ロゴ、ネームについて

張替えをする場合、当社のロゴは「プリント」「ウエルダータグ」「織ネーム」の3種類からお選びいただけます。
ロゴ無しにも対応していますので、ロゴを付けたくない場合はその旨をご連絡いただければ付けずに製作します。

一番多いのがこの「ウエルダータグ」の取り付けです。
一番上がスタンダードですが、黒 白もお選びいただけます。

ロゴのプリントは白と黒が選べます。
ダカールラリーのシートも同じ素材でプリントをしています。

次は織ネームです。

織ネームとかタグとかピスネームなどと呼ばれていますが、当社では織ネームと言ってます。
シート本体に縫い付けたり、タンデムベルトに取り付けたりします。

全てのロゴに関しては予告なく変更をする場合があります。

ロゴなどの参考画像はインスタで確認できます。

シート張り替えの参考になれば幸いです。

 

 

 

タイをブラブラとしてきました。

いつもの事なのですが、無性にアジアのストリートフードが食べたくなる時があります。

春には台湾でブラブラしながら海鮮から点心まで色々食べてきました。

今回は タイ。
タイには27年前に一度旅行したのですが、27年も経つと色々変わっているだろうな(というか27年前の記憶がほぼ無い)という事で、タイに早朝着、帰りは深夜発という3日間丸々使って食べて観てきました。
早朝に着いてホテルに荷物を預けてとりあえず向かったのは、ネットで下調べをしていたホテルに近いカオマンガイ屋さん。

いきなりホームラン球の美味さ。なんだこの肉と炊き込みご飯とたれの美味さは!!
しょっぱなから当たりだと嬉しくなってしまい、早く次も食べたくなります。
昔は無かった電車が随分できていて、使い勝手がよさそうなBTSというラインの1日券を買った。
続いては屋台でパッタイ1品だけで勝負しているところに来ました。
これも美味い。
こんな感じで調べて食べる所もあれば、調べたところのお店が見つからずに、偶然見つけたお店で食べたらこれもまたおいしいと、そんなことの繰り返し。
しかし、食べてばかりでは大食いでもないので直ぐに満腹になり食欲もなくなる。
なので、お腹減らすために歩きまくって観光もします。

タイの寺院は見応えありますね。
ツクツクやタンデムのバイクタクシー、水上バス、こうした乗り物も色々試しました。
タクシーを一日チャーターして戦場にかける橋も行ってきました。
27年ぶりに来たここで驚いたのが、その時に食べたレストランがそのままでまだ営業していたこと。
27年前と同じ席に座って、クワイ川と戦場にかける橋を眺めて食事。
まぁ見ての通りです。とー--っても美味しいです。
ストリートとはまた違って、レストランの料理です。
川の風が気持ちよくてビールが進みます。
色々楽しめていい感じです。
落ち着きがない性格で、とにかく朝からじっとしてられないので、こうして観光に行く早朝もホテル近くの裏路地を歩いてると、たまたまこんな風景に出会った。
水上バスとそのバス停。
思ったよりたくさんの人が乗って行くし降りてくる。
トタン屋根が無理やり重なり合った掘っ立て小屋が集まっているところに居りていくとやはりありました。
そう、ごはん屋さんです。ここで食べる人、テイクアウトする人いろいろです。
店主は朝の忙しい時間なのに、すごく丁寧に料理の説明をしてくれた。
おかげでおいしい麵とお粥が食べられました。
別の朝は市場へ

出勤途中にずらっと並んだおかずをビニール袋に入れてお昼のお弁当にする人、その場で選んでご飯にぶっかけて食べる人。
市場で野菜や魚を買っていく人。
僕みたいに観光で来て、これ食べたいと言って食べさせてもらう人でにぎわっています。

ガパオライスも見た目のまま美味そうだし、実際すごく美味い。
作ってるおばちゃんも「辛くないようにも作れるし、めっちゃ辛くもできるけどどうする?」って聞いてくれるからありがたい。
暑いので電車で移動中の車内のクーラーがうれしい。
途中で降りた駅に中華街があるとのことで、その駅で降りてブラブラ。
ふかひれやツバメの巣料理を全面に出していて、まぁそれも食べたいけれど客引きのおねーさんを見ているとなんだか興味も沸かず・・。
そんな中でカニで勝負している小さなお店を発見。テーブル5席の小さなお店だけど、エアコン付きのお店なので快適な食事ができそう。

カニ炒飯にカニワンタン入り カニ肉入り混ぜそば。
食べてる横でおばーさんが、ひたすらカニの足からカニ肉を外していたのが印象的でした。また行きたいお店です。

そして今回どうしても食べたいなと思っていたこれ。
チムチュムという名前の料理
これがなんとホテルの真ん前で夜になると展開される屋台で食べられるというのを発見。しかも地元のお客さんがみんな頼んでるから間違いなさそう。
結局2夜連続で食べました。そのくらい美味しかったです。
こんなところです。ここから歩いて秒でホテルという好立地。
鍋だけでは少し足りなのでサイドにえび炒飯や焼貝を頼んで、汗びっしょりになりなりながら食べます。

あと、驚いたというかやっぱりそうかと思ったのですが、3日で20種類近くの料理を食べたのですが「パクチー」とほぼ出会わず。
何かのたれに少し刻んで入っていたりとかそんなレベル。
先に書いたチムチュムに入れる香草などは色々あるのですが、やはりパクチーは無い。
ここ数年の日本のパクチーブーム?で、タイと言えばパクチーどっさりという印象が強くなってしまっていたようです。もちろんあるところにはあるんでしょうけど、これだけうろついたけど当たらなかったのは、タイ人もそんなにパクチーは重要ではないという事かなと。
それ以外の需要な葉っぱ類はたくさんあることも分かりました。

屋台料理や氷や水飲んで大丈夫?って言われるのですが、まぁ当たる時は当たるでしょうけど、今回の旅行は日本にいる時よりお腹の調子は良かったです。しかも太って帰ってきた。主要な街の綺麗さは日本とそれほど変わらないんじゃないかなと思えるほどでした。これがレースで行っていたなら少しは気を遣うかもしれないですが、川の水とか飲まない限り大丈夫かなと思います。

もう一つ「夏のタイなんて暑いだけ」と言われたんですが、帰ってきた岐阜の現在の温度は39度・・・変わらないです。たしかにタイは暑くて蒸してるけど、その分美味しくて興味があるから耐えられます。

今度はバンコクではなくて違う街をうろつきたいなと思いました。

夏の小旅行はこれでおしまい。

ごちそうさまでした。

 

 

R100GSパリダカでツーリング

梅雨はまだ明けないけれどたぶんいける。
という事で3連休をツーリングで楽しむことにしました。
僕にとっての旅と言えば「フェリー」なので宮崎行のチケットを予約。
昔、パリダカがヨーロッパをスタートしてた頃、フェリーに乗ってアフリカに渡り、アフリカに着いたフェリーから続々とパリダカマシン立ちたちが出てくるイメージ。いよいよ始まるぞ!ってあのシーンです。

神戸のフェリー乗り場でノグチシートに出会いました。
R100GSのお客様。シートの感想を聞くのは怖いけど、同じR100GSという事もあり声をかけてみました。
直ぐに野口と気づいていただきいろいろお話を聞かせてもらいました。
このGSは20万キロを超えて走っている。シートは8年前に作った。このシートにしてから夏場は蒸れないし、とても快適です。と。経年で色褪せてきたけど、破れの心配はまだないのでしばらくはいけそうです。ウレタンも触らせてもらったけど、変形もなく、へたりもなし。防水の剥がれもないので、張替えをしたら、また10年は使えそうです。
旅の始まりからこんなうれしい話が聞けて幸先がいいです。

バイクでフェリーに乗ると、昔はラッシングベルトでシートをギューーって締めて固定されていたけれど(今もやってるところはあると思う)今回乗ったフェリーも別のフェリーで旅をしている友人からもらった写真を見ても、シートを締め上げることはなさそうです。


これならシートが壊れることも無い。
今回対策を考えて行ったので、写真に撮ってブログネタにしようと思ったけど、その必要はもうなさそうです。

参考までに。こうしてシート締めあげてしまうとシートが即死する場合があります。改造シートでなくてもノーマルでも同じです。

 

フェリーは新造船の「たかちほ」という船で、船内は綺麗でシングルルームも快適なものでした。
13時間の船旅を終えて宮崎に到着。
今回の目的の一つに、大分の友人に会いに行くと言うというのがあり、観光は特になし。友人はちょっと体の調子を崩したので、会ってバカ話でもして来ようかなと。元気ない人に元気出せと言っても無理があるんだけど、少しの時間ラリーの話で笑えたらいいなと思って、少し寄るよと言ったら「昼めし食っていけ」となり、九時着のフェリーで大分まで行くとなると、まぁまぁ距離があるので、必然的に観光時間はなくなります。
フェリー乗り場からほど近いところにある、これもラリーの友人のベトナム料理屋さん。今日は博多で祭り見てる・・という連絡があり、今度来た時にスムーズにお店に行けるように場所の確認。

その後、東九州道(これが1車線でなかなかスピードが乗らない)を走って大分。
着くなり「おー食え!、肉一杯あるけん」てすっかり始まっていた。
食べて笑ってあっという間に時間は過ぎて、また遊びに来るよと言って今日のお宿へ。
ホテルの前のマンホールもこれなんだ。
やっぱり、押さえておかないといけない。

一人なので、話し相手はカウンターに座った一人旅の隣の女子ではなく、もっぱら携帯だったりします。岐阜の友人がソロツーリングで近くにいることが分かり、翌朝ごはんを一緒にすることになった。

朝5時50分 すでに暑い。
このドライブインみちしお。二十歳の頃軽自動車で九州1周した時の帰り道に寄ったんです。通りを挟んだ反対側の大きな駐車場にトラックが並んでいて、そこに岐阜ナンバーの軽自動車が偉そうにトラックに並んで駐車してるもんだから、警ら中のパトカーから警官が下りてきて職質された。それだけの事なんだけど、懐かしくて寄ってみたくなったんです。最近減ったドライブインだけど、ここは純ドライブインですね。24時間営業ってのもいい。
そして美味い!!!貝汁はもちろんホルモンうどんも最高。

朝ごはんに満足してから、お互いどこに行くのという話になり、僕は2号線を走りつつ思いついたところに寄ろうかなと言ったら、友人が「ここまで来たら 角島です! 絶対角島!」ここから約60キロほどあるけど、そこまで言われるならと向かいました。

これはいいわ。朝早いので誰もいないし、何より天気も良いし、この橋かっこいい。
ここは来てよかった。
海岸沿いを萩まで来た辺りで・・・暑い  暑すぎる・・
うどん県行こうかなと思ったけど、暑い
だいたいの目的は果たしたので、帰ろかな。帰ろう!
と、地図見ると
本州半分あるね。
ハートマークだらけですみません。美味しいお店などをピン立ててたらこんな風になってしまった。
走ったルートを地図に落としてみたら800kMだった。
帰りはひたすら高速を走りました。
暑くて気が遠くなりそうだったのでコレ
凍ったジュースをバンダナに巻いて首に巻く。
溶けたころに飲んで、また買って首に巻く。
これ物凄く効きます。嘘みたいだけどエアコン付けたくらいの快適さ。
でもこういうのが売ってないところもあり
さすがにこれを首に巻くことはできなかった。
ジャケットには脊椎パッドを入れるポケットがあったので、そこにこの凍ったペットボトルを投入。
とにかく脊椎冷やすと頑張れます。少し前にバリ島で熱中症になったときに、友人が冷たい水を買ってきてくれて脊椎にかけてくれて、割と早く復活できた経験からやってます。
朝5時から行動開始して夕方6時に岐阜着。
このGSパリダカ、暑い中でもずっと元気だった。フェリーで出会った20万キロのGSのようにずっとこれで旅ができるといいなと思います。
毎度のことながら自画自賛ですけど。
800km 丸一日座りっぱなしで、しわもなくパリとした状態なまま、暑いとか肩がこるとかあるけど、お尻の苦痛だけは無しで運んでくれるこのシートを作っている事が一番の幸せです。

一日余った3連休の今日は洗濯と整備とお仕事だな。

 

 

セロー250のシート

 

セローは比較的に注文が多い車種になります。
改造内容も衝撃吸収材T-NETの挿入からアンコ盛り、アンコ抜きと様々です。
それだけ多くのユーザーから愛されているバイクなんですね。
今回の依頼内容は
長距離ツーリングをするとお尻が痛くなるし、座面が柔らかいからか、側面に窪みが出来たりします。膝も窮屈なので、
シートも少し高くしたいです。
・幅は純正と同じくらいが良いです
・高さは、3センチアップしたいです
・長距離座っても、お尻が痛くならない座り心地が希望です
・防水希望
・ロゴの位置や全体の感じは、添付画像の物が良いです。
・スタンディングで走ることも多いので、立った状態で膝が当たる位置のシート幅は純正シートぐらいが良いです。
※本当はシート側面はブルーがカッコいいなと思ったのですが、私のセローはグリーンなので、添付画像のが良いと思いました。同じ黒でも、側面だけ素材感を少し変えるとかできますか。
以前に当社で加工したシートを参考画像として送っていただきました。
メールで数度の打ち合わせ後に以下の様に仕様が決まりました。

衝撃吸収材T-NET
アンコ盛り30mm
ロゴプリント

完成したシートがこちらです。

B-33とB-57の組み合わせも良い感じです。

お客様より
早速、乗ってみました!
今までのシートとは、まるで別物ですね!あんこ盛りの高さもちょうど良いし、スタンディングでもニーグリップが滑らず、最高です!
ご満足いただけたようで本当によかったです。
ありがとうございました。
また、現在シート改造を検討されている他の参考になれば幸いです。

 

宝物が届きました。

クロネコさんが小さいけど重めの段ボール箱を届けてくれました。
早速開けると

あっ!!!!!!!!!!

箱の中からいきなりこれが見えたものだからびっくり。
僕の年代のオフロード好きなら説明は要らない代物。

バハライトと言えばこれ。これと言えばバハ1000です。
しかもバハ1000を11回優勝したジョニーのサイン入り。
XR600いや628か、デザートキングと呼ばれた名機。

これは2000年を記念して行われたバハ2000かな。この時もこのXR650に乗ったジョニーが優勝している。

そしてXRの時代は終わりCRF450X。
80年交換から2015(だったかな)のJCRがバハを撤退するまで使用されたこのどでかいハロゲン球のライト。

2012のバハ1000でジョニーチーム(JCR)のサポートカーに乗る幸運な機会を得て、出発前に入念にライトのセッティングをする花輪氏の話を聞き、実際ピットストップでこのライトに交換する作業を目の当たりにして興奮したのを鮮明に覚えています。

昼のライトから夜のライトに交換するピット。丸で囲んだ所にこのライトが置いてあります。交換作業も恐ろしく早かったです。

暗闇迫るラパスへの道をサーチライトのようにビカーーーーっと照らすこのライトは頼もしい存在でした。

届いたものは、これだけではないです。

2021にダカールで優勝したケヴィン・ベナビデス

KTMに移籍して2023に2回目のダカール優勝。
そんなケヴィンから
The best seat ever!だなんて、うれしいなぁ。


ホンダライダー ナチョ コルネホからも

ケヴィンの弟、ハスクバーナのワークスライダーである、ルチアーノ・ベナビデスからも。

さらに、
ジョニーの息子 プレストン・キャンベルの2023ISDE出場応援Tシャツまで。

会社の事務所内がコレクションで溢れていたので、もう少し整理してかっこよく展示しなきゃと思います。
届いた嬉しさもありますが、こうして世界中のトップライダーやその関係者の方々に気をかけていただけることが、ただただうれしいです。