6連覇!!!2011ダカールラリー チームランドクルーザー市販車部門優勝 


やりました!
チームランドクルーザー市販車クラス6連覇達成!


チームの皆さん、おめでとうございます!
ランドクルーザー生誕60周年という年に、6連覇と言う偉業です。
いやーーうれしい!
昨年のファラオラリーで総合3位になり、今回のダカールでもトップカテゴリーマシンに混じって総合順位でも12位と言う市販車では考えられない順位につけた三橋ドライバー。市販車クラスでは昨年に続いて2連覇達成です。
その実力はダカールラリーの主催者も認め、今回のダカールオフィシャルHPで「市販車クラスでは彼に勝てるものはいない」と紹介されたくらいです。

そして、その6連覇のチームにシートを供給できた当社も、何気にかっこいいじゃないかと自画自賛です。
集中力を維持し、肉体の疲労を軽減し、より快適で、今回よりも更にいいシートが供給できるように一歩ずつ進んで行きたいです。競技も仕事でもそうですが、しっかりと積み重ねたものはゆるぎないものとなり、更に積み重ねることで他の追従を許さない。実力と言う物はそんなものだと思っています。しっかりとした実力をつけるために、常に積み重ねる努力を続けていきます。




2011 DAKAR  ダカールラリーも大詰め


砂丘地帯を抜けた後は、山岳地帯というか画像のように涸川を縫うように走るステージが延々続いています。
こうした道は、大きな穴があったり、水で洗われた裂け目の様な凸凹が多く、特にバイクは走りづらいですね。
しかし、ラリー終盤でも600kmを超えるステージで難易度も高いとなると、参加者の疲労は相当なもんでしょうね。
チームランドクルーザーの三橋選手は現在総合12位。
クラストップは余程のことがない限りひっくり返されることはないでしょう。
それより、いくらランドクルーザーのポテンシャルが高いとはいえ、重い市販車で総合12位につけている三橋選手の走りは、それ相応の評価を受けるべきだとは思うんですけどね。
まぁそれはこのままゴールしてから考えよう。
あと一日!

バイオディーゼルアドベンチャー

山田周生さんから年賀状が届いた。
もう5年も経つんだなぁ。
山田さんは、ランドクルーザーの車内にバイオディーゼル燃料精製プラント(オリジナル設計)を積み込み、廃食油(てんぷら油)を集めて地球一周をし、現在も廃食油を集めながら日本一周をしています。
当社はその車のシートを改造させていただきました。


バイオディーゼルアドベンチャーの軌跡はここからどうぞ

以下転載
バイオディーゼルに関わり、約5年の歳月が経ちました。バイオディーゼル燃料を使い2006年に日本縦断、ヨーロッパ視察走行、バイオバイクでオーストラリア縦断。2007年ダカールラリー参戦、そして地球一周。2009年からは日本一周をスタート……と、各地で廃食油を集めながら地球を走る旅は、現在延べ12万キロを走行したことになります。
このプロジェクトは単にバイオディーゼル燃料で走るだけではなく、多くの方とお会いし、交流し、意見を交換する事こそが大事な目的だということを改めて感じています。旅先ではじつに様々なジャンルで活動をしてされている人々を訪ねました。自然エネルギーやバイオマスエネルギーにチャレンジする企業や研究者、自給自足をしている方やアーティスト、学生など……。彼らと語り合い、ライフワークに耳を傾けるうち、じつに多くのことを学びました。そのひとつひとつが宝物です。
これでも駆け足で日本を回っているつもりですが、一つ一つの出会いが濃く、当初の予定していた距離を遥かに上回り、日本一周の走行距離は現在までで3万6千キロ。1年8か月が過ぎようとしています。それほど日本が興味深いので、3年でも足りないくらいまだまだ立ち寄りたいところばかりです。
日本一周は、東北→東京間を残すのみなりました。
早ければ今春にはゴールを遂げることができそうです。
(なにせ廃油を集めながらの旅。先はわかりませんが……!!)
転載終わり
今日もどこかでてんぷら油を集めながら、いろんな人と出会い楽しいお話をされているかと思います。

NOREV ミニカー 日野レンジャー 2010 ダカールモデル

前にも紹介したNOREVのミニカー
NOREV
今年も日野レンジャー ダカール2010モデルが届きました。


ウインカーレンズの後ろに小さく当社のステッカー・・。でも良いんです。
これがうちの誇りなんです。

ミニカーはこれで4台目となりました。
2005 2007 2009 2010モデルとなってます。
年代で微妙にカラーリングが違います。
日野レンジャーの歴史でもあり、当社の歴史でもあります。
日野レンジャーは日本レーシングマネージメント(JRM)の菅原親子がドライブしています。
会長の菅原義正さんは、ダカールラリーの連続出場でギネスブックに載ってる方なんですよ。

JRMの日野レンジャーには、2003からシートクッションのサポートをさせていただいております。
一度だけですが、ルマンにあるJRMのガレージお邪魔させていただいたことがあります。
ガレージも素敵だったのですが、ルマンといえば、そう、ルマン24時間耐久レース。
そのコースの一部(といっても公道なので特別ではありません)をレンタカーで走って興奮したのを覚えています。

菅原さんが、ライノ(小さなバギー)でモンゴルに出場された時もシートを作らせて貰ったり、車に限らずバイクのシートなども色々長いお付き合いをさせてもらっています。色々貴重なアドバイスをいただいて、その結果が今の当社のクッションの構成を決めているといっても過言ではないですね。

日野レンジャーの挑戦20年目となる2011ダカールラリー。
カミオンクラス優勝期待しています!

FERRARI F355 CHALLENGE OMPフルバケットシート  完成

12月の中旬頃作業の予定でしたが、予定よりも早く作業をすることになりました。
お客様との打ち合わせは前回のブログをご覧ください。

届いたシート単体で見てもウレタンが劣化して全体的にやれているのがわかります。
ウレタン劣化によって弾力がなくなり、その為に出る表皮のたるみ、シワも酷い状態です。

まだ、弾力があるように見える部分も、指でこすると粉状にポロポロと砕け落ちます。

劣化したウレタンは再利用できないので、全て取り除きます。

クッション部分を当てて、シェル部とのクリアランスを確認しながら、シェルに新しいウレタンを貼り付けていきます。

当然、座面や背面のウレタンも新作します。シェル、背面、座面とウレタンの硬さは全て違います。
今回はドライバー席にT-NETも挿入して、薄いながらも底付きのしないクッションにしました。
全て新作するので、厚みやホールド感を自由に変更できます。

完成です。

今回使用した表皮材はアルカンターラ。アルカンターラを使用した場合、アルカンターラを証明するタグを取り付けます。
しっとりとした感触で、適度な滑り止め効果もあり、本革などに比べて蒸れずにメンテナンスも容易です。
フルバケに限らず、一般車両やキャンピングカーのベッドなど、椅子に関するものなら新作から張替まで当社では随時承っております。お気軽にお問い合わせください。