初めて乗ったXLR250のリアフェンダーにはバッグが付いていた。
XR600Rにもバッグが付いていた。
たまにファスナーは閉まっているのに縫製がほどけて中身が散らばってしまったこともある。
たくさん入らないけど、ちょっと入れたいもの、使うか使わないかと言う道具を入れておくバッグがあると便利なことは知っている。
最近のオフロードバイク(と言っても国産でオフロードバイクと言うものがほとんどなくなってしまった)は海外のエンデューロマシンが多くてバッグなどはついていない。
でも欲しい。
先ずは自分のCRF450Lにつけたい。
付けたらやっぱり便利だったので、商品化に向け何個か作ってみました。
GASGAS250 CRF230F CRF250L 汎用性の高い大きさも見えて来たし、容量もだいたい決まった。
量産とかあまり考えていないけど、お客さんに売れるレベルの物を作ってみました。
縫製する糸はバイクシートにも使っている樹脂コーティングの糸。
強度も高くエアバッグなどの縫製にも使われている糸です。
本体の素材はナイロンオックスの裏側にPVCコーティングされた生地で、これはノグチシートの工具巻きにも使用されている丈夫で防水な生地です。
縫い合わせた部分は縁巻きテープで補強。
二重縫いとなっているので、そう簡単には縫製がほつれることはありません。
ただし、この縁巻きテープはポリエステル繊維なので、縫い目から侵入する水を通します。
なのでバッグ自体は防水とはなりません。
ファスナーからも浸水します。
使用するファスナーはYKKの№10のコイルファスナーです。
ハードに使用するギアには必ずこれが使用されています。
世界最強のファスナーと言ってもいいのではないかと思っています。
多少の砂や泥が嚙んでもスムースに開閉します。
厚めの樹脂板を底に敷きます。
これがあれば、取付時に樹脂板ととフェンダーの共締めでしっかりと固定ができます。
バッグ内は1本の固定ベルトが縫製されています。
ベルトがあればバッグ内で荷物が暴れないので必須だと思っています。
汎用という事で取付ベルトも縫製されています。
要らなければ縫製をほどいて取り外すことも可能です。
先ほど書いた底板があるので、穴を開けてボルト/ナットで固定すればすっきり収まります。
在庫が少しあるので販売しようかなと思います。
「ノグチシート・テールバッグ」 ¥8,500税別 送料別
あくまでも汎用なので取り付けなどは「工夫」できる方が購入ください。
縫製の不具合には対応しますが、取付指導などはできません。