安全だとは言いませんが、広大な大地で全員の位置確認とこれらの安全装置によって、安心して「冒険」ができるようになっています。
さて、これからゴールまで目が離せません。