KTM 450 RALLY REPLICA SEAT 完成

二回のフィッティングテストを経て、ようやく完成しました。お客様の地元が雪が多いところということもあり、時間をかけて何度もやり取りをして形状を詰めていきました。

前回の作業については前のブログをご覧ください。

Part ①       Part ②

最初の形状変更では、着座位置の前後長をなるべく伸ばす方向でと言う要望がでましたが、高さを維持したままでは厳しいことも判明。

重要なところはCの部分を下げられるかと言うことだったが、実際には5mm強下げ、シートのショルダー部をなだらかにすることで変化をつけることができました。

↑と言う、お客様の写真と共に形状OK!の承認をいただきました。
表皮はエクセーヌのブルーとブラックの組み合わせ。以前も同じ組み合わせでKTM640ADVの シートを張らせていただいております。

白い車体にブルー&ブラックのシート、そして砂漠と青い空が良い感じなんです。

チェックカード入れも同色のビニールレザーで、ラリーレプリカと同じ形状で製作。しかし、このチェックカードの使い方が私にはよくわからないのです。何故このようになっているのか・・。絶対意味があるはずなんです。その意味が知りたい。実際は透明部分をスタンプが押せるように切り抜いて、一度チェックカード入れたら後は入れっぱなし、スタンプも押しっぱなしと聞いたけど、最近のCPはスタンプばかりでもないから・・あーーわからん。今度現場で見てこよう。

お客様より
 今日シートを受取り早速バイクに取り付けてみました。スポンジ状態のシートとは明らかに違うエクセーヌに滑り感が絶妙で、早く走り出したくてたまらなくなりました。

お客様のブログでもご紹介いただきました 【北狐RACING・外伝、『ゆるぅ~く行こうぜ』】

いよいよ、戦闘開始ですね!向こうで暴れまわってください。期待しています。

 

 

 

2012  トゥアレグラリーに参戦します。 

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

有限会社野口装美/ノグチシート
代表取締役 野口英一

さて、私野口は今年3月に行われるトゥアレグラリーに参戦します。
既にエントリーは済ませ、今は練習あるのみです。マシンはKTMの450か525か・・まだ決まっていません。
レース期間中のことは、ミサイルファクトリーの小川さんとチームカイザーにお任せしてあります。
このラリーではカイザーは自らも走り、何度も優勝経験があります。小川さんもよく知っている人なので、安心してサポートを任せられます。*当社のお客様も以前カイザーのサポートで参戦されました。
そして、バイクが決まり次第シートを作ります。もちろん自分用のラリースペシャルです。シート屋が自分のシートに座らなくては意味がありませんからね。過酷なシートの実験はそうそうできないし、自分自身でいろんなことを確かめられるのも楽しみです。

シートのテストも重要だけど、こうしたワクワクする遊びから少し遠ざかっていたので嬉しくて仕方ないのです。だって楽しそうじゃないですか。この楽しさを知らずしてシートも語れません。理由なんてそれだけです。(でもちょっと怖いんですけどね)砂漠を走っている自分を想像するだけで、ニヤニヤしちゃうんですよね。とにかく行かなきゃ分からない!それだけです。このブログの読者の方は、少しだけ応援してください。よろしくです。

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今年はJCR/HONDAへのシートサポートも決まり、何かと楽しく忙しくなりそうです。憧れていたアメリカのオープンエリアを、思い切り走ると言う夢も現実となってきました。夢と言う言い方は大げさですね。いずれにしても今まで思い描いてきたことが現実になってきたことは事実。
そうそう、思い描いてきたと言えば、これを忘れてはいけません。搭乗できる対戦型ロボット クラタス 今年はいよいよ動き出します。(・・はず、です。倉田さん頑張ってください)この操縦席のシートを作らせてもらえるので楽しみです。コクピットに乗り込んで、敵を討つイメージ満点です(^^)

とにかくイメージは大切なんです。

と、コタツでみかん食べながら書いています。

元旦

さて、先ずはダカール!

 

 

 

KTM 450 RALLY REPLICA SEAT2

前回紹介したKTM450 RALLY REPLICAのシートの改造の続き。

最初に聞いたお客様の要望を踏まえて、当社なりに出した結論と言うか形状。
それを一旦お客様に送り、またがってテストしてもらいました。

先ずはお客様からの感想と要望です。
(お客様の許可を得て本文掲載させていただいております)

今日、シートを受け取りました。
各部のエッジがぞくっとするほどきれいですね。
 

早速、車体に取り付けてまたがってみたのですが、かなり足付き性が良くなっていますね。ありがとうございます。
(ぐっとマシンが身近になりました!)

色々とポジションを替えたり、サスペンションの沈み込みを増やしたりして何度も試してみたのですが、もう少し座面が低くなれば文句無しというところです。

あちこちに千枚通しを刺してシートベースまでの厚さを確認したのですが、一番低さを稼ぎたい場所が一番余裕が無いんですね・・・

プロである野口さんを全面的に信頼していますので、最終的には『おまかせ』ということになってしまうのですが「もし可能であれば」というつもりでリクエストをいたします。

実際にまたがってみたところ、乗車時も停車時もオシリはA~Cの範囲で収まっています。
そこでA~B~Cの範囲を可能な限り薄くしていただいて(赤ライン)、A以前とC以降は実際にはレース中もほとんどまたがることの無い場所なのでA、Cに自然につながるような形であればOKです。
そして下がった座面にあわせて座面の肩(赤テープ)も若干斜めに落としていただければと思います。

写真その他

そうなんです。とにかくクッションが薄いのです。薄い中での居住性の確保と、足つき性の確保と言う相反する内容。

1回目の形状確認で、着座位置の前後範囲の中でできる限りフラット感を出せばかなり理想に近づくと言うのが見えました。しかし、このCのポイントがかなり薄い・・・。

とにかく改造の着地点が見えてきたので、もう少し考えてみようと思う。

 

 

 

KTM 450 RALLY REPLICA

私がシートの加工を始めた頃からのお客様がKTM450RALLY REPLICAを購入された事をFACEBOOKで知った。まだ国内にはこれ一台??その性能は、今までのダカールをはじめとする数々のラリーの結果でわかっている。いやーーー、乗ってみたい。
そのお客様のFACEBOOKからいくつか写真をお借りして

デカールが何も貼っていない真っ白な状態でもその造形に惚れ惚れします。

さすがラリーマシンだけあって、ヌードにするのに差ほど時間がかからないとの事。

 以前、当社でシートを作らせていただいたKTM640ADVと並べた写真。この640もファラオラリーなどを走ってきたマシン。こうして見ると、シート高さは50mm以上の差がありますね。いやそれ以上か??

そして

今、当社にこのKTM450RALLYのシートがある。このシートを加工させてもらえるのは嬉しい。
以前加工したKTM660RALLY REPLICAのシートと並べてみた。

そのスリムさは一目瞭然です。しかし、シートはいつものごとく硬く、しかも薄い。一番厚い所で40mm・・40mm・・・着座ポイントが一番厚いのでまだ助かるが、これを下げて快適にというのは少々頭を悩ませます。ダカールラリーのトップのシリルデプレやマルクコマなどはこのシートでまったく不満はないのだろうか。一度話を聞いてみたい。ほとんどスタンディングとは言え、座ることもあるだろう。ワークスライダーとしてはそれは言ってはいけないのかも知れないけど、やっぱり現場で聞かなきゃ駄目かな。と、現場に行く言い訳をいつも探してまるんです。

表皮は、今までのラリーレプリカはバックスキンだったけど、今回はイタリアのアルカンターラかな。(ちなみにイタリアのアルカンターラ社のアルカンターラと国産のアルカンターラは組成からして違います。ここでは長くなるので割愛します)

さて、先ずはじっくり眺めてシート改造しますか!

 

 

 

KTM SEAT いろいろ

最近加工したKTMのシートいろいろです。

いつもお世話になっているインパラ様からの依頼品です。

↑ 690DUKE サンドレザーB-12とY-03の組み合わせです。

690DUKE 座面にD-01+サイドはY-03
690DUKEは特殊な製法で作られたシートですが、当社では張替を含め形状変更など幅広い要望にお応えします。

いつもの125DUKE こちらは座面にD-01 サイドにY-03 オレンジステッチ

座面にパンチングエクセーヌ サイドはY-03 オレンジステッチ。インパラ様で好評発売中です。

250EXC-F SIXDAYS  個人様からの依頼。アンコ盛をして張替。座面はアルカンターラ、サイドはプレーンな黒レザー。ロゴはガンメタ。ガンメタは光の加減でシルバーにも見えたり、黒く見えたりもします。チェックカード入れも装着。これは縫い付けもできますが、破れの問題もありPPテープを裏側に回して、タッピングで止めています。なので、取り外しも容易です。

350EXC-F  B-32のつや消し黒レザーで張替。