ロゴプリント Logo print

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今までシートへのロゴプリントは、専用の顔料を使って「塗装」をしていました。
塗装なのでマスキングが必要なのですが、マスキングテープが貼り付かない生地や塗装が乗りにくい生地もあり、なんとかして奇麗なロゴが全ての素材にできないものかと考えていました。
IMG_6700写真のようにスクリーン印刷や塗装でもこのように擦れて塗料がはげてしまいます。純正シートでも同じようにロゴが消えていきます。
アルカンターラやエクセーヌなども同じく擦れてロゴがかすんでしまいました。
そこで、様々な転写シートを試した結果やっとバイク用に最適なシートを見つけました。
このロゴ用転写シートで、さまざまな素材に高い耐久性を持たせたロゴをプリントできるようになりました。
IMG_6697一般的なビニールレザーへのプリント。
IMG_6696G-01のような表面が凸凹したビニールレザーにも、凹の奥まで転写シートが密着するような加工方法も考案したので
IMG_6692こうしたナイロンオックスなどの生地にもプリントができます。
塗装では文字のシャープなエッジが出なかったり、色の発色などの問題があった素材が転写シートで全てクリアーできます。
今までできなかった事ができるようになると、欲が加速して色々して加工の幅が広がってきました。
アルカンターラは転写シートの密着性もよく、スエード地にくっきりとしたロゴを付けることができます。
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1781013_3824389943892_578985876_o今回紹介したロゴプリントはダカールマシンにも施してあり、ゴール時の写真を見る限り剥がれなどはなく耐久性はダカールで実証されたと言ってよいと思います。
1ちなみに自分のシートの座面にも同じ加工をしてあります。ここ最近ラリーの練習ために毎週乗っており、洗車も繰り返し行なっていますが、ほんのわずかな剥がれはありますが、破れや汚れなどほぼ問題がない状態を維持しております。
キャプチャこうしたカラー印刷した転写シートも可能だと言うこともわかり、乗り心地プラス見た目のかっこよさもどんどん突き詰めて行きたいと思います。

ロゴマークはプリントもエンボスロゴもお客様のオリジナルロゴに対応します。ご希望のロゴがあればご相談ください。
プリントの色は白・黒・赤・オレンジ・シルバーを揃えております。

 

ガルル3月号 [Garrrr] Off road bike magazine

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先月取材していただいた野口シートの記事が掲載されてガルル3月号が本日発売です。
112P60からカラー6ページで野口シートの特集です。
6ページって、しかもカラーで!すごいなぁって自分でも驚いています。
わざわざ東京より遠い岐阜まで取材にきていただきありがとうございました。

皆様、是非ご覧になってください。

ウエルダータックロール Vinyl welding

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シートの座面にタックロール加工や、サイド部分のビニールレザー補強などを今までは3mm、2mmのフラットバーでビニールレザーを押えて溶着してきました。
溶着の良いところはなんと言っても防水性です。糸を使わず2枚のビニールレザーを接合できるので糸切れなどの心配もありません。
フラットバーでも耐久性や見た目にも問題はなかったのですが、純正シートによくある「縫い目模様」が入った型押しがしたいなと考えていました。
しかし、3mmのフラットバーに均一に幅1.5mmの縫い目模様を機械で彫ってもらうには金型のコストのことを考えるとなかなか手が出なかったんです。一発勝負で作ってみるのもありなんだけどそれでは失敗した時に諦めてしまう可能性もある。なので、模様の大小やバーの長さなど色々手軽に試してみたいと常々考えていました。
やはり考えていると10個のうち1個くらい良い案が浮かぶもので、試しにやってみたら大正解!写真のようにステッチラインっぽく仕上がりました。
一度形になってしまえば、そのアレンジは簡単なものなので、今後フラットだけではなくてR形状など考えていこうと思います。

刺繍ミシンと同じで、この機械でできることはだいたい知っているけれど、どうしたらそうなるのかわからない・・・ 高周波溶着の機械を買ったはいいけど、使い方がわからないところからのスタートは同じ。指を大火傷すること2回。知らないが故、その道のプロでも思いつかない荒技も生み出すこともできてなかなか楽しい。

 

山遊び On sunday!

友人に誘われて久しぶりの山へ。
IMG_5803スパーチャージャー+4WD+ハイルーフと言うモンスタートラックに愛車を積み込み快適に高速をクルージング。
BGMは、この前ブログにS2000のことを書いたんだけど、その時貼り付けたS2000のCMに使われていたコレを熱唱しながら^^
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まぁね、遊びに行くときはこのくらいテンション高くウキウキしてたほうがいい。
遊びに理由はないんだけど、せっかく1日走るんだからと実験したいシートを製作。
IMG_5801これ、ロゴは全て、あるシートを転写してあるんです。サイドに使用してある一般的なビニールレザーへの転写は密着性が高くペイントと遜色ない仕上がりなんです。これだと擦れて消えてしまうことがない。こちらは既に一般のお客様へも提供している。そして、さらに厳しいテストをと言うことで、座面に新製品のハイグリップ素材G-02を使用し表面にロゴを転写。G-02の表面はグリップ力を高めるため凸凹が大きいんです。そのために今までの塗料でのペイントは、ロゴのマスキング接着せず無理なので、ロゴを入れる場合は転写しかない。でもその場合ロゴはシート状のものを貼るわけなので、その凸凹にどれだけ追従して密着するかが問題になります。いずれにしても実験しないと分からないので色々貼ってみた。ちなみにダカールの商標とかはあくまでも個人使用と言う事なのでご理解を・・。

IMG_5807そうは言っても、走り出せばシートのことは忘れて山の中で沸騰。
汗だーだーで休憩にヘルメットを脱いだ時の爽快感ったらありません。
IMG_5805真夏にこんな遊びしてたら熱中症間違いないです。
転んで、落ちて、引き上げて・・・。お昼は山の中でみんなで車座になっておにぎり食べて。
大人になってもピクニックは楽しんです。
IMG_5810久しぶりに乗って普段使わない筋肉が悲鳴上げているけど、それも心地いい。
楽しい日曜日でした。
シートの評価はまた後日。

全日本モトクロス 第7戦  All japan MX R7

何年ぶりだろう、と思い出しても中学の時に鈴鹿のモトクロスコースに親父と正月に見に行った記憶しかない。それが人生初のレース観戦だった。
レースは観戦するより自分で走るほうがいいので、あえて観戦に行くということは殆どなかった。最近モトクロスシートのことで色々やっていることもあり、いろんなマシンのシートや現場に行けば会うだろうと言う人とのお話を楽しみに名阪スポーツランドに行って来ました。

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当日は雨。でも、昼からは雨も上がり陽がさすくらいで、コースコンディションもベストとは行かないまでも埃も立たない、気温もちょうどいいくらいの日でした。
IMG_5629到着した時はまだ雨がザーザーで、練習走行を終えた車両は泥だらけ。
P9080330P9080329シートも泥でべっとりです。各チームのシートの洗い方を見てましたが、「そのまま高圧洗車でジャーーー!」です。なるほど。確かに、こうした現場でシートだけ丁寧に洗ってる時間はないんだろうな。高圧で水を四方八方からかけるので、いくらシートカバーを防水にしても、裏側からの進入は避けられないな、とか考えながら、洗車場で長い時間眺めてました。もちろんこんな所で洗車を眺める人はいません。ピットに戻ると離れた所からしか見れないですからね。
IMG_5630シートをぶら下げてます。一応、床と言うか地面に置いて破れないように気を使っているのか、それとも洗って進入した水をこうして少しでも抜くようにしているのは聞きませんでした。カバーはスペシャルではなく多分アメリカ製の既製品ですね。
IMG_5620各ファクトリーのピットは「見せる」配置になっていて、作業している人たちの揃ったユニフォームやインカム付けた人がなにやら喋っているのかかっこよく見えますね。なんでもそうなんですけど、かっこよさはどの分野でも必要です。子供が見て「かっこいーー」って思われるのって大事だと思うんです。
勝つからかっこいいのではなくかっこいいから勝つんです。・・・まぁそういう言い方もあるって事で・・
IMG_5631では色々なシートを見て行きます。カバー地はそのほとんどがグリップの良い物を使っており、更にカバーにグリップ力を高める加工がしてあるものが目に付きました。
KTMのカバーにこんなのがありました。ピラミッドが並んでます。触ると大げさに言えばチクチクするくらいの尖り加減です。座ってみたかったけどできませんでした。
IMG_5632これは何台か見ましたね、既製品であるのかな。多分だけど、加速時はヒダがストッパーの役を果たして、前部に体重移動する時はスムーズに移動できるのを狙ったのではないでしょうか。泥とかヒダに溜まりそうだな。
IMG_5633アシャルビスのエックスシート。インテグラルスキンフォームで成型されたシートなので、カバーはない。なので完全防水。しかし、フォームの硬さとか割れの問題、滑り止めの効果とかはどうなんだろう。
IMG_5638コブ付きのシートはほとんど見なかったな。これも好みの問題なんだろうと思うけどね。
IMG_5637これは座面に使用している滑り止めを帯状にして縫いつけてありますね。帯の端がめくれることを利用した滑り止め効果のアップでしょうか。
IMG_564477207940500同じヤマハでもこっちは帯ではなく、最近のKTMのカバーと同じように四角く低めの凸凹が付いていました。
IMG_5647このシートは座面に凸凹が付いています。

ライダーの好みもあると思うのですが、皆さんそれぞれシートに対して何がしかのこだわりがあるようなので、こうして様々なバリエーションがあるんだと思います。
しかし、こだわりがあっても好みに近いカバーを探してきて使用している人が殆どでしたね。もちろんノーマルのままも多いです。スペシャルなカバーを使用していたのはヤマハとホンダのファクトリーチームだけだったように思います。
たくさん見たおかげで、いろいろアイデアが湧いてきました。^^まだまだいけますね。ここでもやれることはたくさんありますよ。

そして、こんなシートも
P9080344当日、デモランをされた戸田蔵人さんのマシンです。戸田さんは事故で車椅子での生活となりましたが、こうしてスペシャルなマシンでコースを走って、ジャンプまで飛んでいました。来年にはレースに出場すると話しておられました。下半身を固定すためにシートには大きなストッパーがつけられていました。少し破れていた部分があったりしたので、声をかせさせていただこうと思ったのですが会うことができず。まぁ何か縁があれば、お手伝いさせていただこうと思います。

破れで思い出したけど、全日本クラスでも破れたままのシートで走っているマシンを何台か見ました。当日破れちゃってスペアがなかったのだろうか。シート屋だけに破れたシートはすごく気になるんですよねー。

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またアイフォンの向き間違えちゃいました・・ IA1のスタートの映像です。レースに事故は付いて回るものですが、でも無いに越したことはない。この数台が絡む転等でも大怪我をされた方がいなかったのは幸いでした。
IMG_5642ヒート2の成田選手の走りは見てて気持ちよかった。
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