レカロシートの底についているハンモック状のラバーマットの破断でお困りの方は多く見えると思います。
ゴムなので、経年劣化で突然断裂します。
ラバーマットが断裂してしまうと、クッションが落ちてしまい乗ってられません。

こうなったら終わりです。
みなさん苦労して修理されているみたいです。
そこで代替品で修理します。

純正部品もあるのですが、椅子などの底に使用する特殊な布。ポリエステルエラストマーとポリエステルで構成された丈夫で弾力があり、伸びない材料です。
ゴムや帆布などで補修も可能ですが、この材料が最適だと当社は考えます。
ゴムベルトやバネなどのクッション材の補助として使用しています。
ベニアをくりぬいて、この布を張り、ウレタンを乗せて張り込みをすると、見た目の薄さよりも大きなクッション性が得られます。
どんな布かと言うと

この椅子に使われている物とほぼ同じです。
ただし、修理に使う物は見えない場所なので、目の詰まったごつい物となります。

はい、出来上がりです。
このシートは3年ほど前に、当社で張替えをしたものでした。


表皮の皺もなく、型崩れもなく、まだまだ使える状態に職人も喜んでおりました。

ユニフォーム
今年のユニフォームはポロシャツにしました。
いつもは半袖の作業服だったけど、2枚着て作業するには暑い。
会社内は全て冷房が効いているが、それでも暑いです。
汗をかいて、その汗が高級な布にシミを付けるのはよくありません。
それと、お客様と打ち合わせをしたり、納品に行ったりする時だけ作業服を羽織って行くのも面倒だし、羽織っただけはやはりだらしがない。
服装に自由はあるかもしれないけれど、ちゃんとした物を作ってる会社の人間が、サンダルにヨレヨレのTシャツではいけません。きちんとした身なりで、きちんとした物を作ると言うのは大事なことだと思っています。

社員それぞれ、ポロシャツの色はバラバラなんだけど、胸に当社ロゴマークを刺繍して統一感を出してみました。

ハラコ
ハラコで椅子を張っていただけませんか?
そんな依頼を受けました。
ハラコの椅子と言えば

コルビジェのこれや

イームズのこれなんかを見たことがある。
そもそもハラコってどこで買えるのだろうか。
早速、取引のある革屋さんへ問い合わせると色々わかった事があります。
そもそもハラコ(腹子)は母牛の体内にいる段階の子牛の革であり、数も少なくもちろん大きさもない。
なので流通量も少ない。
なので、ハラコと言う名前で「ポニースキンやホースヘヤー」が代用?されている場合が多いみたいです。
一般的と言うか、手に入りやすい物として風合いが似ている「ホースヘヤー」なら取り扱いがあると言うのでサンプル帳を見せてもらった。


なるほど、良く見るタイプのハラコです。これはプリント柄と染めですね。
これはこれで何かに使えそうです。
いい勉強になりました。
お客様は本物を希望されているので、ふわっとして、柔らかい感じな本物のハラコを現在探し中です。

ヴィトラデザインミュージアム
友人からメールが届いた。
一枚の添付写真があった。

あぁぁぁ
ヴィトラハウス・・
行ってきたんだ。
いいなぁ。
一度は現場に行かなきゃと思っている場所です。
10数年前「いす100のかたち」と言う、ヴィトラデザインミュージアム所蔵の椅子100脚が豊田の美術館に来た事がありました。
その時は社員全員で見学に行きました。
椅子屋だけに椅子は大好きです。
見るのも作るのも座るのも大好きです。
展示してある椅子はどれもこれもため息の出る椅子ばかりでした。
その一覧本がこれです。

ショップで本は買ったけど、当時はそのお値段ゆえに手が出なかったヴィトラ製のミニチュア椅子は、布や木や金属全ての質感が1/6スケールでも忠実に再現されており、それはみごとなミニチュアでした。
いずれこれらをコレクションしたいと思っています。
友人からは、ヴィトラハウスの外観1枚だけの写真だったので、「早く中を見てきなさい」というメッセージととらえて近い将来見学に行ってきます。



