工具巻きが!! Secret information :-)

世界各国に駐在するノグチシートのシークレットエージェントから「野口の工具巻と同じものが某国で出回っている」
品物を手に入れたから送るよ!
って届いたのがこれ
IMG_7188は?w(゚o゚)w
野口のワッペンを貼るスペースまでそのまま。
では開いてみよう。
IMG_7142グッジョブ!!!  って言ってる場合じゃないけど、完璧なコピーです。素材がイマイチなんだけど寸法は野口の工具巻きからきちんととってあるようです。
工具巻各部詳細201311 (12)ちなみにこっちはオリジナル。どっち?といわれてもわかりませんね。
花輪さん工具巻201210こうしてロゴが入ったりすると、少し気品が漂ってくるから不思議。

オリジナルはバックルにも気を使っていて
IMG_2998こんな写真を載せるとまた真似されそうですけど別にいいのです。
このバックルはボルダリングマットのバックルを見て僕もまねをしたものですから。
素早く仕舞えて、かつ素早く開放もできる優れものです。コピーは一般的なプラスチックバックルですが、プラスチックは割れたら終わりなんですよね。

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敵と言うわけではないけれど、どんな風にコピーするのか縫製職人的はとても気になるところ。オリジナルの場合は写真のような糸のほつれ(ミシンでいう所の目とび)はありません。しかも、重要な部分は2重縫いがしてあります。見えない部分に補強が入っているんですが、やはりコピーはオリジナルを分解まではしていないようで、補強まではしてませんでした。

小物入れのポケットも、せっかくコピーするならここは手を抜かないで!って所が縫ってなかったりします。

シークレットエージェントからの報告によると、某国のチームスタッフはコピーの工具巻を手に持って、使いやすそうにしていたと言うことでした。
しかも、製造コストはオリジナルの・・・・だそうで。その点は到底かないそうにもないです。
2013baja500jcrpit (1)でもね、世の中に溢れるコピー商品に埋もれてしまうオリジナル商品ではなくて「やっぱりオリジナルがいい!」と言われるようにしなきゃなと思います。
完成品を更に完成させる努力と言うものを忘れてはいけないと思います。
というわけで、野口シートオリジナル工具巻き 絶賛発売中!

 

ロゴプリント Logo print

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今までシートへのロゴプリントは、専用の顔料を使って「塗装」をしていました。
塗装なのでマスキングが必要なのですが、マスキングテープが貼り付かない生地や塗装が乗りにくい生地もあり、なんとかして奇麗なロゴが全ての素材にできないものかと考えていました。
IMG_6700写真のようにスクリーン印刷や塗装でもこのように擦れて塗料がはげてしまいます。純正シートでも同じようにロゴが消えていきます。
アルカンターラやエクセーヌなども同じく擦れてロゴがかすんでしまいました。
そこで、様々な転写シートを試した結果やっとバイク用に最適なシートを見つけました。
このロゴ用転写シートで、さまざまな素材に高い耐久性を持たせたロゴをプリントできるようになりました。
IMG_6697一般的なビニールレザーへのプリント。
IMG_6696G-01のような表面が凸凹したビニールレザーにも、凹の奥まで転写シートが密着するような加工方法も考案したので
IMG_6692こうしたナイロンオックスなどの生地にもプリントができます。
塗装では文字のシャープなエッジが出なかったり、色の発色などの問題があった素材が転写シートで全てクリアーできます。
今までできなかった事ができるようになると、欲が加速して色々して加工の幅が広がってきました。
アルカンターラは転写シートの密着性もよく、スエード地にくっきりとしたロゴを付けることができます。
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1781013_3824389943892_578985876_o今回紹介したロゴプリントはダカールマシンにも施してあり、ゴール時の写真を見る限り剥がれなどはなく耐久性はダカールで実証されたと言ってよいと思います。
1ちなみに自分のシートの座面にも同じ加工をしてあります。ここ最近ラリーの練習ために毎週乗っており、洗車も繰り返し行なっていますが、ほんのわずかな剥がれはありますが、破れや汚れなどほぼ問題がない状態を維持しております。
キャプチャこうしたカラー印刷した転写シートも可能だと言うこともわかり、乗り心地プラス見た目のかっこよさもどんどん突き詰めて行きたいと思います。

ロゴマークはプリントもエンボスロゴもお客様のオリジナルロゴに対応します。ご希望のロゴがあればご相談ください。
プリントの色は白・黒・赤・オレンジ・シルバーを揃えております。

 

ガルル3月号 [Garrrr] Off road bike magazine

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先月取材していただいた野口シートの記事が掲載されてガルル3月号が本日発売です。
112P60からカラー6ページで野口シートの特集です。
6ページって、しかもカラーで!すごいなぁって自分でも驚いています。
わざわざ東京より遠い岐阜まで取材にきていただきありがとうございました。

皆様、是非ご覧になってください。

ウエルダータックロール Vinyl welding

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シートの座面にタックロール加工や、サイド部分のビニールレザー補強などを今までは3mm、2mmのフラットバーでビニールレザーを押えて溶着してきました。
溶着の良いところはなんと言っても防水性です。糸を使わず2枚のビニールレザーを接合できるので糸切れなどの心配もありません。
フラットバーでも耐久性や見た目にも問題はなかったのですが、純正シートによくある「縫い目模様」が入った型押しがしたいなと考えていました。
しかし、3mmのフラットバーに均一に幅1.5mmの縫い目模様を機械で彫ってもらうには金型のコストのことを考えるとなかなか手が出なかったんです。一発勝負で作ってみるのもありなんだけどそれでは失敗した時に諦めてしまう可能性もある。なので、模様の大小やバーの長さなど色々手軽に試してみたいと常々考えていました。
やはり考えていると10個のうち1個くらい良い案が浮かぶもので、試しにやってみたら大正解!写真のようにステッチラインっぽく仕上がりました。
一度形になってしまえば、そのアレンジは簡単なものなので、今後フラットだけではなくてR形状など考えていこうと思います。

刺繍ミシンと同じで、この機械でできることはだいたい知っているけれど、どうしたらそうなるのかわからない・・・ 高周波溶着の機械を買ったはいいけど、使い方がわからないところからのスタートは同じ。指を大火傷すること2回。知らないが故、その道のプロでも思いつかない荒技も生み出すこともできてなかなか楽しい。

 

ワッペン Emblem

ワッペンという呼び名はドイツ語なんですね。調べたらそう出てきました。
相変わらず刺繍の勉強を続けております。
ある時、シート職人から「社長、ベトナムワッペンってわかります?」と言われ、知らないと答えると「なんと言うか下手な絵のワッペンと言うか・・」と言う事で調べてみた。
ベトナムワッペンはビンテージ物からそれに似せて作ったものまでちゃんとジャンルが確立された商品のようです。
imagesベトナムワッペンで画像検索をかけるとたくさん出てきます。
この写真を見てもわかるように、けっしてキッチリした絵ではなく、しかも帆布に打ち込んで回りは切りっぱなしと言うルーズな作りかた。ベトナムワッペンが全てそうではないけれど、多くがベトナムの路地裏に店を構えるオバちゃんが1枚ずつ手作りした感じなんです。
なんとなくこれなら練習でできそうだと、トラの絵をベトナムワッペン風に(あくまでもベトナムワッペン風に!)描いて見ました。

ガオーー
IMG_6431・・・・・・・・・ ^^;;;;;
何度も言います、もう少しちゃんとしたトラを描くことはできます。

この絵を元に刺繍データを作っていきます。
ちなみに、刺繍データはこんな感じで見ることができます。
キャプチャ他にもデータを見るモードは数種類あります。素材や柄や刺す本数でそれぞれの柄がずれちゃったりします。作っては補正しての繰り返しは、どの刺繍でも同じです。しかし、今回はベトナムワッペンなので、多少のズレやトラの顔が歪もうがそれが全て味となるので気が楽です。
IMG_6644ニャー
あんまり強そうじゃないけど  できました。
職人も「おぉぉーー これです!」と。
いいのか?緑のトラで?
これを見た職人の友人からも、別色でお願いしますとオーダーを受けて作ったのがこれ
IMG_6643これで良いのか????なぁ、良いのか目が赤と黒で!?? 写真ではわかりづらいけど、ベースは金糸を使っているのでキラキラときれいです。

このまま丸い縁取りに沿ってハサミで切れば完成。
IMG_66456号帆布で織り糸も太いので切った部分は写真のように糸が解けますが、解けた感じがよいそうです。縁取りがあるのでそれ以上は解けないのです。
IMG_6646いろいろ。いろいろなんです。いろいろな中から生まれる事がたくさんある。さかさまのチェッカーフラッグは、なんか違いましたと早速剥がしていた・・^^

ちなみに、もう1つ。自分用にコースターも作ってみた。チリワイン飲みながらダカールの映像観るんですよ。
IMG_6647もちろん、販売できません。個人の楽しみで作ってみただけです。

まだまだ修行は続きます。