ダカールラリー 休息日

ダカールラリーも半分が終わり、休息日に入っています。
一日休みがあると、もちろん休養ができるのですが、プライベーターや問題を抱えた車のチームなどは、この日に多くの修理や整備をしなければならないので大変です。

途中の大きな砂丘が凄くきれいです。
さて、シートのサポートをさせてもらっているチームランドクルーザーですが、ただいま市販車クラス1位。しかも2位に6時間以上の差がついてしまっている。
総合でも16位と言うのはすごい事なんですが、中々この凄さを伝えることもできないので歯がゆいです。
もう少し、テレビや新聞に出ないかなぁ。
昨夜、ほんの少しですがドライバーの三橋さんとインターネット電話で話をしました。
まぁ、他愛のない話でしたので後半戦の走りはどうするのか聞くことはありませんでしたが、このままクラス優勝に向けて抑えて走るか、それとも市販車で総合1桁入りを目指すか?
チームの考えもあるだろうし、本人の気持ちもあるだろう。観客の立場から言わせて貰うと、もっと攻めて欲しいですね。
しかし、厳しい戦いをしている中で、自らライブ映像を送り続けているってのも凄いなぁ。
まだまだ、先は長いので毎日楽しみです。

今朝の空

朝6:30
ゆっくり走り始めて、東の空が青くなってきた。

この時間の極めて雲が少ない空が好きです。
誰かが言ってた「宇宙色の空」です。
さて、昨日から野口装美は始動しております。
今年の目標!と言う物は毎年作ってはいませんが、ここ数年やってきたことは「口角を上げる」「眉間にしわを寄せない」「背筋を伸ばす」・・・って、それ目標とは違うような・・・
まぁいいのです。
今朝走って、歩いて気づいたのですが、正しい歩き方、綺麗な歩き方とは?と疑問に思ったので、今年は先ず、綺麗な歩き方マスターから始めようと思います。
今年も野口装美をよろしくお願いいたします。

バイオディーゼルアドベンチャー

山田周生さんから年賀状が届いた。
もう5年も経つんだなぁ。
山田さんは、ランドクルーザーの車内にバイオディーゼル燃料精製プラント(オリジナル設計)を積み込み、廃食油(てんぷら油)を集めて地球一周をし、現在も廃食油を集めながら日本一周をしています。
当社はその車のシートを改造させていただきました。


バイオディーゼルアドベンチャーの軌跡はここからどうぞ

以下転載
バイオディーゼルに関わり、約5年の歳月が経ちました。バイオディーゼル燃料を使い2006年に日本縦断、ヨーロッパ視察走行、バイオバイクでオーストラリア縦断。2007年ダカールラリー参戦、そして地球一周。2009年からは日本一周をスタート……と、各地で廃食油を集めながら地球を走る旅は、現在延べ12万キロを走行したことになります。
このプロジェクトは単にバイオディーゼル燃料で走るだけではなく、多くの方とお会いし、交流し、意見を交換する事こそが大事な目的だということを改めて感じています。旅先ではじつに様々なジャンルで活動をしてされている人々を訪ねました。自然エネルギーやバイオマスエネルギーにチャレンジする企業や研究者、自給自足をしている方やアーティスト、学生など……。彼らと語り合い、ライフワークに耳を傾けるうち、じつに多くのことを学びました。そのひとつひとつが宝物です。
これでも駆け足で日本を回っているつもりですが、一つ一つの出会いが濃く、当初の予定していた距離を遥かに上回り、日本一周の走行距離は現在までで3万6千キロ。1年8か月が過ぎようとしています。それほど日本が興味深いので、3年でも足りないくらいまだまだ立ち寄りたいところばかりです。
日本一周は、東北→東京間を残すのみなりました。
早ければ今春にはゴールを遂げることができそうです。
(なにせ廃油を集めながらの旅。先はわかりませんが……!!)
転載終わり
今日もどこかでてんぷら油を集めながら、いろんな人と出会い楽しいお話をされているかと思います。

2011 ダカール情報

水戸市大場町・島地区農地・水・環境保全会便り

友人のサイトに、順位の見方やイリトラックの見方、GPSの詳しい説明が書いてあります。
ブログのタイトルとは裏腹に、マニアでも知らない内容が盛りだくさんので覗いてみてください。

DAY2の映像。あのミニはステージ7位?って聞こえたが・・
まだまだ楽しみは続きます。

2011 ダカールラリースタート

2011 1/1 アルゼンチンのブエノスアイレスからダカールラリーはスタートしました。
これから16日間南米を舞台に戦いが繰り広げられます。
市販車クラス6連覇を狙うチームランドクルーザードライバー三橋淳選手は、日本のダカールファンのために大会中にできるだけライブ映像を届けると頑張っています。

映像はここから見れます。http://www.jun38c.com/wps/ustream/jun-tv/
今後の放送予定もここでチェックしてみてください。
僕もスタート時は朝から眺めていました。砂漠の走行ライブ映像が見れれば最高なんですけどね。砂漠からだと電波が届かないかな。
そういえば衛星放送なんて言葉は最近聞かなくなりましたね。インターネットで、しかも携帯電話からクリアな映像が送られるなんて素晴らしいです。
ダカールラリーの創始者 故ティエリーサビーヌの言葉
「私にできるのは、“冒険の扉”を示すこと。扉の向こうには、危険が待っている。扉を開くのは君だ。望むなら連れて行こう」
中学生の時に聞いたこの言葉にやられたまま、現在まで至っております。
僕が挑戦するなら冒険に違いないけど、実際のレースは安全についての設備がすごいです。
例えばイリトラック
これは全選手に取り付けられた位置確認システム。現在何処にいて、走っているのかとまっているのかも分かる。動かない場合、主催者から連絡が入り安否の確認もできるようになっている。
バリース(ビーコン) これは発信機ですね。車体に取り付けるのですが、自分でスイッチを入れたり、クラッシュして動けない場合は他人がスイッチを入れて現在地を主催者に知らせてくれる。

矢印の先に丸いステッカーがあって、それがバリースの設置場所だと誰が見ても分かるようになっているんです。
サンチネル 後方から迫って来る車両と言う物は砂煙で見えなかったり、そもそも見なかったります。バイクの場合は特にそうです。ホーンを鳴らしても、後ろからだと聞こえづらいのです。なので、後ろから車が来たときや、前走者に追いついて中々抜けない場合などはこれを鳴らします。けたたましい音と、フラッシュライトで後方から接近を知らせます。

バイクはこんな感じで取り付けます。
欲を言えば、その下に写っている大きな黒い箱。GPSなのですが、これがもっと小さくなるといいんですけどね。
2kgくらいあるんです。もっと重かったかな・・・
それと、常にドクターヘリは飛び回っており、クラッシュしても素早く現場に到着できるようになっています。
レーシングスピードが安全だとは言いませんが、広大な大地で全員の位置確認とこれらの安全装置によって、安心して「冒険」ができるようになっています。
さて、これからゴールまで目が離せません。