3連勝!!! 浅間火山レース

今回で参加回数3回目となった浅間火山レース
優勝しました!!!
参加3回全てで優勝しました!
3連勝です。
いやー、うれしいです。
ちなみに浅間火山レースとは、浅間山の麓でレースの規格に合った軽自動車を使用し、ダートコースを5時間に渡って競い合うレースです。ドライバーは1時間以上運転してはならず、休憩は30分以上取ることになっている。なので、各チーム3人以上でワイワイやっているところが多いですね。

左が浅間山です。
前回のレースで使用した車は終了してしまったので、今回はNEWマシンを投入。
イエローのボディーを丁寧にサンドペーパーをかけてマットな処理を施した、HONDA TODAY(ポシェット)
オートマ車をマニュアル化して、ボディーの各部をスポット増しし、走行以外に必要ないものは全て取り外した。


もちろんシートも新しい物を投入。アルカンターラを使用し、赤いステッチでアクセントをつけ、クッションはパリダカスペックとなっています。ドライバーの身長差があるので、シートの位置が交代時に前後するため、その時にロールバーに干渉するところを予めカットしておいたのは正解だった。
まずはドライバー紹介

株式会社マイカーセンター エヅレの江連さん。この男がいなければ、今回の3連勝はおろか、レースに参加することもなったでしょう。

池町佳生バイクでダカールラリー総合10位をはじめ、車に転向後もクラス優勝を獲得するなど国内外で活躍するドライバーです。
そして、私の3人
もう10年以上、いや、もう直ぐ20年になるんじゃないのか・・の付き合いになる友人たちです。
ちなみに今回は、2005年、2007年と2度のPWRCチャンピオンを獲得した日本人最速ラリードライバー新井敏弘さんも会場にきていました。サーターアンダーギー食べながらお話です。

先ずはピットを作ります


回を重ねるごとに本格的になっていきます。
合間を縫って腹ごしらえ

軽く朝ごはんの モチです。

スタート順はあみだくじで決めます。
前回に続き、3番グリッドを獲得。
幸先のいいスタートです。

スタートからしばらくは、エースドライバーのにがんばってもらいましょう。

順調にトップで周回を重ねていきます。
が、時間と共に路面状況が悪くなってくると、車にもダメージが出てきます。ショックアブソーバーが抜けたり、オーバーヒートを起こしたり、疲労してきたドライバーが起こす事故。


車同士の接触事故はあまりないのですが、単独での転倒や立ち木へ突っ込んだりは多くあります。
全てのチームが、トラブルを抱えながらもゴールを目指します。
我々の車にもトラブルが起きました。
ラジエターのステーが外れ、エンジンルーム内で踊っています。
応急処置をします。水も減っているので補充。


脱落してなくなった緩衝材を、代替品で製作してます。
慌てるのではなくて、とにかく作業は急ぎます。瞬時に対策を考え実行します。腕を組んでる時間もありません。
1周2分もかからないコースなので、例えば5周差をつけてトップを走っていたとしても、10分もピットストップしていたら逆転されてしまうのです。
今回もお昼はトマトスパ!
シェフ池町の作るトマトソースはほんとおいしいです。

ちゃんとパルメザンチーズをかけて、バジルもパッパと。

主催者が用意してくれたスイトンもおいしかったです。
耐久レースでは、満タンにしてあるガソリンだけではレース全てを走ることができません。
なので、途中でガソリン補給をします。
僕たちのチームは、バイクなどにも使うクイックチャージャーを使用。

これだと20リットルのガソリンがものの数秒で入れることができます。
なにより、これがピットの前においてあるだけで、ぐっとレーシーな気分になります。
楽しさはそのイメージ作りからが大事ですね。
トップを走ってはいるものの、3時間を経過した頃にペースダウンするTODAY号・・
どうやら、2速が使えなくなってしまったようです。
このコースで一番使う2速が使えなくなるのは厳しいですが、3速ホールドで走ることは可能なので、攻める走りではなく現在の順位を維持するために丁寧に走ります。
が、3速ホールドの車はコーナーの出だしがもたつくので、気持ちはその10m先にあるのにモタモタモタ・・。
ここで、3速まで壊れたら全てがパーなのでとにかく壊さない走りに徹します。
ドライバーの速さはもちろん必要なのですが、車が壊れては何にもなりません。
耐久レースは速さと、車をいたわる走りも同時に必要なんですね。

最初はフラットだった路面も、時間の経過と共に掘れて轍が深くなってきます。
この轍がくせもので、そのわだちに足を取られてひっくり返ったり、車の下回りをヒットさせて壊してしまうことが多くあります。
そして5時間が経過し無事終了。
楽しかったー。軽自動車といっても、そのスピード感は十分だし、バイクとは違ったコントロールが必要となる車のレースは、走るたびに新しい発見があって楽しくて仕方がありません。
また機会があれば出たいですね。



ちなみに今回はもう一台走らせたんです。
その報告はまた後日。