BMW R1150GS-ADV  1万キロ走行後のインプレ

BMW R1150GSアドベンチャーのシート改造のご紹介です。

お客様からの要望は以下の通り
・・・今春、BMW R1150GS-Aに乗り換えました。長距離を走ると、尻が痛い、滑る、微妙にシート高が低く、しっくりこないといった症状でした。オプションの純正ハイシートに変えようと思いましたが、どうせなら憧れの野口シートへと 思いHPを覗いたところ、同じBMWアドベンチャーが掲載されておりました・・・
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何度かメールでのやり取りを重ね
アンコ盛+前へのズレを防止するために若干前を多めに盛る。
衝撃吸収材T-NETの挿入
張替生地はアルカンターラDGR+赤部分はB-01
ロゴマークはエンボス加工
そして出来上がったシートがこれです。
R1150 (1)R1150 (2)R1150 (3)お客様がこの夏、シート加工後1万キロ走られ、そのインプレッションを送ってくださいました。
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昨年シーズンオフにシートの張替をお願いしたBMW R1150GS-ADVです。
今シーズン、1万キロ走ったインプレとお礼をメールさせていただきます。
シートの硬さ、高さ、サイドのシェイプ加減等、全てパーフェクトです。
連日600キロランでしたが、問題の尻痛が無くなった上、足付きに余裕が出て快適なツーリングが出来ました。
ありがとうございました!
アルカンターラは滑らず、真夏の暑さも軽減してくれました。
心配だった雨は走っている時は気にならなかったのですが、キャンプ中の雨ざらしでの出発時はなかなかシート表面が乾かず撥水加工でもあると乾きやすいのでは?と感じました。
シートでここまで快適になるのなら、金額も安いと感じます。
このシートに出会えて本当に良かったです。ありがとうございました。

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ご満足いただけて製作側としてもとても嬉しいです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

BMW 1000S 前下がりの解消など

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お客様からの要望は以下の通りでした

現在使用している純正シートはすべるため、すべらない材質の表皮に張替と、ポジションが前下がりになっているのを補正したい。また衝撃吸収剤を挿入することで長距離が楽になるのであれば試してみたい・・・

何度かメールでのやり取りを重ねて、以下のように内容が決定しました。
1.前下がりの対策としてシート前部を盛り前への体のズレを防止。盛る量についてはシート先端から緩やかなカーブでライダー部後部に繋ぐ感じ(+30-40mm)
2.盛った部分を両サイドシェイプして足つき性は現状もしくは極力足つきが悪くならないようにする。
3.衝撃吸収材T-NET挿入
4.張替のカバー地 ライダー部 B-33 タンデムC-01 間に赤のパイピング

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シートが完成し、届いて直ぐのインプレがお客様から届いたので転載させていただきます。

本日シートを受け取りました。
早速取り付けて、一時間程度走行しました。
正直な感想としてブレーキ及びシフトペダル、ブレーキ、クラッチレバーの調整が必要、またアンコを追加したことによるポジションの変化についてある程度の慣れが必要かと思いました。
ただ、慣れが必要なほどシート高が増しているのにもかかわらず、足つき性について
はビックリするほど、変わりがありませんでした。
サイドをシェイプするだけでこれ程効果があるとは思っていませんでした。
懸案だったシートのすべりも解消されました。
スタイリングについては大変満足しています。赤色のストライプもアクセントになって結構良かったと思っております。思い切って赤色のシートも考えたのですがパイピングで止めて正解でした。あえて難を云うなら少し表皮が浮いているかな・・・、しかし形状的に無理があるので全面接着なら対応できるかもしれませんが、まあ変に縫い代があるより良かったです。
新車から購入して、14年も経過しているので、本当は乗り換えを考えた時期もありま
したが、シートを変えてますます愛着がわいてきました、乗り換えはしばらく先になりそうです。今度車両を入れ替えたら早い時期にお世話になろうと思います。

よく質問されるシートカバーの浮きについて。
成型されたシートウレタンに綺麗にカバーが密着していることが理想ですが、そり上がりがきつい場合などはカバーを張ることにより少し浮く場合がございます。
浮きを防止するために接着剤で固定してから張りこむこともありますが(現にBMWなどでは座面部分のみ接着されたシートが多いです)やがてはがれが発生し、くっついている所とはがれた所ができて見苦しくなる場合があります。また、接着する部分が硬くなってしまうという弊害もあります。なので、当社では出来るだけ浮かないような型取りをし、適正な引っ張りで張り込んで、それでも浮く分に関しては許容しております。浮いていてもそれがシワになったり乗り心地に影響がないからです。浮いた部分には常にテンションがかかっているからです。

アンコ盛で乗車姿勢も変わったにもかかわらずサイドシェイプで足つきに変化がなかったということで安心しました。この辺りのシェイプが当社の得意とするところです。

長く付き合った愛車が、シートを換えた事で更に愛着がわいてきたというお話をいただき、そういった感想がいただけると製作者冥利に尽きるなと思う次第です。ありがとうございました。

BMW K1200RS シート張替

BMW K1200RSの張替のご紹介です。
36_lBMWK1200RSノーマルシートは1枚のビニールレザーで張りこんであります。
ノーマルは少し滑りやすいビニールレザーかなと思います。
DSCF0107これをエクセーヌの黒(A-25)とC-01で張り替えました。
DSCF0110DSCF0132DSCF0108やっと酷暑が過ぎた感じがありますね。
いよいよ、バイクシーズンかなと思います。
旅のお手伝いに野口シートはいかがでしょうか。
ご相談は随時承っております。よろしくお願い申し上げます。

BMW R80GS シングルシート取り付け

BMW R80GSにシングルシートを取り付けたいがどうしたらよいでしょうか。と、いつもお世話になっているバルコム広島様より依頼を受けました。

先ず送られてきた写真がこれです。取り付けたいシートをフレームに乗せただけの写真。そもそもこれはR80用のシートではありません。
S-画像 001

固定もされていない状態ですが、見た目にまぁまぁ収まっていますね。
当社から遠い所にあるショップ様なので、車体の持ち込みは無理があるということで写真と加工途中のシートのやり取りで、形を付けていきましょうと言う事になりました。この方法であれば、送料の負担は増えますが何度も取り付け確認ができますので安心なのです。
S-DSC06700S-DSC06725シートカバーとウレタンを取り外し、シートベースのみにして車体固定できるようにベースのカットと固定用の加工を施した状態です。このとき重要なのがタンクとの当たり面のクリアランスです。そういった細かな指示をこちらから出させていただき、ショップ様で加工いただきます。

S-DSC06748一度目のウレタン加工でこのようなことになりました。タンクからウレタンがはみ出ています。どう見ても大きすぎます。何枚かの写真とともに寸法も出してもらって再度加工です。
S-DSC06765S-DSC06762二度目の確認では隙間が開きました。ここまでこれば、後はスムーズにいきます。
S-DSC06801S-DSC06802ウレタンの隙間や着座での形状確認が終了後、張り込みをして完成です。多少時間がかかり、お客様にも採寸等のご協力をいただきますが、その分しっかりとフィットするオリジナルのシートができます。
アンコ抜きやアンコ盛だけではなく、個人でもオリジナルシートに興味をもたれている方のご相談も承ります。

 

BMW R1200GS

いつもお世話になっているBMW Motorrad Balcom様のご依頼で製作したシートのご紹介です。

HP2パイクスピークをイメージしたR1200GSの製作です。
b_cat_00010407カラーは赤/白/青のトリコロールです。

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これを装着すると

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カラーリングされた車体にしっかりマッチしています。かっこいいですね。
S-DSC05986張替はご希望のデザインにお応えすることができますので、お気軽にご相談ください。

カバー地のサンプルも各種取り揃えておりサンプル帳もございます。

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