アルカンターラ・エクセーヌの汚れ落とし  Be careful

あぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・なんてこと・・・・・

ある方がバイクを貸して、借りた方が洗車して返してくれたまでは良かったのだけれど、高圧洗車機でブシャァー!!!!しかも至近距離で、高圧洗車のノズルはたぶん真っ直ぐ噴射・・・そうすると、エクセーヌやアルカンターラの表面はこのようになってしまいます。もう直りません。張替です。
タグからすると、これは5年以上前に作ったシートで、この高圧洗車機による跡以外、毛羽立ちや毛玉、そしてシートウレタンへの水の浸入は認められませんでした。
こうならなければ、まだ数年問題なく使える状態でしたね。

シートをつけたまま高圧洗車機を使うことは問題なのですが、やはりシートに直に当てるのはビニールレザーの場合でも避けたほうが良いと思います。
また、車体の裏側から洗う場合も、シート裏からは水が侵入する恐れがありますので気をつけてください。できれば、シートは外してブラシで洗うといいですね。

当社のシートは防水加工が施してあるので、洗車に関してそれほど気を使うことはありませんが、やはり程度というものがありますのでよろしくお願いいたします。

ビニールレザーシートで張り込んだシートの洗い方
水道の圧力でホースから出る水を直接シートにかけてもかまいません。
汚れていれば洗剤と柔らかめのブラシでこすります。
洗剤の残りがないように水で流します。おわり

エクセーヌ・アルカンターラで張りこんだシートの洗い方
ビニールレザーシートと変わりはありません。
ただし、表面はビニールレザーよりもデリケートなのでブラシは柔らかいものでこすってください。できればブラシも円を描くようにこするのではなく、後ろから前に一定方向に流すようにこすってもらえるといいです。
洗剤を流した後は、乾いたウエスで水分を拭き取ってください。
これも、ブラシと同じく後ろから前に毛並みをそろえるように拭き取るとよいです。おわり
末永く当社のシートを使っていただくために、汚れなどの落とし方などわからないことがあればお気軽にご相談ください。

 

 

 

BMW R1150GS-ADV

お客様からの依頼内容は、9年目を迎えたシートのモデファイを考えていると言う事でした。200kmくらいでお尻が痛くなるのを解消したいと言う事でした。また、干渉するうちまた部分を少し削り、乗車中の前へのズレを防ぐために少しアンコ盛をする。でした。

お電話でも打ち合わせをして、カバーはアルカンターラ+ビニールレザーの組み合わせ。切替は写真のようにシートにテープでラインを入れていただきました。

シート形状は前部をシェイプし、シェイプした部分の座面を10mmアップ。着座部にT-NETを挿入。カバーはアルカンターラのGR+黄色部分はB-14

お客様からいただいたツーリングレポート
野口装美さま
こんばんは、まずは丁寧な作り込みありがとうございました。
写真の通り、ボディーカラーともマッチし、車格がワンランク上がった様な感じです。
今回、タンクのデカールも黄色に貼り替え、チョット雰囲気の変わったadvになりました。
シルバー×赤は尖がり過ぎているようで、この位の色合いが大らかな1150にはあっているのではないでしょうか。
乗った感じは、1センチのupも違和感がなく、以前のシート表皮で感じていた前方に滑る事もなくなり腰の落ち着きが良く着座位置も自由度が上がった感じです。
走り出しでは、やや固めに感じた座面でしたが、お尻の痛みもどうやらプラス150キロは先延ばしでツーリングが楽しめそうです。
雨男ではないので、降雨には恵まれませんでしたが、集中豪雨の時などがやや心配です。
今回のツーリングでは、約1000キロの走行でしたが、大いに満足出来る結果でした。
また、気付いた事がありましたらメールさせて頂きます。

—————————————————————————————

ご満足いただけたようで安心しました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

BMW R100GS

BMW R100GSのシート改造依頼は割りと多く、要望もさまざまです。今回はアルカンターラで張替えをしました。サイドはビニールレザーB-05となっています。ロゴペイントやアルカンターラのロゴの取り付けなどは、無料で行っておりますので依頼時にご連絡いただければ対応します。

R100GSの張り込みは写真のように、ブラインドリベットでプレートを固定する方法で行います。

張替は、さまざまなパターンで可能なのでお問い合わせください。

 

BMW R80 SRのシート取り付け

いつもシート改造の依頼をいただくグラッツェミレ様よりBMW R80にSRのシートを取り付けたいが、形状やタンクとの合わせが良くないから、お客様の希望に沿った内容で改造して欲しい。とのことで、何度かメールのやり取りを重ねた後、実車を持ち込まれました。

言葉で聞くと、SRのシートがR80の車体に合うのかなと思っていましたが、こうやって少し離れて現物を見ると、違和感なく付いています。

しかし、シートの幅やタンクとの当たり面、お客様が希望する高さも出ていません。

タンクとの当たり面もこの通りです。

そして完成です。指示された形状を出し、表皮も指示通りのデザインと色で張りこみました。

シート幅も細くなっています。

タンクとの合わせ面もこの通り。隙間もなく自然で綺麗です。

打ち合わせ前に、お客様が検討されたシート幅、高さ、張り替えデザインが記されたダンボールの型紙。こうした指示があるだけで、お客様のイメージにかなり近づけることが出来ます。イメージがなければ、どうしたら良いのかもご相談ください。体型に合わせた形状や、シート表皮のデザインまで当社からご提案させていただきます。