なんか複雑な気分・・  :-〈  Tool roll・・

 

フェースブックのおかげで飛躍的に欲しい情報を得られるようになった。しかし、見たくもない情報も目に入ってくることもあったりします。何でもかんでも知ろうとすると、結構滅入ることも多いんですよ。知らなかったで済ませたほうがいいこともある。

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いかんいかん、こんな愚痴書き始めたら止まらなくなっちゃう。

今日の話題は、先ず写真を見てください。

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左が日本からとおおおおおく離れた地で頑張るメカニックの工具巻き。
右が野口巻。

最初見たとき「何でノグチワッペン外して使っているんだろう」って思ったんです。「ノグチワッペンを外さなくちゃ行けない理由」をネガティブにあれやこれ考えていたんです。
が、よく見るとコレ違うじゃん!!!!
それからはこの写真一枚で分かる違いを写真の明るさなどを変えて検証してみた。
直ぐにわかるのは、取っ手のベルトを固定する角リングの大きさ。
縁取りテープの織りかたや本体の素材の織り目・・・
でも、寸法はほぼ同じだろう。ベルトの太さから見てもバランスは殆ど変わらない。

たぶんDAKARでHRCが使っていたのを見たか、そのメカニックから借りて作ったんだろうね。
MOTORSPORT -  DAKAR 2013 - PART 1欲しい!と誰かが思うものを作るというのは職人冥利に尽きます。

本物は高いからと言うことを耳にすることもありますが、それには理由があるんですよ。
どんな理由かって?それは分からない人に言っても始らないのでここでは割愛(^^)そもそも高いってなによ

この形になるまでに細かな修正を何度も指摘してくれた一流のメカニックに申し訳ないんです。と言うより、自己満足だけで売れない良い物を作っていてもダメなんですけどね。その点はもっと努力しなくちゃいけないなと思います。
ソックリな工具巻きに腹を立てているんではなくて、やっぱりうちの工具巻はみんなが欲しがる形なんだと言うのもわかったし、もしこの真似た工具巻がうちより機能性をアップしたものなら、今度はうちがそれ以上の機能性を持ったものにするね。工具がつまった状態で広げた写真が見て見たいな。

まぁこれが競争と言うものでしょう。おかげでやる気がわいてきた。野口マークの工具巻を誇らしげに持って世界で活躍するメカニックたちを思いながら製作に励むことにします。