チームランドクルーザー モロッコテスト Test for Dakar2013

まだチーム体制の詳細は発表されていませんが、2013ダカールラリーに向けてチームランドクルーザーが動き出しました。
2012ダカールラリーで2号車のナビを担当した田中選手のフェースブックから写真を拝借しました。

おーーー、見覚えのある港。スペインのアルメリア港だよなぁ。トゥアレグラリーもこの港からだったなぁ。テストはメルズーガの砂丘なんだろうな。

野口装美はDAKAR2013に出場するチームランドクルーザーのシートクッションをサポートすることに決定しました。
2013のサポートで8年目となります。
最初はポルトガルでしたね。バイクで出場する友人のサポートを兼ねて現地でクッションの調整をしました。

ダッフルバッグに材料ぎっしり詰めて現地へ。

その場で細かな調整をします。車のシートはこれが出来るからいいですね。バイクだと現地で調整はまずできません。

この時、現在チームランドクルーザーの1号車のドライバーである三橋選手は日産に在籍していました。

細かな不具合を修正します。ミシンが無いので手縫いですね・・。

ダカールの現場は5回ほど行ってますが南米はまだ一度も行ったことがありません。もちろん出場する夢は持っているのですが、先ずは現地視察に行きたいです。カバンにクッションの材料詰め込んで行っちゃおうかな。

オリジナルウレタンフォーム  Material

シートに限らず椅子に絡んだ仕事をしているとウレタンフォームとは縁が切れない。

当社の倉庫はいつもこんな感じで椅子用のウレタンがぎっしり

チップウレタンやスラブウレタンの貼り合わせやカット品など様々な形状で詰め物にしたり、板に貼り付けてクッションとします。これらは主に家具用ですね。

ウレタンには硬さや密度など数多くの種類があり用途によってそれらを使い分けています。

バイク用のウレタンはこれらとは少し特性が変わり、家具では殆ど使わない硬さや密度のものとなります。

今までは数社あるウレタンメーカーの既存品からバイク用に最適なものを選んで購入していましたが、もう直ぐ当社オリジナルのウレタンが完成します。

写真では分かりづらいですが発泡のきめの細かさは従来品とは比べ物になりません。硬さ、密度、弾力など様々なバイクシートとシチュエーションに対応できるように数種類を試作中です。
オリジナルのウレタンを作ることで今までできなかった加工も可能になり、また、今まで出せなかった乗り心地も出せるようになります。お楽しみに。

「座」と言う漢字 kanji character

職業柄「座」と言う漢字はよく使う。

座面 座巾 座位置 座板 座クッション など。

パソコンで打ち出すことが多いけど、直接、板や布に書くこともある「座」

先日の新聞にこんな投書があった。
・・・・夕刊漫画で「座」と言う字が何度も出て来る回があり時の一番下が「土」になっていました。・・・・・

???「土」ではいかんの???

どうやら縦棒は長く書くのが成果。

こうです
座るという漢字なので、「土」の上に人が座っているという意味で捕らえれば「土」でも良さそうなんだけど、 縦棒が長くなることでなんとなく「背もたれ付きの椅子」に座っているという絵にも見てきた。何故縦棒が長いのかまだ調べ切れていないけど、まぁそんな解釈でいいや(^^)

自分の手で漢字を書く機会が減ってきたけど、たまに書くか漢字が間違っていたり、忘れて漢字が書けなかったりしないように、たまには自分の手でお手紙など書いてみよう。

 

なんでもはるよ!クラタスの秘密工場に行ってきた。 The Secret base

なんでも作るよ。の倉田光吾郎さんから久しぶりの連絡があった。もちろん内容はクラタスだ。それのシートの打ち合わせ。そして、いわゆるその道のプロたちが集まって顔合わせをすると言う事なので早速某県某所にある秘密基地へ出かけた。

その基地は深い森の中にあります。

クラタスが立っていた!でかい!前回見たときよりすごく大きく見える。しかも腕がついていないのにこの迫力だ。

後ろにはおなじみのボトムズのスコープドックが静かに立っている。

いつ見ても、この握りこぶしは惚れ惚れするなぁ。

今回集まったのはいわゆるその道のプロたち。広告、広報のプロ、法律のプロ、プログラムのプロ、映像のプロ、パシリのプロ・・。いや、冗談です。いや、そうは言ってもパシリも極めればプロとなりうるな。パッと動く、パッと判断する、かゆいところに手が届く。そんなパシリのプロは現場に絶対必要だ。まぁアーティスト倉田光吾郎ありきで動いている人たちなので、全員がパシリではあるね。愛を込めて言っているわけですから勘違いなされぬよう・・
話がそれた。
いずれにしても、その中に椅子のプロとして参加させてもらえるのは光栄なことです。

倉田光吾郎さんが作るクラタスを動かすためのに必要なのは動きの制御プログラム。そのソフトV-Sido(ブシドーと読みます)を使って、製作と同時進行でテストが繰り返されています。そして最近こんな動画が・・「V-Sidoを使ってロボットにパヒュームの振り付けをさせてみた」です。えぇぇ??パヒュームぅ?と言わず動画を見れば、その制御システムのすごさが伝わるかと思います。と言うか、これを個人で開発ってどういうことなんだろう。どこかの国からお呼びがかかりそうなのだけど・・・ハカセ!その見た目からは想像ができないくらいすごいぞ!!!「アキバの狂犬」と言われることだけのことはあるな。

とりあえず、コクピットに乗ってその高さやそこからの眺めを体験させてもらった。なんか、このまま動かして工場を破壊してどんどん進んでいきたい衝動に駆られるな。

そうそう、本題。今回は瓦礫に埋もれた状態ではなく、コクピットに「丁寧に」納められていたシート。

さぁ、これがどう変わるかお楽しみに。
シートだけではなく、内装も なんでもはるよ!

 

 

Baja500 JCR/HONDA レース前のピットの画像 Before the battle

レース前のピットの画像をJCR/HAONDAの花輪さんからいただきましたのでアップします。

工具巻きもこの日のために準備したようなものなのです。

まだ余韻に浸ってる状態です。何度もJCR/HONDAのCRF450Xに取り付いたシートを見てジワジワとこみ上げてくるものがあります。あのスーパースター、ジョニーキャンベルのチームに野口マークがあるわけですから。

それより、調子に乗ると欲も出るものでこの写真がホットパンツだったら完全にアメリカンなイメージで今度の広告に使えたなぁと(^^)
さぁ仕事だ!がんばろう!