浅間火山軽耐久レース 第5戦

今回で6回目の出場となる浅間火山軽耐久レース
昨年は参戦したレースすべてで優勝してシリーズチャンピオンとなり、今年は栄光の固定ゼッケン1をつけての参戦。第一戦はリタイヤ。それから諸般の事情によりエントリーは見送り。そして満を持して今回はニューマシンを投入し、ゼッケン1の意地を見せると言う。

車は福島の友人のマイカーセンターエヅレが、毎晩夜遅くまでかかって仕上げたスペシャル。内装から外装のデザインまですべて彼がやってくれてます。ほんと、彼がいなければこのレース参戦はありえません。今回のマシンはヴィヴィオの4WD。

いまま
で1号車として使っていたトゥデーは2号車として使用することに。ヴィヴィオのこのドアを見れば、やる気度の高さというか、このレースに対する意気込みが少し感じられるかな。上の黒のネットは当社製。チーム員ができる限り手伝えるものは手伝わなきゃね。(しかし、ネットには裏と表があるから、間違えないようにと言ったのに・・裏で取り付けてある・・・こういったところが江連さんらしくて好きなんです)

そして各部のチェック。それぞれのシートポジションの確認や各部の動作チェック。ちなみに彼は池町佳生。毎回スタートドライバーを務めてもらってます。今回の参戦は12台。昨年に比べて台数が増えたし、何よりパドックにおいてある車の本気度が、かなりアップしているのが見てわかる。しかも、排気音がレーシングサウンドに近くなってるし・・。これは今回も厳しいレースになりそうだ。ブリーフィングが始まり、今回のコース図を手渡された。いつもととは逆周りで、しかもコースの大外を回るのでスピードがかなり出そう。先日の雨で地面がスリッピーだし、素人ドライバーの僕としては恐怖のほうが先立ってしまう。スタートグリッドは恒例のくじ引きで決定。狭くて抜きどころの少ないこのコースでは、グリッドの位置が勝敗を左右すると言っても過言でないくらい重要なんです。そしてくじ引きの結果・・1号車10番・・・・2号車11番・・・・。優勝候補はポールポジション・・・。よし、第一ドライバー頑張ってくれ!

スタートの混戦がバラケ始めた30分後、2号車のトゥデーがストップ。幸い、ピットインゲートの直ぐ近くだったので押してピットイン。エンジンが急に止まったと言う。

原因を探るべくエンジンを見ると、タイミングベルト切れ・・・・・。まさかのタイミングベルト。そして、第2第3ドライバーは乗らないまま今回のレースが終了。残念。1号車が順調に順位を上げ3位を走行。

 

1時間も経つと周りの車にもトラブルが出始めてくる。パンクや各部品の脱落などなどなどなどなど・・・・

そもそも、市販車の軽自動車を、凸凹のダート道でアクセル前回で走らせるのだから、車が持たないのが当たり前と言えば当たり前。
壊すのか壊れるのか。5時間と言う長丁場では、信じられないところが割れたり抜けたり折れたりするんです。

右の動画(写真クリックで動画ページ)を見ると少しは雰囲気が伝わるでしょうか。ストレートの終わりにあるギャップ。飛ぶというか跳ねると言うか、これは運転してると結構な衝撃なんです。しかもスピードはかなり出てます。

隣のピットはいつもの人たちのいつもの光景が・・・(^^)

そして、僕の交代時間。車は特に異音もないし、エンジンも好調。前回泣かされた水温も今回は安定している。

しかし、みんなの速いこと。なんとか3位と言う順位を少しでも維持して、なるべく順位を下げないで次につなげたい。

4週目に入ったとき。さっきの動画であったあのギャップを通過した瞬間・・バリバリバリーーーーと言う音と煙が・・・終了・・・・

 

その時の模様を、大友人が動画で編集してくれました(youtubeに飛びます)

抜けてますね。

しかも、漏れてますね。

残念ですね。

これで、今回のレース終了。うーーーん。悔しい。

優勝が見えていたとか、そういう問題ではなくて、せっかくみんなで遊びに来たのに人が走ってるのを、指をくわえて見ているだけってのは悔しすぎます。

直ぐにでも帰りたい気分になってしまいます。

 

また次がある!と言うことで、気分を変えて今後の車の煮詰め方など話しながら、お昼も過ぎておなかも減ったことだし、これも恒例になってるパスタでも作ろうとなった。

お腹が減ったままだと、イライラ度も上がってきますからね。

先ずは美味しいパスタを食べて、泥まみれの車を綺麗にしてやろうと段取りしていると、アルデンテで茹で上がった全員分の貴重なパスタを持ち上げた彼が・・・・・

 

パスタもリタイヤ・・・・・・

レースで言えば、壊したほうの部類ですね。壊れたと言うどうしようもないトラブルではなく、気を使っていれば避けられた問題。みんなからそうとう責められていたなぁ(^^)

結果はリタイヤでしたが、今回も楽しい週末レースを送ることができた。そろそろ、色あせてきた1号車と2号車のシートを張替て、気分を変えて次のレースに挑もう!