ずぼらな鍋炊飯 を読んで

水戸市大場町・島地区農地・水・環境保全会便りにこんな記事が出ていた。
ずぼらな鍋炊飯。
単純に鍋で米を炊くという話なんだけど、その記事にコメントしたDという人の炊き方が今まで聞いたことがない炊き方で、なおかつ失敗がない。のだそうだ。
ブログの管理人も、そのコメントに触発され、条件の悪い薄くて小さいキャンプ用ステンレスコッフェルで、難なく焦げ付きもせず米を炊いていた。
米を炊くという行為はいつやったか覚えがないくらいない。
唯一覚えているのは、いつだったかバイクツーリングに行って米を炊いたとき、底は焦げ付き、上はべちょべちょで食べられるようなものではなくなってしまった。
それからと言うもの、キャンプで食べるご飯といえば、暖めるだけのサトウのご飯や、水を入れれば出来上がりのアルファ米でした。
しかし、美味い米がいつでもどこでも素早く確実に鍋で炊ける!と言うのは、かっこいい男の条件の一つであると思っていました。
思っていても、焦げ付きべちょべちょのイメージが離れず、やろうとも思いませんでした。
が、この記事を見て、どうしても炊きたくなってしまいました。
では、写真でその結果を紹介します。

米は2合です。新米です。ちなみに写真写りがいいように、我が家で一番高価な鍋を使用しました。

洗います。特に技術はいりません。

ずぼらな鍋炊飯に習って、指の第一関節までの水を張ります。

最強の強火です。

約4分ほどで、ブクブクブクゥゥーと吹いてきました。蓋を取り、スプーンでグルグルグルーーーと米を混ぜます。
対流が起こらない平鍋では、こうしてスプーンで混ぜたほうが熱が全体に回り上手く炊けるというのがDさんのコメントでした。実際この時点で、混ぜるときに鍋底に米がくっついているのが分かる感触がありました。

最小の弱火です。

7時ジャストから火にかけて弱火にした時間です。

途中何度もふきこぼれそうになる度に蓋を開けます。なので、鍋の側面がふきこぼれてベトベトになることはありません。
昔は一旦火にかけたら絶対蓋を開けるんじゃない。と言われたような覚えがあります。
しかし、このやり方ではバンバン蓋を開けます。気になれば蓋を開けて水の量を見たり、聞いたりして確認します。
さて、パチパチした音に変わった  気がした  ので蒸らしにはいります。

その時点での米。
おーーーーーーーーーーーーーー。
なんだかうまそーーーー。
見た目には100点じゃないのか?
早く食べたいけど、蒸らし時間はちゃんと取って、更に完成度を上げます。

じゃーーーん


テンションが上がってしまって「THE民宿の朝ごはん」風にしてみた。(汁物は昨夜の残りです・・・)

そして王道の卵かけご飯

美味い!
もう無敵です。
これなら、どこでもできそうな気がします。
いや、できます。
最近の炊飯器は高性能で凄くおいしく炊けるけど、鍋の前で火を見たり、おかずの用意したり、鍋をジィーと無心で眺めたりと言う時間もたまにはいいですね。
こんなに盛り上がっているのは俺だけなんでしょうか・・・。
ご馳走様でした。