プラスチックレンズ研磨&シーラー  Maintenance of plastic

プラスチックのヘッドライトレンズやテールレンズは経年で紫外線劣化が酷くなって曇ってきます。曇ったレンズは視界を悪くし、見た目にもよくありません。

そこで当社で扱っているプラスチックレンズクリーナのご紹介です。
3研磨剤とコーティング剤のセットです。先ずは研磨剤でガラスレンズ表面を磨きます。
磨いた後はコーティング剤でレンズ表面をコーティング。コーティング後はUVカット、撥水の効果を得ることが出来ます。
12新品に戻ることはありませんが、曇った部分はかなりクリアーになりました。大事なのは付属のマイクロファイバーの布で施工することです。硬い繊維で施工すると傷が残ってしまいます。

こうしたケミカル類は、大きなボトルで買って大部分を残したまま使わずしまったままということが多いです。
なので、車1台分のレンズを磨くクリーナーはないのかと言う方に、マイクロファイバークロス+レンズ磨き+コーティング剤をセットにしたお試し品もございます。(1台分といっても車体の個体差はありますのであくまでも目安です)

今回は車のヘッドライトで試したけれど、バイクのカウルやシールドなどにも使えそうなので、追ってまたレポートをお送りします。
キャプチャそれぞれ22ml入りの使いきりタイプ+マイクロファイバークロス+日本語説明書で1セット

【価格】
レンズ磨き使いきりタイプ 1セット ¥990 税込み
代引きのみでの発送です      ¥840 税込み
(北海道、沖縄は¥1,260)
                       合計¥1,830   

*尚、本商品は実際に当社で使用した結果ではありますが、お客様の御使用により起きた問題に関しては当社では責任を負えません。ご使用はお客様の判断にてお願い申し上げます。

 

新素材:グリッパーシート   New gripper seat cover material

ふふふ。

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届いたぜ!交渉の末、やっと買えた!シートカバー材。遠くアメリカからやってきました。簡単な国際通販は何度か経験があるけれど、でかくて重くて・・な輸入は初めてのこと。しかも、入金したはいいけど、荷物の引き取りはお前が自分でやれと言われて・・・・・まぁ何とかなるもんです。英語が出来なくてもこうして欲しいものがちゃんと手に入ったわけですから。協力いただいた皆様ありがとうございました。

さて

バイクシートの張替をする時に、滑りにくい素材を選ばれる方は多いです。
滑り止めもいろんなレベルがあって、その強弱で使用用途を選びます。

現在当社で扱っている滑り止めは数種類あります。一般的なツーリングからレースまで多く使われているのがB-33やB-35 B-36です。マディやサーキットなど極端に強い滑り止めが必要な場合はB-30をお勧めしてきました。今回B-33よりも強くB-30ほど強くなくて、レースから一般ユースまで幅広く使える新しいビニールレザーを輸入したわけです。
IMG_5274表面の模様はこんな感じです。太い糸の網目模様と言う感じです。模様ではグリップ力はさほど変わりませんが、成分にゴムが多く含まれているため粘り気のあるグリップをします。
実はこのビニールレザーは以前から当社で扱っていましたが、事情により一般販売は出来なかったのです。しかし、その間に多くのライダーに使用してもらうことが出来て、その高い性能から耐久性も各ジャンルで実証されています。
また、現在JCR/HONDAでもこのビニールレザーを使用しています。

JCR 2013 Baja 500 race bike-1先のバハ500ではこのシートカバーを使い優勝しました。
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専属ライダー達もこのビニールレザーがお気に入りで、練習にも使用しています。

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先日のブログで紹介した女王ライアサンツもこのグリッパーシートを使用してX-GAMESのエンデューロクロスを走り、ゴールドメダルを獲得しました。

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エンデューロクロスのコルトン・ハーカーもこのビニールレザーを使用しました。
エンデューロクロス用にはグリップ力を更に高めるための加工が座面に施されています。
写真

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キャプチャ

モトクロスWGPやアメリカではスーパークロスなどトップライダー達が、かなりの割合でこのグリッパーシートを使用しています。
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国内でも全日本モトクロスのトップライダーも既にこれを使用しています。(色々写真載せたいんですが、自分で撮った写真がないので・・・)

同じ素材のシートカバーの完成品はアメリカのシートカバーメーカーから購入は可能ですが、その形状や縫製、そしてそのまま使うと少し難ありの素材の問題点などを解決した当社での張替が間違いないと思います。また、このビニールレザーの国内での取り扱いは弊社のみとなります。

レースに限らず、シートの滑りが気になる方は、このグリッパーシートで張替えてみませんか。ON OFF 問わずオールラウンドで使用可能なビニールレザーです。

色は赤と黒の2色の取り扱いです。サンプルをご希望の方はメールください。

詳しく知りたい方、お気軽に問い合わせください。

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シートの表面温度  Temperature of the seat

梅雨明け宣言後、連日37度越えです。もーーバイクに乗る気力もそがれちゃうなぁ・・そうは言っても仕方がないです。
なので、そんな暑い日に思いついた実験をしてみました。

アルカンターラとエクセーヌはビニールレザーに比べて温度はどのくらい低く保っているのか!です。

IMG_5287実験したシートはこのように各素材を張りこんだシートです。

当日、気温は37度。そして路面温度は・・・
IMG_5277先ずこの温度計が正しいのかどうか、それが心配ではあるけれど、この温度計でそれぞれを測れば条件が同じと言うことになります。なので、対象物への測定距離は一定に保ちつつ測ることで比較はできると判断しても良いと思います。違ってたらごめんなさい。

ビニールレザーを測ってみます
IMG_5279IMG_5278エンボスレザーも表面がざらざらした滑り止めビニールレザーも60度越えです。素手で触っても「あっつっ!」と言いたくなるほど熱いです。しかも、バイク用ビニールレザーの耐熱はMAX80度あたりですが、60度だともうフニャフニャです。指でつまんで強く引っ張れば破れそうな勢いです。
IMG_5285太陽が当たってない場所でも路面温度とあまり変わりません。

そして、人工スエードのアルカンターラやエクセーヌだとどうでしょう。
IMG_5280すべての測定は10分以内に行なったので、この時点でビニールレザーは60度を越えたままです。それより6度以上も低いと、手で触ってもその差は明らかです。
太陽が当たっていない側面に至っては
IMG_5284こうなります。

この違いは、これから季節大きいですね。
例えば、炎天下のパーキングに停めたバイクシートの温度はどんどん上昇します。
熱くなったビニールレザーのシートに跨ると、その暑さのため汗をかきます。
かいた汗は、通気性のないビニールレザー座面ではパンツのみで吸収されるしかありません、しかし、人工スエードのアルカンターラやエクセーヌであれば、先ずその座面温度の低さから汗をかきにくく、かいた汗も人工スエードの特徴であるフェルト状繊維のため吸収し蒸れにくくしてくれます。
冬場はその逆がいえますね。冷たすぎないと言うことになります。
人工スエードのアルカンターラやエクセーヌは防水性がないというデメリットがありますが、当社ではウレタンを防水コーティングするので、表面は濡れてもウレタンまで染み込むことはありません。
また、現在当社ではアルカンターラやエクセーヌその物に完全防水性を持たせた開発を進めています。(もちろん素材自体に吸水はします)

耐久性や張替の価格など質問は随時受け付けます。
アルカンターラは一度使うとその感触がやめられなくなります。

レカロシート ラバーマット(ピレリマット) Rubber Mat

思いつくと書いてるレカロのラバーマットのコマーシャルです。
3思い出して書いたというわけではないのですが、どういう具合か先週辺りからほぼ毎日レカロのラバーマットについて問い合わせと注文をいただいています。それまではパラパラと、まぁ宣伝といっても特に何かでしてるわけでもなく、このブログで書いているだけなのにお客様曰く殆どの人が「調べていたら御社のブログに行き当たった」と言う事でした。急に検索のランキングでも上がったのかな。
36blogせっかくなので、たくさん売れたほうが会社にとってもありがたいので同じ内容のコマーシャルを再エントリーと言うことです。
今週は北海道や沖縄からも注文をいただきました。
いままで数多く出荷してきましたがトラブルは1回のみで「輸送中に金具が曲がってしまった」
取り付けができないとか、当社製のラバーマットが直ぐに伸びたり切れたりしたということもありません。レカロ社純正より強いとは言い切れませんが、ゴムと高強度弾性繊維と比べればその性能差は明らかです。
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ラバーマットの注文方法
ラバーマットには数種類のサイズがありますので、一番確実なのは現在のマットを取り外されて、フック及び芯棒が付いた状態で送っていただき、そのサイズに合わせてこちらで製作する方法です。(すぐに取り付けられる状態で返送します。取り付けマニュアル添付)
到着して、月から金であれば遅くとも翌日に発送いたします。

* 発送には電話番号まで必要なので、必ず返送先の住所、氏名、電話番号を記載ください。

送るのが面倒であれば、サイズを連絡ください。(フックや芯棒の取り付けは
お客様となります。施工は難しくありません)

いずれも本体への取り付け方法を記載したマニュアルと一緒に送ります。

※代引きのみの取り扱いとなりますのでご了承ください。
ラバーマット 1枚/¥5,500(送料+代引き手数料別途)
*北海道、沖縄に関しては送料が変わりますのでご了承ください。
当方のサイズ間違い及び縫製不良などを除き、返品は一切受け付けません。
また、お送りいただいたラバーマットはお客様の要望がない限り返却はせず、当方で処分いたします。価格は予告なく変更する場合があります。

以上、よろしくお願い申し上げます。

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小銭入れ Leather work

最近、財布は二つ持つようになった。持つといっても常に携帯しているわけではなくて、メインお財布は札とカードのみ。札で支払ったお釣りの小銭を小銭入れにという感じです。車での移動が殆どなので、小銭入れはいつも車の中にほったらかし。
先日、車の中に入れっぱなしの小銭入れが、車上荒らしによって盗まれてしまった。
その小銭入れも自作したやつで、手に馴染んできたころだったのでちょっと残念でした。

新しく買っても2-3000円程度でそこそこのやつは買えるので色々探していたら、自分で作れそうな物が何点か出てきた。

材料の革は色々と在庫があるので先ずは一個。30分くらいでできちゃった。
69000_543682325681981_367715822_nこれね、できて持った瞬間に「使えそう」な感じが伝わってきた。当分これで満足かな。

そして、この写真をフェースブックにアップすると「かっこいい」「欲しい」「いいね」なんてコメント貰っちゃって、そうなると単純な私としては制作意欲どんどん湧いてきて、誰かのためにというわけでもなく第2弾を作ってみた。
他にも豚革、トカゲ革、ウオッシュ革などで作ると、どんな表情になるかがみたくなりやってみました。(だいたい失敗するパターンなんですけどね。でも、ボタン位置や形状は作ることでどんどん安定していくんです)

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一応、革に腰を持たせるために裏側にも薄い革を接着してあるんです。
革の端面にはエッジコートもちゃんと塗ってます。
2たったこれだけの構造なんです。この大きさだったらハンズの端切れ売り場に100円とかで売ってるんじゃないかな。ボタンなんか8個で300円だしね。全周のステッチは革の厚みによっては家庭用ミシンでは厳しいかもしれないかな。別にステッチ入れなくてもいいしね。
簡単ですので下の動画見て挑戦してみてください。

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