震災の津波に飲み込まれたCRM250。
津波の数日後に瓦礫に下になっているの発見。
そして、持ち主の東京の友人が自宅に引き取り、
コツコツコツコツコツコツコツコツコツ・・・・・・・・・・
髪の毛ほどの隙間にもびっしりと詰まっているヘドロ。時間経過と共にどんどん錆びていく部品。
海水をたっぷり吸ったシートだけは、うちで修理させてもらった。
一旦真水につけて塩出ししてから完全乾燥。
そして、きれいに化粧直しの張替をさせてもらった。
彼の作業に比べたらお手伝いのうちにも入らない。
それはもう、途方もない時間をかけて彼は組み直し、そして完成したCRM。
自分もバイク乗りなだけに、写真見るだけでオーナー共々嬉しくなっちゃいますね。
限られた人生の中でバイクに乗る時間なんて微々たる物だけど、その微々たる時間が限られた人生に与える影響は少なくないんだ。
復活したCRMがみんなに与える影響も少なくないことは確かだな。