モチまき

そもそもなぜモチをまくのだろう。祭り事でもまくし、昔は新築の家の屋根からまいているのもよく見た。小学校の修学旅行では、私の地区はいまだに帰宅前に神社に寄ってモチをまきます。なんで修学旅行の終わりに??と思うのですが、続いているので止めることができないそうです・・。

今回のモチまきは「厄年の男」が厄払いでまくモチです。まぁ、自分の厄を、モチをまいて祓うと言うことですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

厄年の男が台の上に上がり始めると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんに人がモチの下に集まってきます。太鼓の合図でまかれます。それはもう、みんなそんなにモチが大好きなのか?と言うくらい必死に拾います。中には小さな子供たちを押しのけて拾う大人もいます。なんなんでしょうこの盛り上がりは。私は、小さな子が押しつぶされないように見張っていましたが、容赦なく降り注ぐモチが目と鼻に同時に当たり、余りの痛さにリタイヤでした。

そして、モチまきにはメインイベントもあります。大モチといわれる直径30cmのもちを最後に投げるます。。これの取り合いは、それはそれは見苦しいです・・笑。ラグビーじゃないんだから!って言うくらいボール、いや大モチを抱え込んで地面に丸くなったりしてる人もいます。そんな状態の人から大モチを奪おうとする人もいるんですから、いやはや・・。田舎のルールは、大モチを拾ったら直ぐに割って周りに人に配ることになっています。なんかいわれはあるんでしょうが知りません。知らない人は、満面の笑みで、丸のまま持ち帰ります。ほんとは教えてあげたいけれど、そんな大モチが欲しいのか?と言われるのもなんなのでみんな黙っていますね。そうは言っても、大人も子供も大興奮するイベントなので、続けばいいと思っています。

そんな光景を樽酒に入ったお神酒を飲みながら眺めていました。