国八食堂

先日高山に行ってきました。
着いたのがちょうど昼だったので高山ラーメンでも食べるかなと考えていたところで、ナビを見ると旗が立ってる。
そうだ、ずいぶん前に来ておいしかったからナビにマーク入れておいたんだった。
国八食堂
ここの豆腐鉄板焼き定食630円(安!)がすごくおいしいんです。
メインは豆腐(だと思ってる)だけど、イカやホルモンどれもおいしい。
3-4人で行ってそれぞれ別のメニューを頼んでつつきあうと幸せが倍増です。

国八と書いてあります。

車なので・・・

ジュゥゥゥーーーーって言いながらおばちゃんが鉄板をぶら下げてテーブルに持ってきてくれます。
何とも言えない塩加減でご飯に乗っけて食べます。
おいしかったなぁ

バイクシート ウレタンのこと

良く聞かれること。
シートのウレタン(スポンジ、クッション材)は
硬いほうがいい?
柔らかいほうがいい?
結論としては、どっちでもいいんです。
となると話が終わっちゃうけど、お尻の大きさやシートの幅や角度、乗る時間、ソロなのかタンデムなのか・・・いろんなシチュエーションがある乗り方にコレです!というクッションは無いと言うのは正直なところです。
でも、柔らかすぎて沈み込みが大きくてシートベースにお尻の骨が当たったり、硬すぎて着座位置が安定しなかったり、シートの上で跳ねたりするのは良くないですね。
なので、先ずは乗る人の好み優先で柔らかさを決め、その柔らかさとシートの形状やシートベースの形状で硬めや柔らかめに変更すると言う提案をさせてもらってます。
さて、硬さをどうするかの前に一般的な市販車のウレタンがどうなっているか知っていますか?
モールド品と呼ばれる成形ウレタンで出来ています。
型の中にウレタンの原液を注入して発泡させる方法です。

モールド品の断面図です。
表面はスキン層と言われる部分で、被膜のようになっています。
スキン層のすぐ下あたりは写真ではわかりずらいかもしれないですが発泡の密度が高いです。
これは型の中で発泡して型の中で充填されると外側に圧力がかかり密度が高くなるのです。
アンコ抜きをするとシートが柔らかくなってしまった経験はありませんか?
それは、表面層の硬い部分がなくなってしまったからなのです。
最近は発泡不良品を見ることは少なくなりましたが、今まで大きな穴があいていたり、スキン層下の部分が硬すぎて割れた物など数多く見てきました。
当社でアンコ抜きをする場合は、削った後にスキン層の再生に近い形で防水コーティングを施すので極端に柔らかくなったりしません。

全面に貼り付けます。
当社が得意とするのはクッション材の積層です。積層する事によって薄いシートなら底付きしないクッションとなり、分厚いシートなら型崩れしない快適なシートを目指しているところです。
なので、アンコ抜きで薄くなったシートは防水コートしても底付きの恐れがあるので底付き防止にT-NETの挿入をお勧めしております。

コレを入れることで柔らかくても底付きせず、下の写真のように積層を重ねることで厚みのあるシートでも、さまざまな感触を作り出すことできます。

ちなみにオリジナルのスポーツスターシートの中身はこんな感じです。
厚み30mmのクッション材ながら硬さをあまり感じず長距離走行を可能にしてます。

とりとめの無い話になってしまいましたが、ウレタンはシートの要なのでまた書きたいと思います。

かえるさん

カエルさん。わりと好きです。
かわいいからついつい買ってしまって、うちの玄関にも寝転んでたり、座っていたり、ダンスしたりして並んでる。
でもなんでカエル?
調べてないからわかんないけど、縁起もののような感じで言えば「無事かえる」くらいしか思い出せないなぁ。
いつも登る金華山にも自然の岩でカエルに見えるのが「無事かえる岩」として看板が付いている。
無事かえるの他に「もちかえる」ってのもあったな。

これは近所の公園にあった看板。腰の入り方がいい感じのカエル。
さて、
これは最近仲間入りしたカエルです。


ヒゲを描いてみた。

アゴヒゲ追加。
かわいい。

海外からバイクシートの注文

3年ほど前から海外からの問い合わせがチラホラ来るようになりました。
いままでの実績はドイツ 香港 オーストラリア ロシアなど。
ほとんどが「ラリーでおたくのシートを見て触ってまたがって気に入ったから同じ物が欲しい!」ですね。
日本からDUCATI関連の雑誌を取り寄せている人が、当社で作ったドカティモンスターのシートを見て「私の妻にプレゼントしたいので作ってほしい」と言う注文もありました。
さて今回はロシアから。
モンゴルのラリーで知り合い、その縁でシートを作ったパベルから再度メールが来た。

彼のバイクはWR450のラリー仕様。
・・・・僕の友達が野口のシートが気に入ったので作ってくれないか?バイクはWR450Fなんだけどね。作ってくれるかな・・
お安いご用です。
英語は得意ではないけど、英語でのやり取りなら何とかなる。と言うか何とかしなきゃいけないんですけどね。
彼とはモンゴルのレースで知りあったんだけど、私はオフィシャルなので会話する機会がほとんどなかった。だから彼とは、ほんの少ししか会話してないんだ。
ちゃんとした会話なんてチェックポイントで彼が到着して開口一番
「ノグチサーーン。チェックカード入れの蓋が上手く閉まらずパタパタしているうちにチェックカードが飛んで行ってしまったじゃないか!」でした・・。
マジックテープの強度が弱かったみたいで申し訳ないないと謝ると
「いいんだ、なくしたのは俺だ。次作るときは無くならないようにしてよ」って、まぁさっぱりと気持ちのいいこと言ってくるナイスガイのイメージが残っていた。

チェックカードがなくなってチェックポイントで休憩するパベル。
その後メールのやりとりもないまま時間が過ぎて行った。
1年後
友人の山田さん(バイオディーゼルアドベンチャー)がバイオディーゼル燃料を自分で精製しながら地球を一周するというプロジェクトをお手伝いさせていただいた縁もあって、アメリカ、アフリカ、ヨーロッパと順調に進み、道中連絡をもらって旅を見てきた。その旅の終わりが見えかけたところで私にメールが入りました。「バイオディーゼル精製に必要なエタノールが足りない」「ロシアまで持ってこれない?」という冗談半分本気半分の連絡・・
持っていくって、そもそもエタノール持って飛行機に乗れるのか??国内の協力者たちと残りのエタノールでどこまでいけるのか、他に方法がないのかやり取りをしているうちに思いだした。
パベルがいるじゃん!
今、山田さんがいる場所からパベルの住むチタ市までそんなに遠くない。ひょっとすると何とかなるかも。だめもとでパベルにメールを送る。1時間もたたないうちに返事が来た「すべて了解したよ!メールじゃ駄目だから山田さんの携帯番号を教えてくれ」やった!おーーーーっし!早速やり取りをするうちパベルと山田さんはパベルと無事合流して、エタノールからトレーラーの修理など言葉にならないくらいお世話になった。
その時の様子はここに詳しく書いてあります。

山田さんとパベル
人とのつながりの大事さを改めて考えた出来事でした。
うちのシートのユーザーが世界中に増えて行くのもうれしいですが、メール一つで動いてくれる友人が海外にいると言う幸せと、そんな自分が逆の立場になった時にはちゃんとお返しができるように心に余裕と感謝の気持ちを忘れないようにしていなきゃと思うこの頃です。

リス

子供のころは金華山に行くと言えばロープウエイに乗ってリス村でリスに餌をやると言うのが楽しみだった。
金華山の下には岐阜公園があり、昔はペンギンもいたし、小さいけど淡水魚水族館があって、その小さな水槽にびっくりするほどでかいオオサンショウウオが折り重なるようにいたのをいまだに覚えている。
おでん食べたり、トコロテン食べたりもしたなぁ。

いつもは早朝だけど、この日は昼過ぎに登ってみた。
早朝とは違いお客さんが山頂に割と多くいた。雪がちらつく天気でもせっかくだからとロープウエイに乗って山頂まで来たみたい。
いつもは開いていないリス村が営業していたので懐かしいのも手伝いのぞいてみた。
200円を払って革の手袋を渡してもらい中に入る。
おねーさんが革の手袋の上にリスのえさを一つまみ置いてくれて、その手をリスに差し出すと

手にジャンプして乗ってきます。

アホみたいにかわいいです。
軽くなら触ってもいいですよとおねーさんに言われてリスの体をなでるが、思ったほどふわふわではなく固めの毛だった。せわしなく餌をぱくつくしぐさはかわいいです。
昔は係のおねーさんから、ほんの少ししか餌をもらえなくてあっという間にリスに食べられて、とても残念だった記憶が残っているけど、今は3回くらい補充してくれるかな。おかげで長い時間楽しむことができました。