思ったよりもゆるい感じなんだ BAJA1000

予定通りの朝六時より移動開始。意外なほど全員時間にぴったりでした。バンを走らせKM78のポイントへ。先に到着していたライダーのコルトンウダルと合流。フロントフォークのセッティングなど細かなチェック、と言うか確認。終始ピリピリした感じはなく、ほんと?これが常勝チームなん?てくらい、ゆるい感じなんだ。まあ、きちんと事前の準備がしてあるのと長年の経験からの余裕なんだろうと思う。レースコース脇で整備しているので時たまレースカーがV8の良い音出して走って行く。そんなチームの雰囲気に甘えて、持って行った自作バッグにみんなのサインもらってるんだ。ジョニーキャンベルはじめ、ライダーのコルトン、メカのエリックなどなどなど。結構人気のこのバッグです。これは良い宝物になるな(^ ^)
昼には撤収しホテルへ。それからはエンセナダの街を一人でブラブラ。タコスつまんだりビール飲んだり、あーーーここが川に降りる所か(でた事ある人は写真見ればわかるよね)など、一通り街を歩いて汗かいたのでホテルに戻りしばし休憩です。続く

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エンセナダにつきました。 BAJA1000

エンセナダにつきました。ここからレースはスタートして1000マイル先のラパスまで行きます。

写真は適当にピックアップして貼り付けるので、これかな?って見てください。iPhoneからのアップなのでなかなか手ごわいのです。

今日は朝一でJCRのガレージへ行き、先ずはジョニーキャンベルに挨拶。と言うか、ハーイ野口さんって握手してくれて、シートありがとね!って、もうただただ感動したわ。オフィス内を案内してもらったりね、メカニックのエリックにも新しい工具巻渡したり。バンに荷物を積みこんで、準備が整い出発。サーフボード積んだり、エリックは釣竿つんでたな(^ ^)そして、ドライバーはジョニーさん。俺助手席。後ろにはエリックと花輪さん。バハ1000を11回優勝した男が今横で運転してるんだもん。なんか凄いよこの状況。エンセナダに向かう前にJCRがあるサンクレメンテの街を流して、綺麗な街並みと海を眺めてきました。まぁね、英語がね^^;。でもいいのだ。初バハに初メキシコ。みんなで今ご飯食べて、食後に歩いてアイスクリーム食べに行った。明日は早く起きて最終テストに行くそうです。またレポートします。

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新しい工具巻 Tool Roll

工具巻きのかっこいい呼びかたってないもんかな。

やっぱりカタカナ読むがいいかな。
TOOL ROLL・・・
TOOL WRAP・・・・・
それとさROLLとWRAPの違いってなんだ?

野口巻・・・・論外やな・・・(^^;)

さて、HRC向けに作った工具巻
先のモロッコラリーでも問題なく活躍してくれたそうです。
工具が収納しやすく、展開もたたむのも早い。
生地は地厚のナイロンオックスにビニールコーティングされたとても丈夫な物を採用しています。力がかかる部分の3重縫製など地味な商品ではあるけど、割と手がかかってます。工具を刺す袋の底は2重にして、尖った工具を力いっぱい刺しても破れなくしてあります。
ピットだけじゃなくて、車検場などにもこうして素早くコンパクトに畳める工具巻は重宝されたそうです。各国から集まったHRCのメカニックからも「イイネッ」ってメッセージ をもらいました。

そして、エンジン担当のメカニックから小さいサイズのエンジン用工具巻の依頼がありました。
これだけが収納できるサイズの工具巻。
色々考えたけど、結局大きな工具巻きの縮小版に落ち着きました。まぁこれがいいのか悪いのかは使ってみないとわかりません。なので、たたき台としてこの時期に作れば、最悪手直し品は本番に間に合わすことができるでしょう。このまま合格なら、それに越したことはないんですけどね。相手が欲しいと思っているものをどこまで具現化できるかが、オーダーを受けるほうの使命だと考えています。こちらがいくら良いと思っても気に入らない使いづらいでは意味がないです。オーダー品と言うものは、オーダーするほうもされるほうも本気のぶつかりあいじゃないと良い物にならないと思います。しかし自信持って作ったものでも相手がいる以上、物作りはいつも不安がついて回りますね。(^^;)

24時間耐久レース JCR優勝!  Congratulations! JCR

日本時間で言うとついさっきゴールした24時間耐久レース。グレンヘレンで行われたそのレースでは4年連続の優勝と言う形でJCRが勝利を収めました。

いいですね。CRF450X ゼッケン1の優勝したマシンを前に全員で1番のサイン。そしてその優勝したマシンにはノグチシートが装着されている。

当たり前だけど、24時間耐久レースなので真夜中も走り続けます。

今回はバハ1000の前に走る長時間のレースと言うことで、実験的なシートも含めて数種類のシートをJCRへ送った。前回のバハ500で出た要望を踏まえてより滑らないシートをというところに重点を置き、座面やサイド部分へ何種類かのエンボス模様を付けた。

たくさん送ったもんだから、テストも大変だったと思う。

やっぱりこういう写真は嬉しいね。メカニックのエリックです。

シートの滑り止め具合のテスト中の写真です。その効果はどうだったかと言うと、「エンボスにより滑り止め効果はアップしたが、滑り止め効果が高すぎてモトパンがシートに食いついて尻の皮が持たないかもしれない・・」ということでした。
この評価は、ある程度思った通りと言うか狙った所であり、もう少し滑り止め効果の高いシートが欲しいと言うところに、もう少し滑り止め効果のゆるいシートが良かったといわれる物を提供できたということなので、次はこのあたりで良いだろうというシートが見えてきた。 バイクのセッティングと同じですね。ドンピシャなセッティングをセンターとするならば、一度センターを越えてセッティングを出すと割と早い段階でちょうどいいセンターに合わせられると言うことです。

実際に今回のレースで使用したシートはこちら。

コースやレース内容によってギヤやサスペンションのセッティングを変えるように、シートにも同じような選択肢があるということが広まっていくと嬉しいなと思う。今回も選ぶシートが多くあったのでいろんな意見が聞けたし、そのどれもが次のシート作りに役立つ意見だった。

ちなみにカバーの滑り止めのことばかり書きましたが、肝心の長距離と衝撃に対する対策としてT-NETオリジナルウレタンでの中身の改造は全てのシートに行っています。24時間の疲労はこれで少しでも軽減できたかなと思っています。

もちろんこれと同じシートは車種は違っても一般のお客様に提供可能なものばかりです。

 

ノグチオリジナル工具巻  TOOL ROLL

以前から何度もブログで紹介してきた工具巻を販売します。
ノグチオリジナルTOOLROLL(工具巻)
(当然のことながら工具とJCRのロゴは付属となりませんのでご了承ください)
写真の工具巻はJCR/HONDAメカニックのエリック(右写真)が使用しているものです。
彼と共同開発で生まれたのがこの大きな工具巻です。

これはもともと、JCR/HONDAの花輪さんからの依頼で「バハなどで使う工具をまとめて持って行ける工具巻きが出来ないだろうか」と言う相談からスタートしたプロジェクトです。工具巻なんてTOOLROLLで画像検索をかければそれはもうたくさんの種類が出てきます。
しかし、よく見るとどれもこれもツーリング用や車載用などの工具セットを巻くものであったり、スパナだけとか、ドライバーだけとかの工具巻になってしまいます。
 バハやラリーの現場で大きな工具巻を見かけることはありますが、それはどれもメカニック個人が特注したものばかりです。結局それだけマーケットが狭く商売にならないので、どこも手を出さないのでしょう。 売れるか売れないかではなく、そこで必要かそうでないか。少なくともこれを必要としている人が居るということで販売開始としました。

エリックはBAJA500やX-Fightersのワールドツアーなど、常にこの工具巻を手にトップライダーのサポートに飛び回っています。

 詳しくはここでどうぞ。ご注文お待ちしております。

BAJA1000やDAKARの現場でも、この工具巻がいたる所で広げられているのを夢見つつ・・